建築設計プラットフォーム
第50回 検索機能を便利に使おう
~検索ウィンドウの紹介~
【概要】
i-ARMのメインビューの左右には、操作の作業を補助するドッキングウィンドウが用意されています。第40回では「アウトプット」機能をご紹介しましたが、今回は「検索」ウィンドウの基本的な使い方をご紹介します。
【操作】
検索ウィンドウでは、条件を入力してオブジェクトを探すことができます。
検索結果のオブジェクトに対しては、
・ビュー上でハイライト表示する
・表示状態やロックの操作を行う
・データブラウザで位置を確認する
などの操作が可能です。
検索ウィンドウは初期状態で画面の右側に配置されています。表示・非表示を切り替えるには、リボンメニューの[ツール]の[ウィンドウ]から[検索]のチェックを変更します。
詳しい操作は、「第24回 ドッキングウィンドウを便利に使おう」も参考にしてください。
【検索方法】
検索したいオブジェクトの条件を入力します。
例えば、”1F 部屋”と入力して、クリックで検索すると、検索結果リストに1階の部屋の一覧が表示されます。
または、入力して[Enter]キーで検索が実行されます。
ボタンで入力文字列をクリアします。
【検索結果の操作】
リストのアイテムをダブルクリックすると、オブジェクトが選択されて、ビューでズームされます。
また、右側のアイコンを操作することで、表示やロックの切り替えを行うことができます。
|
表示/非表示 タイトルをクリックすると一括で変更することができます。 |
|
ロック/アンロック タイトルをクリックすると一括で変更することができます。 |
|
選択/選択解除 タイトルをクリックすると一括で変更することができます。 |
|
カーソルがアイテムにのると表示されます。 データブラウザ上でオブジェクトを確認します。 |
|
カーソルがアイテムにのると表示されます。 リストから除外します。(データ自体の削除はしません) |
アイテムを選択すると、リストの上にボタンが表示されます。
|
選択アイテム(オブジェクト)を削除。データから削除します。 |
|
選択アイテムの表示/非表示を切り替える。 |
|
選択アイテムのロック/アンロックを切り替える。 |
|
選択アイテムの(ドキュメント上の)選択状態を設定する。
|
【まとめ】
いかがでしたか。
検索ウィンドウを活用することで、目的のオブジェクトを素早く見つけ、表示やロックの切り替え、データブラウザでの確認など、効率的に操作を行うことができます。日々の作業スピードや精度向上のために、i-ARMの検索機能を上手にご活用ください。