マンション・住宅の省エネルギー計算
マンションの省エネルギー計算業務を大幅に軽減
SAVE-住宅は、建築物省エネ法に基づく、平成28年省エネルギー基準に準拠した、住宅における省エネルギー計算ソフトウェアです。
住宅・住戸の外皮性能(UA値ηA値)と一次エネルギー消費量の計算、一次エネルギー消費量等級・断熱等性能等級判定や冷暖房費など、多彩な計算・出力機能を搭載。マンション・住宅の省エネルギー設計、届出業務をトータルに支援します。
SAVE-住宅 に関するお知らせ
[2024.01.19] 「SAVEシリーズに連携させるためのBIMモデリングガイド(Revit編)」を公開
[2023.08.15] 「SAVEシリーズに連携させるためのBIMモデリングガイド(Archicad編)」を公開
[2023.03.27] 住宅性能表示制度の断熱等性能等級6・7、一次エネルギー消費量等級6に対応!
SAVE-住宅の特長
集合住宅を最小限の入力で全棟評価
集合住宅では、仕様の異なる全住戸が計算対象となります。入力する住戸の数は、住戸の間取りと外皮パターンの組み合わせで決まり、最小限の入力で全棟計算ができます。
一度の計算実行でマンション1棟分の計算書が完成
従来の方法では入力シートを作成、ブラウザにアップロード、計算結果PDFのダウンロードという手順が必要でした。SAVE-住宅では建築研究所の計算プログラムAPI (Web API)と連携し、計算結果や帳票を取得、表示します。一度の計算実行で評価する住戸の数だけ繰り返し計算実行し、すべての計算書が完成します。住戸の数だけブラウザにアップロードする必要はありません。
プラン反転
プランを「左右に反転」・「上下に反転」できます。基準となるプランをベースに、マンションの複数プランを効率良く入力できます。
外皮面積と熱橋部分の長さの自動拾い
外皮の面積はモデルから自動的に拾われます。また、RC/S造の場合、スラブや柱、梁などによって熱的境界に生じる熱橋は、単純なものであれば建物モデルから自動生成されます。 自動生成できない箇所の熱橋は手作業で入力できます。熱橋部は色分けされた3次元表示で確認できます。
SAVE-住宅の活用方法
CASE01企画・基本設計段階に意匠設計者が省エネ性能を検討(フロントローディング)
意匠的な工夫(方位、断熱、日射遮蔽、開口の取り方、など)が省エネ性能を大きく左右するため、意匠設計者が設計初期の段階から性能を評価しながら検討を進めることが重要です。SAVE-住宅は意匠設計者に親しみやすいインターフェースを備え、モデルを変更しながら、リアルタイムに省エネ性能を可視化する機能を豊富にそろえています。省エネ設計のフロントローディングを実現します。
CASE02複数のプランを検討したい
1つのプロジェクトで複数の検討案を扱えます。基本計画段階で複数のプランを比較したり、平面計画や材料などの条件を変えた案を比較検討ができます。
CASE03ZEH住宅を設計したい
ZEH住宅は、太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーシステムを導入することが求められます。この「創エネ」で創り出すエネルギーが、消費するエネルギーを上回るようにしなければなりません。SAVE-住宅はこの「省エネ量」と「創エネ量」を同時算定し、ZEH評価を行います。
CASE04フラット35で住宅ローンの金利優遇を受ける
SAVE-住宅を利用して算定、出力した計算書類は、長期優良住宅認定の申請図書として利用可能です。長期優良住宅の認定を取得すると、フラット35で住宅ローンの金利優遇を受けられます。