建築設計プラットフォーム
第4回 用途地域を取り込んでみよう
~国土地理情報のダウンロードと利用~
【概要】
国土交通省で公開されている国土数値情報の用途地域データをi-ARMでインポートして利用することができます。
【操作方法】
①国土交通省の国土数値情報ダウンロードページより計画地の用途地域データをダウンロードします。
アップロードされているデータは都道府県ごとです。
今回は東京都のデータをダウンロードします。
②「i-ARMファイルメニュー」-「インポート-GMLファイルのインポート」を実行します。
事前に敷地コマンドなどで緯度経度を設定していない場合は「計画地」タブで位置情報を入力します。(位置情報の設定について)
「ファイル」タブで、①でダウンロードした基盤地図情報のzipファイル(または、zipファイル展開後のフォルダ)を選択します。
「読込設定」タブから読み込む対象や範囲などを変更することができます。
③OKボタンをクリックすると、取り込んだ用途地域データが i-ARMに反映され、地域ごとに色分けされて表示されます。
用途地域を選択してプロパティを確認すると、各用途地域の用途地域種別、容積率、建蔽率のデータが設定されていることが確認できます。
その他の日影規制や高度地区などの詳細な設定については、各自治体ごとに公開されている情報をご確認ください。
国土交通省の国土数値情報を活用して用途地域の設定やモデリングの手間を減らしましょう!