建築設計プラットフォーム
第3回 地図を取り込んでみよう
~基盤地図情報のダウンロードと利用~
【概要】
国土地理院で公開されている基盤地図情報をi-ARMでインポートして利用することができます。周辺状況の確認や道路、周辺建物などを入力する手間を省くことができます。
【操作方法】
①国交省国土地理院の基盤地図情報より計画地の地図データをダウンロードします。
https://www.gsi.go.jp/kiban/ ※ダウンロードは利用者登録制です。
i-ARMでは、基本項目(一般的な地図情報)、数値標高モデル(地形の3次元モデル)のどちらも利用することが可能です。
地図情報をダウンロードします。
②「i-ARMファイルメニュー」-「インポート-GMLファイルのインポート」を実行します。
事前に敷地コマンドなどで緯度経度を設定していない場合は「計画地」タブで位置情報を入力します。(位置情報の設定について)
「ファイル」タブで、①でダウンロードした基盤地図情報のzipファイル(または、zipファイル展開後のフォルダ)を選択します。
「読込設定」タブから読み込む対象や範囲などを変更することができます。
③OKボタンをクリックした後、i-ARMモデルにダウンロードした地図情報が反映されます。
基本項目(一般的な地図情報)のみを取り込んだ例です。
数値標高モデル(地形の3次元モデル)も取り込んだ例です。
地図に載っている建物外形に高さを与えて、周辺街区をおこした例です。
地図情報を活用することで、グッと計画のリアリティが増し、周辺環境や景観のスタディも検討が可能になりますね。