建築設計・製図CAD
第37回 QRコードで図面に情報を追加
~「QRコード挿入」コマンド~
【概要】
「QRコード挿入」コマンドは、URLやメールアドレス、テキストを格納した「QRコード」(※1)を作成し、図面に貼り付けます。
画面に表示された「QRコード」や印刷された「QRコード」を、モバイル端末で読み取り、関連情報にアクセスできます。
WEBから取得したい情報を「QRコード」にして図面に配置しておくと便利です。
例
- 会社の情報がわかるURL
- 担当者の携帯番号やメールアドレス
- 設備機器などの詳細がわかるURL
- GoogleMapの位置情報
など、配置しておくと情報を図面に集約でき、すぐにモバイル端末で確認できます。
※1「QRコード」はデンソー(現デンソーウェーブ)が開発した二次元コードで、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
【操作】
例:ホームページのURLのQRコードを作成します。
① 「コードを入力してください」をドラッグで選択します。
② 右クリックのメニューから貼り付けます。
※URLのみ貼り付けられた状態にします。不要な文字がある場合は、削除してください。
② 右クリックのメニューから貼り付けます。
※URLのみ貼り付けられた状態にします。不要な文字がある場合は、削除してください。


※機種依存文字(環境依存文字)と旧字など一部の文字は使用不可または文字化けします。入力時にはチェックを行っていませんので、必ず作成したQRコードを読み取り確認してください。
設計業務の効率化にお役立ていただければと思います。
【補足】
※「QRコード挿入」コマンドは、DRA-CAD18シリーズ以降のバージョンでご利用いただけます。