建築設計プラットフォーム
第37回 モデルとGISの位置合わせについて
【概要】
i-ARMでは計画地の位置情報(住所、緯度経度)を設定することができます。
この位置情報は敷地の属性として保持され、各種GISデータと連携する際に利用されます。
【考え方】
i-ARMで設定された緯度経度は、具体的にはモデル原点(0,0,0)における値と判断されます。また、真北については方位マークで表現されるように角度の振れで表現されています。これらの情報をもとにGISデータ展開時に位置合わせが行われます。
【設定方法】
緯度経度と真北の設定は敷地コマンドや、敷地のプロパティ(プロパティウィンドウ)から設定することができます。
敷地コマンドからの操作: [位置情報…]ボタンをクリックして、計画地位置情報設定ダイアログを表示します。 |
敷地のプロパティからの操作: [緯度]、[経度]の項目選択時に表示される […]ボタンをクリックして、計画地位置情報設定ダイアログを表示します。 |
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詳しい操作は、「補足:計画地の位置情報を設定する」も参考にしてください。
【Googleマップで確認してみよう】
敷地コマンドの入力シートにある「Googleマップ…」ボタンをクリックすると、設定されている計画地の位置をGoogleマップ上で確認することができます。
【まとめ】
いかがでしたか。今回は、モデルとGISがどのようにして位置合わせを行っているかをご説明しました。位置情報を設定することでGoogleマップ上で計画地を確認できたり、公開されているGISデータを利用できたりと便利なことがたくさんあります。ぜひ一度お試しください。