建築設計・製図CAD 
                    
                第61回 帯筋文字
【概要】
		「帯筋文字」コマンドは、帯筋(フープ)またはあばら筋(スターラップ)の状態を表す記号と文字列を作成するコマンドです。帯筋の状態を表す記号の縦横の本数、鉄筋径、ピッチを選択するだけで、記号と文字列を作図します。
		記号や文字に変更があった場合も、「帯筋文字」コマンドで作成した文字は、クリックで置き換えることができます。
	
		 
	
【操作】
帯筋文字の配置
1.「帯筋文字」コマンドを実行します。
		リボンメニュー:[作図]メニュー→[構造図]パネル→帯筋文字
		プルダウンメニュー:[構造]メニュー→帯筋文字
	
		2.帯筋の状態を表す記号は、縦線と横線の本数をプルダウンリストから選択します。
		3.鉄筋の径とピッチも設定されたリストから選択します。
	
径とピッチのリストは[編集]ボタンから編集できます。
4.[パッケージ化]に?を入れます。
パッケージにして配置しておくと、変更があった場合に記号と文字が置き換えられて便利です。
		 
	
5.実行すると、カーソルに設定した記号と文字が表示されますので、配置します。
		 
	
配置した帯筋文字の置き換え
1.縦線3本、D13に変更します。
		2.[置き換えて作図]に?を入れて実行します。
		 
	
3.配置した文字の上でクリックすると、置き換わります。
		 
	
記号を描かない場合は、縦線、横線をなしに設定します。[-]や[@]はボタンを押すごとに、作図する/しないの設定ができます。設定した内容はプレビューで確認できます。
		 
	
【補足】
※「帯筋文字」はDRA-CAD15以降のバージョンでお使いいただけます。

