建築設計・製図CADDRA-CAD

第57回 配置時に角度を変更する方法

【概要】

図形や文字を配置する時に、角度を変更する方法のご紹介です。
例えば、文字を配置するときに、キーボードの[Ctrl]キーを押しながらクリックすることで、「環境設定」コマンドで設定した角度(※1)で回転して配置することができます。
また、傾斜のある線分に沿って文字を配置したい場合、[Ctrl]キーと[Shift]キーを押しながら線分をクリックすることで、線分の角度を取得して配置できます。
※傾斜のある線分の角度を取得し配置する機能は、DRA-CAD13より改良された機能です。


配置するとき角度を変更


【操作】

■文字を配置時に回転を変更する方法

1.「文字記入」コマンドを実行します。回転は0度に設定します。

  リボンメニュー:[文字]メニュー →[記入]パネル→文字記入
 プルダウンメニュー:[文字]メニュー → 記入


文字記入コマンド

2.文字を回転します。

・文字列がドラッギングしている状態で、[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、左回りに回転します。
・文字列がドラッギングしている状態で、[Ctrl]キーを押しながら右クリックすると、右回りに回転します。

3.角度が決まったところで、[Ctrl]キーを離してクリックで配置します。


[Ctrl]キーを押しながらクリック


■傾斜のある線分に沿った確度で文字を配置する方法

1.文字列がドラッギングしている状態で、[Ctrl]キーと[Shift]キーを押しながら線分をクリックします。

線分の角度にあわせて文字列を回転します。クリックすると左回りに回転、右クリックすると右回りに回転します。

2.[Ctrl]キーと[Shift]キーを離して、クリックで配置します。


[Ctrl]キーと[Shift]キーを押しながらクリック


■「移動」コマンドで配置する方法

移動先を指定する際に、[Ctrl]キーを押しながらクリックします。


「移動」コマンドで配置する場合


■「移動」コマンドで線分に沿った角度で配置する方法

移動先を指定する際に、[Ctrl]キー+[Shift]キーを押しながら線分をクリックします。


「移動」コマンドで線分に沿った角度で配置


※1:「環境設定」コマンドの[操作]タブの[CTRL+クリック回転角]で設定した角度で回転します。
リボンメニュー:DRA-CADメニュー →設定 →環境設定
プルダウンメニュー:[ファイル]メニュー →環境設定

CTRL+クリック回転角

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