建築設計・製図CADDRA-CAD

第53回 平均天井高さの算定

【概要】

DRA-CAD19より、平均天井高さを算定できるようになりました。部屋形状を表すポリラインと高さを表す文字列から、根拠となる求積図、面積表、体積表、算定表が自動で作成されます。


求積図、面積表、体積表、算定表が自動で作



【操作】

使うコマンド:平均天井高算定コマンド
リボンメニュー:[法規]メニュー→[確認申請]パネル→平均天井高算定
プルダウンメニュー:[建築]メニュー→平均天井高算定

1.部屋形状をポリラインで作成します。
2.高さを表す文字を配置します。

高さを表す文字を配置

■ポイント1:
部屋形状は、高さが異なる範囲ごとにレイヤを分けて、ポリラインで作図します。
例では、「勾配天井部分」と「天井高さが同じ部分」に分けて入力します。

■ポイント2:
高さを表す文字列を「半角」、「単位はmm」で入力します。
勾配天井では、各頂点に入力します。同じ高さの天井では、ポリライン内に1つ入力します。レイヤは各部屋のポリラインと同じレイヤで入力します。

3.「平均天井高算定」コマンドを実行し、[OK]ボタンをクリックしてポリラインを選択します。

平均天井高算定コマンドを実行

4.求積図をクリックで配置します。続けて順に、面積表、体積表、算定表をクリックで配置します。

算定表をクリックで配置

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