建築設計・製図CAD
第17回 文字の連番記入
【概要】
「文字の連番記入」は、連続した数字や文字を記入するコマンドです。
連番文字(連番タイプで指定した文字)の前や後に別の文字が追加でき、前後の組み合わせによる記入もできます。通り芯や求積図の符号などで使えるように、円で囲むこともできます。
【操作】
1.「文字の連番記入」コマンドを実行し、連番タイプ(1,2,3,.. / A,B,C,...)を選択します。
2. 図面上の任意の位置をクリックします。この操作を繰り返します。
連番文字(連番タイプで指定した文字)を1つずつ繰り上げて文字を配置できます。
連番文字の前または後に別の文字を追加、連番文字は1つずつ繰り上げる
連番文字の前後に別の文字を追加、連番文字は1つずつ繰り上げる
円の記入、開始記号の設定
連番文字の前に別の文字を追加し、文字を囲む円を作成します。
連番文字の開始記号を設定できます。(下記はX3から開始する例です。)
既に配置されている文字を置き換える
「置換記入」にチェックを入れ、既に図面に配置されている文字を選択すると、文字を置き換えます。
【補足】
※「文字の連番記入」は、DRA-CAD17以降のバージョンでお使いいただけます。
作図作業の効率化にご活用いただければと思います。