建築設計・製図CAD
第12回 修正アシスト
【概要】
「修正アシスト」は、図面内の文字の修正漏れを防ぐための標準機能です。
文字列の修正を行った後、図面内に修正漏れの文字列があると、ステータスバーにインフォメーションマークで通知します。
修正せずにファイルを閉じてしまった場合でも大丈夫です。修正作業を記憶し、履歴として管理しています。再びファイルを開いた際に、修正漏れの文字列があると作業直後と同様に通知してくれます。
「修正アシスト」コマンド
【操作】
1. 修正候補(修正漏れ)があると、ステータスバーにインフォメーションマークが表示されます
2. インフォメーションマークをクリックします
通知内容がダイアログで表示されます。
3. 通知内容から修正する項目を選択し、[実行]ボタンをクリックします
該当文字列が修正されます。
処理種別の違いについて
[一括処理]の場合 : 該当する全ての文字が一度に修正されます。
[逐次処理]の場合 : 画面に該当箇所がマーカーで順番に表示されます。対象の文字を修正するかどうか、確認しながら修正を行えます。
修正アシスト機能を解除する
修正アシストの機能を使用しないときは、ステータスバーのインフォメーションマークのある位置で、右クリックして表示される[文字修正アシスト]のチェックを外すことで、機能を無効化できます。
【補足】
※「修正アシスト」は、DRA-CAD16以降のバージョンでお使いいただけます。
作図作業の効率化にご活用いただければと思います。