入力オブジェクト
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作業ウィンドウに入力できるオブジェクトは、下記のものがあります。各モードにより入力できるオブジェクトが異なります。
また、通り芯の交点を指定して入力するオブジェクト、既存のオブジェクトを指定して入力するオブジェクトがあります。
「住棟部編集モード」:
「住戸」、 「部屋」、 「開口」、 「カーテンウォール」、 「アトリウム」、 「庇」、 「天窓」、 「外部空間」、 「盛土」、 「ドライエリア」、 「地下外気室」、 「空調ゾーン」、 「照明」
「住戸部編集モード」:「部屋」、 「開口」、 「出窓」、 「天窓」、 「庇」、 「屋根」、 「天井」、 「床」、 「小屋裏」、 「壁」、 「基礎」、 「盛土」、 「ドライエリア」、 「柱」、 「梁」、 「パラペット」、 「バルコニー」、 「熱橋」
「戸建編集モード」:「部屋」、 「開口」、 「出窓」、 「天窓」、 「庇」、 「屋根」、 「天井」、 「床」、 「小屋裏」、 「壁」、 「基礎」、 「盛土」、 「ドライエリア」、 「柱」、 「梁」、 「パラペット」、 「バルコニー」、 「熱橋」
■ 入力方法
名称や材料などの属性を設定し、作業ウィンドウ上で形状を入力します。
ここでは、例として「住棟部編集モード」の部屋を入力する方法を説明します。
例:「住棟部編集モード」の【部屋】コマンド

入力されている形状を、[Ctrl]キーを押しながらクリックすることで、取得した属性がダイアログに表示されます。
●2点指示
グリッドに沿って対角にクリックすると形状が入力されます。

●多角形指示
入力したい形状の頂点を順にクリックします。
最後の点(例:点⑥)をクリックした後で右クリックすると、編集メニューが表示されます。
[入力終了]を指定すると、形状が入力されます。

編集メニューでは、指示点のキャンセルおよび終了することができます。
[継続] メニューを閉じて入力を続けます。
[1つ戻る] 指示した点を1つキャンセルし、1つ前の点に戻ります。
[やり直し] 指示した点をすべてキャンセルし、1点目から指示をやり直します。
[入力終了] 最後に指示した点で入力を終了します。
[コマンド終了] 指示した点をすべてキャンセルし、コマンドを終了します。
■ 入力オブジェクトの選択
選択方法は、「単一指定」、「範囲指定1」、「範囲指定2」の3種類の方法があります。
直接、選択ができるオブジェクトは、「住戸」、「部屋」、「外部空間」、「盛土」、「ドライエリア」、「地下外気室」です。
選択モードで表示してから選択できるのは、「外壁」、「外床」、「屋根」、「開口」、「天窓」、「日除け装置」、
「庇」、「カーテンウォール」、「空調ゾーン」、「壁」、「小屋裏」、「小屋裏壁」、「基礎」、「柱」、「パラペット」、
「バルコニー」、「梁」、「熱橋」です。オブジェクトを選択してから、編集します。
●単一指定
オブジェクトをクリックすると、オブジェクトが選択され、青色の斜線で表示されます。

●範囲指定1
オブジェクトを上から下へドラッグして囲むと、指定した範囲(黒色実線枠)に全体が入っているオブジェクトが選択され青色の斜線で表示されます。

●範囲指定2
オブジェクトを下から上へドラッグして囲むと、指定した範囲(黒色点線枠)に一部でも含まれるオブジェクトが 選択され青色の斜線で表示されます。

複数の選択方法について
[Shift]キーを押しながらオブジェクトを選択すると、連続して複数のオブジェクトが選択できます。

部屋と住戸の両方を複数選択後、[Ctrl]キーを押しながら住戸をクリックすると、住戸以外のオブジェクトが解除され、部屋のみ選択されます。

■ 解除方法
入力オブジェクトのない場所でクリックすると、すべて解除されます(いずれの選択方法でも、解除方法は同じです)。

■ ポップアップメニュー
編集したいオブジェクトの上で右クリックをすると、オブジェクトが選択され、ポップアップメニューが表示されます。

※範囲選択でオブジェクトを選択後、右クリックしてもポップアップメニューが表示されます。
※選択したオブジェクトによって、ポップアップメニューの表示が異なります。
[切り取り]/[コピー]
選択したオブジェクトを切り取り(コピー)、クリップボードにコピーします。
[貼り付け]
[切り取り]や[コピー]でクリップボードにコピーされたオブジェクトを貼り付けます。
[削除]
選択しているオブジェクトを削除します。
※部屋を削除すると、関連するオブジェクト(壁等)も削除されます。
※オブジェクト選択した状態で、キーボードの[Delete]キーを押しても削除が行えます。
[フロアコピー]
選択しているオブジェクトを指定した階にコピーします。

[住戸編集](「住戸部編集モード」の住戸のみ)
選択した住戸のモードを、住戸部編集モードに切り替えます。
[住戸に変換](「住戸部編集モード」の部屋のみ)
選択した部屋を住戸に変換します。

[プロパティ]
選択したオブジェクトの属性が表示されます。
[外皮パターンコピー](「住戸部編集モード」の一部の部材のみ)
選択した部材(「庇」、「壁」、「柱」、「梁」、「バルコニー」、「パラペット」)を、他の外皮パターンにコピーします。
※すべての部材(「庇」、「壁」、「柱」、「梁」、「バルコニー」、「パラペット」)を一度にコピーしたい場合は、【外皮パターン管理】コマンドで行います
■ 確認・変更
選択モードを実行した状態で、[Ctrl]キーを押しながらオブジェクトをクリックすると、 指定したオブジェクトの属性が属性パレットに表示されます。

オブジェクトの属性を設定し、作業ウィンドウ上にカーソルを移動すると、[OK]付矢印カーソルが表示されます。
クリックをすると属性を変更することができます(右クリックをすると、変更をキャンセルできます)。
