|屋根

屋根の形状などを設定し、屋根を入力します。
※「住戸部編集モード」では、【外皮パターン管理】コマンドの「外皮パターン概要」で[屋根断熱]を「あり」に設定して
 いる外皮パターンを編集中の場合にのみ、【屋根】コマンドが有効になります。

■ 属性パレット



■ 説明

入 力 項 目 説  明
入力方法 形状の指示方法を設定します。
「2点指示」、「多角形指示」、「下階指定」のいずれかを選択します。2)参照
同じ材料の屋根を併合
する
同じ材料の屋根を入力する時に、屋根を併合する場合に ✔ を入れます。
材料
 単一材
「単一材」、「複合材」のいずれかを選択し、プルダウンリストから材料記号を選択
します。3)参照
 「単一材」 :プルダウンリストから[層構成リスト]で登録されている屋根
        の材料記号を選択します。
 「複合材」 :プルダウンリストから[複合断面材料リスト]で登録されている
        屋根の材料記号を選択します。
 ※[リスト]ボタンをクリックすると、それぞれの材料リストが表示され、詳細の確認
  や選択をすることができます。
 ※リストについては、[概要]-[入力手順概要]-[リストの利用]を参照してください。
 複合材
勾配屋根
 勾配屋根設定
勾配屋根を設定する場合に ✔ を入れます。 ✔ が入っている場合、勾配屋根
のタイプが選択可能となります。4)参照
小屋裏 勾配屋根に配置する、小屋裏の情報を設定します。
 小屋裏名称 小屋裏の名前を入力します。
 分類 「主たる居室」、「その他の居室」、「非居室」のいずれかを選択します。
 外壁
  隣接空間
外壁が接する空間を設定します。
「外気[H=1.0]」、「外気に通じない空間[H=0.7]」、「隣接住戸等[H=0.15]」の
いずれかを選択します。
 「熱損失なし」:住戸の隣接空間で温度差係数を0にする場合に ✔ を入れます。
  単一材 「単一材」、「複合材」のいずれかを選択し、プルダウンリストから材料記号を
選択します。
 「単一材」 :プルダウンリストから[層構成リスト]で登録されている壁の
        材料記号を選択します。
 「複合材」 :プルダウンリストから[複合断面材料リスト]で登録されてい
        る外壁の材料記号を選択します。
 ※[リスト]ボタンをクリックすると、それぞれの材料リストが表示され、詳細の確認
  や選択をすることができます。
 ※リストについては、[概要]-[入力手順概要]-[リストの利用]を参照してください。
隣接空間により、選択できる材料が変わります(詳細は、「【部屋】コマンドの■説明」
を参照してください)。
  複合材
床を入力する場合に ✔ を入れます。
隣接空間 床が接する空間を設定します。
「外気[H=1.0]」、「外気に通じる床裏[H=0.7]」、「外気に通じない床裏
[H=0.15]」、「下階等[H=0.15]」のいずれかを選択します。
 「熱損失なし」:住戸の隣接空間で温度差係数を0にする場合に ✔ を入れます。
  単一材 「単一材」、「複合材」のいずれかを選択し、プルダウンリストから材料記号を
選択します。
 「単一材」 :プルダウンリストから[層構成リスト]で登録されている床の
        材料記号を選択します。
 「複合材」 :プルダウンリストから[複合断面材料リスト]で登録されてい
        る床の材料記号を選択します。
 ※[リスト]ボタンをクリックすると、それぞれの材料リストが表示され、詳細の確認
  や選択をすることができます。
 ※リストについては、[概要]-[入力手順概要]-[リストの利用]を参照してください。
隣接空間により、選択できる材料が変わります(詳細は、「【部屋】コマンドの■説明」
を参照してください)。
  複合材
仮想床 床を仮想床として入力する場合に ✔ を入れます。
土間床 床が土間床である場合や、基礎断熱の場合に ✔ を入れます。4)参照
1)[?]ボタンにカーソルを合わせると、ヘルプが表示されます。

2)指示方法
 「2点指示」、「多角形指示」の入力方法については、【部屋】コマンドと同じですので、「住棟部編集モード」
 の【部屋】コマンドを参照してください。

 下階指示
  入力する下階を指定すると入力されます。


3)[複合断面材料リスト]に屋根(または床)の用途の材料が登録されている場合のみ、「複合材」を選択できます。

4)勾配屋根のタイプ
 「寄棟」、「切妻」、「片流れ」、「片側寄棟」のいずれかを選択します。
 ※勾配屋根は、入力方法が「2点指示」の場合のみ入力ができます。


「勾配屋根」の[詳細]ボタンをクリックすると、勾配設定ダイアログが表示されます。
 A:勾配屋根のタイプが「寄棟」の時

※勾配屋根を配置する際、ダイアログ内の画像の①→②にしたがって、勾配屋根形状が決定されます。

入 力 項 目 説  明
勾配の指定方法 「寸指定」、「角度指定」のいずれかを選択します。
 [寸指定]  :「寸勾配」が設定可能となります。
 [角度指定] :「角度勾配」が設定可能となります。
勾配の統一 各屋根面を、同一の勾配に設定する場合に ✔ を入れます。

 B:勾配屋根のタイプが「切妻」の時

※勾配屋根を配置する際、ダイアログ内の画像の①→②にしたがって、勾配屋根形状が決定されます。
入 力 項 目 説  明
勾配の指定方法 「寸指定」、「角度指定」のいずれかを選択します。
 [寸指定]  :「寸勾配」が設定可能となります。
 [角度指定] :「角度勾配」が設定可能となります。
勾配の統一 各屋根面を、同一の勾配に設定する場合に ✔ を入れます。
階レベルからの
軒高さ
勾配屋根を入力する階の高さからの軒高さを設定します。[補助]ボタン
から計算して「階レベルからの軒高さ」に計算結果が表示されます(詳
細は、「計算補助ダイアログ」を参照)。
計算補助ダイアログ
 [補助]ボタンをクリックすると計算補助(軒高さ)ダイアログが表示されます。
 水平距離を入力し、「寸勾配」または「水平面からの角度」を選択し、[計算↓]ボタンをクリ
 ックすると、「計算された長さ」に計算結果が表示されます。[OK]ボタンをクリックすると、
 「階レベルからの軒高さ」に計算結果が表示されます。


 C:勾配屋根のタイプが「片流れ」の時

※勾配屋根を配置する際、ダイアログ内の画像の①→②にしたがって、勾配屋根形状が決定されます。
入 力 項 目 説  明
勾配の指定方法 「寸指定」、「角度指定」のいずれかを選択します。
 [寸指定]  :「寸勾配」が設定可能となります。
 [角度指定] :「角度勾配」が設定可能となります。
勾配の統一 各屋根面を、同一の勾配に設定する場合に ✔ を入れます。
階レベルからの
軒高さ
勾配屋根を入力する階の高さからの軒高さを設定します。[補助]ボタン
から計算して「階レベルからの軒高さ」に計算結果が表示されます(詳
細は、「計算補助ダイアログ」を参照)。

 D:勾配屋根のタイプが「片側寄棟」の時

※勾配屋根を配置する際、ダイアログ内の画像の①→②にしたがって、勾配屋根形状が決定されます。
入 力 項 目 説  明
勾配の指定方法 「寸指定」、「角度指定」のいずれかを選択します。
 [寸指定]  :「寸勾配」が設定可能となります。
 [角度指定] :「角度勾配」が設定可能となります。
勾配の統一 各屋根面を、同一の勾配に設定する場合に ✔ を入れます。


5)「土間床」の を入れ、[詳細]ボタンをクリックすると、土間床-基礎の入力ダイアログが表示されます。
 「土間床の外周に基礎をセットする」の を入れると、土間床が入力されるのと同時に、その外周に基礎が入力
 されます(詳細は、【基礎】コマンドを参照してください)。


6)屋根の属性変更や材料の変更をする場合は、[選択モード]で表示して変更します(詳細は「選択モード:屋根
 を参照してください)。


■ 操作

    1 . [ホーム]メニューから〔入力〕パネル(または〔外皮入力〕パネル)の[屋根]を選択する


    2 . 属性パレットに屋根の属性が表示される


    ※コマンドを実行後、[Ctrl]キーを押しながら入力されている屋根をクリックすると、屋根の属性を取得することができます。


    3 . 屋根を入力する

    2点指定すると、屋根が入力されます。



    4 . コマンドを終了する

    右クリックで終了します。
    ※別の入力コマンドを実行しても、現在のコマンドが解除されます。