
事務所名 |
株式会社慎設計事務所 |
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設立 | 1984年 | 所在地 | 東京都墨田区 |

「避難検証法」を使い始めたきっかけを教えてください。

丸山様
弊社で担当する物件は物流倉庫が多く、避難安全検証法の適用を多くの物件で行っています。
当初はオレンジ本(避難安全検証法の解説及び計算例とその解説)を見ながらEXCELで避難検証を行っていましたが、
手掛けるプロジェクトが多くなり、手が足りなくなったため御社の「避難検証法」を導入しました。

勝俣様
DRA-CADの開発会社が作っているプログラムなので、国内の建築向けソフトウェアとして信頼できることも決め手になりました。
「避難検証法」を使ってみて、良かった点があれば教えてください。

EXCELでは、扉を配置する場所や避難距離の入力など、使い方の指導・伝達が上手くいかなかったのですが、
「避難検証法」は、CADデータを下絵にトレースしながら「このドアは1号」「このドアは2号」と簡単にグラフィカルな入力ができ、
確認も容易です。誰でも検証法の対応ができるようになり、EXCELで発生していた入力や計算などのヒューマンエラーが改善されました。
「避難検証法」はプロジェクトのどのような場面で利用されますか?

各プロジェクトでは早い段階の概略検討から利用しています。
当社で多く扱っている倉庫では、テナント様が変わるたびに間仕切りの位置が変更になることも多いです。
設計時に避難安全検証法の規定をクリアしても、そこで終わりではなく、実際に建物が運用されていく中で何度も検証し直す必要があります。
「避難検証法」を使うことで、計画変更にも素早く簡単に対応できるので助かっています。
カスタマーサポートを利用されたことがあれば感想をお聞かせください。

以前、1フロア200を超える部屋の案件が来た時に計算できず、サポートを利用したことがあります。
その際は、計算できるように対応したプログラムを後日送っていただいたことがありました。
計算できるように早急に対応していただいたことに安心感が得られました。
また、避難安全検証法の考え方についてアドバイスを貰えることも非常に助かっています。
審査機関にも納得していただける回答をいただき、カスタマーサポートの品質には満足しています。
他の方に「避難検証法」を勧めることはありますか?

クライアントに、避難安全検証法の検討は何で行っているの?と聞かれたことがあります。
「避難検証法」のことを伝えたら、お客様自身が検証するために購入されたということもありました。
「避難検証法」以外にも弊社の「DRA-CAD」や「i-ARM」もご導入いただいておりますが、
各ソフトウェアの良い点があれば簡単に教えてください。

DRA-CADは長く利用させて頂き、弊社ではDRA-CADでの図面作成が多いです。
図面を描くのに手数が少なく済むので、速く描けます。新人が習得する時間も短いです。
「避難検証法」では、その図面を欠損なく下絵にできるのが良いです。
弊社では、i-ARMも導入していて、日影や天空率の検証を行ったところ、
以前使用していたLAB-SS(旧日影計算ソフトウェア)より入力しやすく、機能(特に天空率)が向上していると感じました。
「最後に」
今回は、日々の業務において「避難検証法」をご活用いただいている株式会社慎設計事務所様にお話を伺いました。
「避難検証法」の導入後は、Excelで発生していたヒューマンエラーが解消されたとのことです。
「避難検証法」以外にも、ボリューム検討が行える「i-ARM」や直感的な操作に優れている国産CAD「DRA-CAD」など、幅広く弊社の製品をご導入いただいており、DRA-CADで描いた図面を避難検証法で下絵に使用するなど、ソフトウェア同士の連携を上手に活用されているのが印象的でした。
今回は諸事情により事例公開はできませんでしたが、ご興味のある方は株式会社慎設計事務所ホームページ(作品紹介)で作品をご確認いただけます。ぜひご覧ください。
この度は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。引き続き、弊社建築ピボットを何卒よろしくお願い申し上げます。

