建築設計プラットフォーム
第28回 便利な数値入力の方法を試してみよう
~数値入力欄の紹介~
【概要】
i-ARMの操作を補助する便利な機能の中に、数値入力欄があります。
ダイアログの中に配置されているコントロールのひとつです。基本の使い方は文字用の入力欄と同じになりますが、数値入力に特化した機能が追加されています。
この機会に覚えていただき、便利にお使いいただければと思います。
【数値入力欄とは】
i-ARMで使用する数値入力欄は、文字用の入力欄と比べて数値入力に特化しています。
例えば、
・入力欄にフォーカスが入ったときは半角入力モードになる
・入力した計算式を計算する
・電卓の実行
など、数値入力時に便利な機能を搭載しています。
また、ボタンバーを表示することで、[画面から取得]、[0]、[±]、[初期値に戻す]などを実行することができます。
【ボタンバー】
入力欄左にあるグレーのボタンをクリックするとボタンバーが表示されます。
ボタン |
概要 |
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入力欄の値を0にします。
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入力欄の値の+-を反転します。 |
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指定入力欄と同じ値がセットされます。 |
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画面から位置を取得します。 |
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画面から距離を取得します。 |
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画面から角度を取得します。 |
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初期値がセットされます。 |
【スピンコントロール】
スピンコントロールが設定されている入力欄はスピンの増減値の設定が可能です。
環境設定や右クリックメニューから設定することができます。
増減設定ダイアログ
【計算機能】
演算文字列を入力して[Enter]キーで計算を行い、値が置換されます。
算術の優先順位を決定する括弧( )、+-×÷などの四則演算、 sin やcos などの三角関数を使用して計算を行うことができます。
例1)10 +2 の平均
例2)角度60 度、長さ1000mm の線分のX成分
【電卓の呼び出し】
右クリックメニューから電卓が実行でき、電卓からの数値取得ができます。
i-ARMの操作が便利になる機能は今後も追加していく予定です。
ぜひお試しください。