建築設計・製図CADDRA-CAD

第43回 設定 Part1-スナップマーカーの表示-

【概要】

DRA-CADには、使いやすいようにカスタマイズできる設定が、豊富に用意されています。
これらの設定は、自由にカスタマイズして使っていただくことにより、さらに便利にお使い いただけるようになります。
ここでは、豊富な設定項目についてシリーズでご紹介していきます。


まずは、設定 Part 1では、スナップマーカーを表示する設定についてご説明します。
作図や移動などの編集時には、正確にスナップする必要がありますが、スナップする 位置をわかりやすく表示するのが、スナップマーカー表示です。
スナップマーカー表示をONに設定しておくことで、取る位置やスナップ名が視覚的に確認できます。


スナップマーカー表示


【操作】

初期状態では、「スナップマーカー表示」コマンドはツールバーに表示しています(※1)。

初期状態では

スナップマーカー表示の初期状態はOFFになっています。スナップマーカー表示をクリックすることでONに切り替わります。
再度クリックすると、OFFになります。クリックするごとにON/OFFが切り替わります。

on/offがきりかわります

「移動」コマンドを実行して説明します。
移動基点で端点を取る際に、スナップマーカー表示をONに設定していることで、現在のスナップモード、例では[端点]の文字と、実際に取る位置である[+字マーク]が表示されます。
OFFであっても、カーソルから一番近い位置をスナップしますが、ONに設定しておくことで、視覚的にどの位置を取るのかを確認しながら、正確にマークしている位置を取ることができます。

正確にマークしている位置を取る

「スナップの設定」コマンドでは、マーカーの表示/非表示、スナップ名の表示/非表示、マーカーサイズを設定できます。
スナップマーカー表示がONのときには、ここで設定した内容で表示されます。

領域が配置されます

■※1[スナップ補助]のツールバーが非表示の際に表示する方法
「ツールバーの設定」コマンドを実行し、[スナップ補助]のチェックボックスをONに設定すると、表示します。

スナップ補助のチェックボックス

■ツールバーを使わない方法
リボンメニューでは
●「スナップマーカー表示」コマンドは[補助]メニュー →[スナップマーカー表示]のチェックボックスを    クリックしてONとOFFを切り替えます
チェックボックスにチェックがある状態がON、チェックをはずすとOFF
●「スナップの設定」コマンドは、スナップの右上の[+]ボタンをクリックして実行します。

[+]ボタンをクリック

プルダウンメニューでは
●「スナップマーカー表示」コマンドは[補助]メニュー →[スナップ]→[スナップマーカー表示]をクリックしてONとOFFを切り替えます。
アイコンに枠が表示されている状態がON、枠がない状態がOFF
●「スナップの設定」コマンドは、[補助]メニュー →[スナップ]→「スナップの設定」コマンドを実行します。
スナップの設定


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