建築設計・製図CADDRA-CAD

第10回 前回の選択

【概要】

「前回の選択」は、直前に選択されていた図形を再度選択するコマンドです。複数選択で編集中に選択が解除されてしまった場合に便利なコマンドです。


「前回の選択」コマンド

「前回の選択」コマンド


【操作】

要素を間違えて移動した場合に「前回の選択」を利用する

移動するときに移動先を間違えて配置してしまった場合にも、「前回の選択」コマンドを実行すると、移動先を間違えた図形をワンクリックで再選択し、すぐに移動のやり直しができます。「前回の選択」コマンドを実行する



同じ要素を連続で編集する場合に「前回の選択」を利用する

移動などの編集作業が完了し、対象図形の選択が解除された後に、直前に選択していた図形を再度選択して編集したい場合に「前回の選択」コマンドを利用すると便利です。

「前回の選択」コマンドを利用する



対象の図形と他の図形が複雑に重なっていても、「前回の選択」コマンドを使うことで、対象外の図形のレイヤを非表示にするといった操作をはさむことなく続けて編集作業を行えます。


【補足】

※「前回の選択」は、DRA-CAD15以降のバージョンでお使いいただけます。

※ UNDOや連続延長カットコマンドを実行した後は選択できません。

作図作業の効率化にお役立ていただければと思います。

DRA-CADの
資料・評価版・購入はこちらから。

ページトップへ戻る