建築設計プラットフォームi-ARM

Ver.4の新機能概要

i-ARM Ver.3.0.0.1から追加された機能をご紹介いたします。

法規検討

省エネモデル建物法

省エネモデル建物法の追加

既存のモデルから、省エネ計算モデルを自動生成し、そこからモデル建物法入力シート用のデータを作成します。 計算ではWebAPIを使用することで、Webプログラムに入力情報をアップロードする手間なく計算を行えます。また、各種根拠図の出力にも対応しています。

建築可能空間コマンドの拡張

建築可能空間コマンドの拡張

計画地の敷地の形状、敷地境界線、用途地域などの情報をもとに、高さ制限、日影規制、容積率などを満たした建築可能空間を算出するコマンドです。

既存建物を考慮した計算や、複数の検討結果を確認する機能など、様々な条件で検討できるよう、機能を拡張しました。

データ連携

図面ファイル要素取り込み

図面ファイル要素取り込みの追加

図面ファイルの形状をi-ARMの要素として取り込むことができるコマンドです。 CADファイルからオブジェクトや注釈として取り込みたい場合や、日影規制や天空率などの法規検討で、敷地や計画建物の外形を取り込みたい場合など、幅広い用途でご活用いただけます。

インポート・エクスポート

インポート・エクスポートの強化

LSS、LABファイルのインポートや、3DMファイル、glTFファイルのエクスポートなど、データ連携を強化しています。

プレゼンテーション

パーツファイルの利用

パーツファイルの利用

指定した要素をパーツファイル(.armp)として保存し、別のプロジェクトで簡単に再利用することができます。 パーツファイルはドラッグ&ドロップで簡単に配置することができます。

テクスチャの拡張

影の表現の拡張

テクスチャや点景画像に透過の設定がされている場合に、透過を考慮した影を生成するように拡張しました。

モデリング

入力・編集機能の強化

入力・編集機能の強化

屋根入力、形状頂点編集、穴あけ、面反転コマンドが追加され、さらに便利になりました。

選択操作の向上

選択操作の向上

状況に応じて切り替えて利用する「選択モード」や、要素選択失敗時に選択対象の設定を確認する機能を追加しました。

集計

土地概要情報コマンド

土地概要情報コマンドの追加

建物モデルから土地概要情報をエクセル出力できます。 住所や敷地面積などの土地の基本情報に加え、 地図QRコードや計画イメージを伝える画像の挿入など、 具体的なイメージがつかめる提案書類としてご活用いただけます。

面積表、求積図出力の強化

面積表、求積図の強化

面積表や求積図の出力機能が強化されました。 面積表では部屋やカテゴリの塗属性に対応した図面出力、求積図では求積表のエクセル出力が、それぞれ可能になりました。

出力

図面ビューの印刷機能

図面ビューの印刷機能を追加

法規コマンドで利用する出力図面ビューに印刷、PDF出力機能を追加しました。

2点透視描画

2点透視描画機能の追加

3Dビューのビューツールバーに2点透視描画機能を追加しました。実行すると投影面がZ軸と平行になるように、視点情報を調整します。

実行環境

ライセンスの自動取得/返却

ライセンスの自動取得/返却

複数端末でライセンスを共有して利用する際に認証や解除の操作の手間なくご利用いただけるよう、ライセンスの自動取得/返却に対応しました。

ライセンスの自動取得/返却

エラーレポート

プログラムが強制終了した場合にエラーレポート情報を生成する機能が追加されました。

追加機能一覧

★:新機能です。

操作性
選択モード 状況に応じて選択モードを切り替えることで、要素の選択がしやすくなります。
サムネイル表示 エクスプローラーでパーツファイル(.armp)の縮小画像を表示することができます。
選択 要素選択失敗時に選択対象の設定を確認する機能を追加しました。
アウトプットウィンドウ 自由に文字列を記載しておけるメモ機能を追加しました。
検索ウィンドウ チェック要素の合計面積を表示する機能を追加しました。
Ctrl+Fキーで検索ウィンドウを表示する機能を追加しました。
トレース トレース図形をダブルクリックでトレースコマンドが実行されます。
トレースコマンドで他のビューから設定を取り込む機能を追加しました。
トレースレースコマンドにサイズ合わせの機能を追加しました。
要素の非表示 ビュー単位で要素を非表示にする機能を追加しました。
ビュー表現
二点透視 3Dビューに二点透視描画機能を追加しました。
オプション表示 各階平面ビューオプション表示設定に「下層」を追加しました。
モデリング(入力・編集)機能
屋根入力 勾配屋根を入力することができます。
形状頂点編集 要素の頂点情報を編集することができます。
穴あけ 壁や仕上げに建具の形状から穴を開けることができます。
面反転 指定した面の向きを反転することができます。
マス入力 断面形状を参照する機能を追加しました。
法規計算機能
省エネモデル建物法 既存のモデルから、省エネ計算モデルを自動生成し、そこからモデル建物法入力シート用のデータを作成します。
建築可能空間 複数の検討結果を確認する機能を追加しました。
逆日影のみを計算する機能を追加しました。
計算ルートで逆日影計算の順序を選択できる機能を追加しました。
逆天空率と逆日影で別々に切削方法の低層、高層を指定できる機能を追加しました。
仮想階高さの設定を追加しました。
既存建物を考慮した計算に対応しました。
指定面積未満のボリューム結果を削除する設定を追加しました。
実日影 指定した測定面高さで日影線、日影測定線を生成する機能を追加しました。
敷地境界線 隣地に「法43条2項2号の空地に接する」の設定を追加しました。
建蔽率・容積率 建蔽率緩和条件に「制限免除」の設定を追加しました。
プレゼンテーション
パーツ 指定した要素をパーツファイル(.armp)として保存し、別のプロジェクトで簡単に再利用することができます。
テクスチャ テクスチャに透過(アルファマップ)の機能を追加しました。
テクスチャの透過に対応した影を生成します。
画像保存 ビューの画像保存でサイズや解像度の設定を追加しました。
集計
土地概要情報 敷地の面積や法規情報、地図などの画像情報をエクセルに出力します。
面積表 図面出力時に部屋またはカテゴリの塗属性で出力するように機能強化しました。
「すべて」のエクセル出力で面積以外の情報も出力するように変更しました。
指定プロパティから部屋集計カテゴリを追加する機能を追加しました。
求積図 方位マークの出力に対応しました。
求積表のエクセル出力機能を追加しました。
出力
印刷 出力図面ビューの印刷機能を追加しました。
PDF出力 出力図面ビューのPDF出力機能を追加しました。
データ連携
LAB-SS LSS、LABファイルのインポート機能を追加しました。
図面ファイル 図面ファイル要素取り込みコマンドを追加しました。
図面部品インポートで材質に対応しました。
図面部品インポートでレイヤ単位で変換時に「パッケージごとに要素生成」する設定を追加しました。
図面保存でテクスチャ情報に対応しました。
3DM 3DM(Rhino 3D Model File)エクスポート機能を追加しました。
glTF glTFファイルエクスポートコマンドを追加しました。
SKP SketchUp 2021 ファイル形式に対応しました。
実行環境
ライセンス管理 ライセンスの自動取得/返却に対応しました。
エラーレポート プログラム強制終了時にエラーレポート情報を生成します。

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