戸建て住宅の省エネルギー計算ソフトウェア
「HOUSE-省エネ Ver.6」を新発売
このたび、株式会社建築ピボット(本社:東京都文京区 代表取締役社長:千葉貴史)は、
戸建て住宅の省エネルギー計算ソフトウェア「HOUSE-省エネ」の新バージョン「HOUSE-省エネ Ver.6」を新発売することになりましたので、
下記の通りお知らせ申し上げます。2025年4月から始まる省エネ基準適合義務化に向けた最新バージョンです。

「HOUSE-省エネ Ver.6」の画面
「HOUSE-省エネ」の概要
HOUSE-省エネは、建築物省エネ法に基づく、平成28年省エネルギー基準に準拠した、戸建て住宅向けの省エネルギー計算ソフトです。
住宅の外皮性能(UA値ηA値)と一次エネルギー消費量の計算、省エネルギー等級や冷暖房費など、多彩な計算・出力機能を搭載。戸建て住宅の省エネルギー設計、届出業務をトータルに支援します。
間取り図を描くような簡単な操作で住宅モデルを入力でき、外壁、屋根、開口などの外皮面積や熱橋を、住宅モデルから自動で判別・集計。設計変更にも柔軟に対応可能です。
今回のバージョンアップについて
いよいよ2025年4月から全ての新築住宅・非住宅に省エネ基準適合が義務付けられます。新バージョン「HOUSE-省エネ Ver.6」は、熱橋、基礎の更新、Webプログラム3.7への対応など、建築研究所の住戸部仕様の変更に対応しました。
「HOUSE-省エネ Ver.6」の特長
入力機能
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CAD図面をトレースして入力
CAD図面をトレースして入力できます。部屋名をトレース図から取得でき、入力作業が省力化できます。
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設計施工指針に準拠した外皮材料とライブラリー登録
建築物省エネ法の告示に示された設計施工指針および解説書(※)による部材ごとの材料が登録されています。また、 リストには追加登録もでき、各構造種別に応じた計算方法で熱貫流率などが自動計算されます。
※ 平成28年 省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説
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あらゆる構造種別に対応、熱橋の入力と自動生成
木造(軸組/枠組)・RC造・S造など、さまざまな構造に対応し、混構造も計算可能です。 RC/S造の場合、スラブや柱、梁などによって熱的境界に生じる熱橋は、単純なものであれば住宅モデルから自動生成されます。 また、自動生成できない箇所の熱橋は手作業で入力でき、熱橋部は色分けされた3次元表示で確認できます。 -
直接入力機能
適用範囲外の形状は、概形入力後に面積や長さを直接入力することで、正しい値で計算を行えます。 また、面積や長さなどを面積表などほかの図面や表と合わせたい場合にも直接入力を利用できます。
インポート機能
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HOUSE-DOC・HOUSE-ST1
木造住宅の耐震診断・耐震補強計算ソフト「HOUSE-DOC」、 在来木造の構造計算ソフト「HOUSE-ST1」のデータをインポートします。 壁で閉じた領域を部屋形状に変換するか、床の形状を部屋形状に変換するかを選択できます。部屋名が記入されていれば、自動的に居室の区分が設定されます。 -
BIMソフト
BIMの標準フォーマットであるIFC形式から部屋形状と開口データをインポートでき、大幅な作業軽減が図れます。部屋形状が壁の内法形状で表現されている場合、壁芯形状に変換する機能を利用して、形状を編集する手間を削減できます。 -
3DマイホームデザイナーPRO、3D Archi Designer
メガソフト社の3DマイホームデザイナーPRO、3D Archi Designerのデータのインポートが可能です。
計算機能
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リアルタイム計算
リアルタイム計算機能によって、断熱仕様などの変更後に計算結果を即座に確認できます。 設計途中でも省エネルギー基準の適否判定、一次エネルギー消費量等級・断熱等性能等級の判定を素早く確認でき、繰り返し検討することで、最適な省エネルギー設計が実現できます。 -
さまざまな性能基準に対応
ZEH/ZEH+(Net Zero Energy House)の評価や、住宅版BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)、HEAT20の表示にも対応しています。 さまざまな性能基準の判定を一覧で確認しながら、設計段階で検討できます。 -
すべての計算がワンクリックで完了
住宅の省エネルギー基準として設けられている、外皮性能(UA値、ηA値)と一次エネルギー消費量を計算し、住宅性能表示制度の断熱等性能等級、一次エネルギー消費量等級を判定します。 また、年間の概算冷暖房費および年間暖冷房負荷も計算できます。1度の計算実行で、すべての計算・判定を行うことができ、住宅の省エネルギー計算をHOUSE-省エネのみで完結できます。 -
Web API
建築研究所の計算プログラムAPI (Web API)と連携し、計算結果や帳票を取得、表示します。
データチェック機能
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エラーチェック機能(プリチェック)
計算前に入力データのチェックを行い、エラーや警告を表示します。表示項目をダブルクリックすると、該当箇所が作業ウィンドウにハイライト表示され、確認しながら編集できます。 データの矛盾や不備を未然に防ぎ、時間を無駄にしません。 -
省エネ等級判定アシスト
入力データをチェックし、省エネ性能等級をクリアするために必要な施策と該当箇所を表示します。 断熱等性能等級と一次エネルギー消費量等級をそれぞれ個別に指定して等級判定できます。
比較・検討機能
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比較表
各プランの省エネルギー性能を、グラフや表で分かりやすく比較した省エネルギー性能比較表を出力できます。断熱仕様を変えた場合などの性能の差を把握するのに役立ちます。 -
冷暖房コスト
年間の概算冷暖房費および年間暖冷房負荷が計算できます。断熱改修前と改修後の計算結果から、冷暖房費の削減率を算出できます。
出力機能
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豊富な出力資料
Web APIを通して出力された計算書はそのまま印刷すれば届出書類や説明資料として利用できます。図面は各種面積や計算書の算定根拠資料として利用できます。
建築ピボットの省エネルギー計算ソフトウェア
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SAVEシリーズ
「SAVE-建築」(建築物(非住宅)の省エネルギー計算ソフトウェア)
「SAVE-住宅」(マンションや戸建住宅の省エネルギー計算ソフトウェア) -
「HOUSE-省エネ」(戸建て住宅の省エネルギー計算ソフトウェア)
出荷時期と購入方法
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出荷時期
HOUSE-省エネ Ver.6:2025年3月4日 出荷予定 -
購入方法
オンライン販売(https://online.kozo.co.jp/)および全国の当社製品取扱い会社を通じて、ご購入いただけます。
価格と割引キャンペーン
「HOUSE-省エネ Ver.6」の新発売にともない、割引キャンペーンを行います。
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キャンペーン名称
HOUSE-省エネ Vrer.6 新発売キャンペーン -
キャンペーン期間
2025年3月1日~2025年6月30日 -
キャンペーン割引対象製品
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キャンペーン割引価格
通常価格の10%割引
HOUSE-省エネ Ver.6 通常価格 キャンペーン価格
(2025/3/1~6/30)新規購入 96,000円
(税込105,600円)86,400円
(税込95,040円)HOUSE-省エネ Ver.5より
バージョンアップ36,000円
(税込39,600円)32,400円
(税込35,640円)HOUSE-省エネ Ver.4以前より
バージョンアップ60,000円
(税込66,000円)54,000円
(税込59,400円)
HOUSE-省エネ・HOUSE-DOC セット価格 通常価格 キャンペーン価格
(2025/3/1~6/30)HOUSE-省エネ、HOUSE-DOC
各1本 新規購入250,000円
(税込275,000円)225,000円
(税込247,500円)HOUSE-省エネ、HOUSE-DOC+N値計算
各1本 新規購入280,000円
(税込308,000円)252,000円
(税込277,200円)
HOUSE-省エネ・HOUSE-ST1 セット価格 通常価格 キャンペーン価格
(※2025/2/18~6/30)HOUSE-省エネ、HOUSE-ST1
各1本 新規購入482,400円
(税込530,640円)434,160円
(税込477,570円)※HOUSE-省エネ・HOUSE-ST1 セット価格については、HOUSE-ST1 Ver.9のキャンペーン期間に合わせて、
2月18日~6月30日の期間で割引価格が適用となります。
(セットの出荷は、HOUSE-省エネ Ver.6とHOUSE-ST1 Ver.9を同時に出荷するため、3/4以降の出荷となります。)