BIM省エネ適判支援ツール「SAVE-建築 for Revit」を同梱した
「SAVE-建築 Ver.5.1」を新発売

このたび、株式会社建築ピボット(本社:東京都文京区 代表取締役社長:千葉貴史)は、BIM省エネ適判支援ツール「SAVE-建築 for Revit」を同梱した、省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-建築 Ver.5.1」を新発売いたしましたので、 下記のとおりお知らせ申し上げます。

「Autodesk Revit アドインソフト 「SAVE-建築 for Revit」
「Autodesk Revit アドインソフト 「SAVE-建築 for Revit」の画面

SAVE-建築 for Revit

「SAVE-建築 for Revit」は、オートデスク株式会社のBIMソフトウェア「Autodesk Revit®」で 動作するアドインソフトで、モデル建物法による省エネ適判に必要な資料の作成を支援します。建築物(非住宅)の省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-建築 Ver.5.1」に同梱してリリースすることとなりました。

■「SAVE-建築 for Revit」の主な機能

・BIMの意匠モデルから外皮モデルを作成
「Revit」の意匠モデルから、省エネ計算に必要な壁や開口を抽出した外皮モデルを作成します。
・BIMモデルから直接、入力シートを作成
「Revit」の外皮モデルや設備モデルから、モデル建物法の入力シートを自動で作成し、建築研究所のWebプログラムに読み込むことで計算結果や帳票を取得できます。
・根拠図面の作成支援
「Revit」の外皮モデルに読み込んだ外壁や窓、屋根などの熱的境界部分から、省エネ申請に使用可能な断熱範囲図などの根拠図面を、「Revit」上で作成できます。
・省エネ適合性判定計画書の作成支援
付属のテンプレートを使用することで省エネ適合性判定計画書を簡単に作成できます。

■「SAVE-建築 for Revit」を利用した省エネ適判資料作成の流れ

① Revitを起動し、RevitのアドインメニューからSAVE-建築 for Revitを選択
② Revitの意匠モデルから外壁や窓、屋根などの熱的境界部分を取得
③ 外皮や設備の情報は、マッピングテーブル機能で変換して取得
④ 建築研究所のWebプログラム用モデル建物法入力シートを自動で作成
⑤ 建築研究所のWebプログラムにアップロード
⑥ Webプログラムから、モデル建物法の計算結果や帳票を取得
⑦ 根拠図面や省エネ適合性判定計画書を出力
「SAVE-建築 for Revit」は建築ピボットの省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-建築 Ver.5.1」に同梱されています。
※対応するRevitのバージョンは、Autodesk Revit® 2022/2021/2020です。
※「Revit」はオートデスク株式会社の商標または登録商標です。

「SAVE-建築 Ver.5.1」の概要

「SAVE-建築 Ver.5.1」は、建築物(非住宅)の省エネルギー計算ソフトウェアで、改正建築物省エネ法で定められた届出に必要な省エネルギー計算書の作成を支援します。 適合性判定で多く用いられるモデル建物法と、ZEB建築やBELS取得など、より高い省エネ性能を追求する場合に用いられる標準入力法の両方で評価が可能です。
国立研究開発法人建築研究所の計算プログラムAPI(Application Programming Interface)(Web API)と連携し、計算結果や帳票を取得、表示します。
建物モデルの入力により外皮性能と一次エネルギー消費量を計算します。計算に必要となる面積などの値は、建物モデルから自動で算定しますので、 設計変更にも柔軟に対応でき、届出のための省エネルギー計算書作成を大幅に省力化できます。設備の計算では、空調、機械換気、照明、給湯、昇降機、だけでなく、 太陽光発電、コジェネレーションなどの効率化設備の計算にも対応しており、CO2排出量、電気料金も算出します。さらに、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)、ZEB(Net Zero Energy Building)にも対応しています。
また、建物モデルを入力しながら、計算結果をリアルタイムで確認できるので、建物のデザイン検討と省エネルギー計算が同時に行えます。 複数案を比較する機能も充実しており、設計案の比較検討や改修前後の省エネ性能比較などに活用できます。建物モデル入力から計算、書類作成までをワンストップで行うことができ、届出書類作成だけでなく、 設計初期からの省エネルギー検討など、設計のあらゆる段階で利用できます。

出荷時期と購入方法

省エネルギー計算ソフトウェアSAVEシリーズについて

エネルギー資源の有効利用を図り、国民経済の負担を緩和する、また、地球温暖化対策の一層の推進のために、省エネルギー対策の強化を図ることが求められています。
省エネルギー計算「SAVEシリーズ」は、改正建築物省エネルギー法で規定される建築物・住宅に係る届出義務、さらには省エネルギー設計に関わる様々な設計支援を行うソフトウェアです。

  • SAVEシリーズのラインナップ
    「SAVE-建築」(建築物(非住宅)の省エネルギー計算ソフトウェア)
    「SAVE-住宅」(マンションや戸建住宅の省エネルギー計算ソフトウェア)
  • 「SAVE」の由来
    「SAVE」の由来は「SAVE Energy」です。

会員制度

省エネルギー計算ソフトウェア「SAVEシリーズ」を利用するためには、「省エネルギー計算プログラム利用者の会」への入会が必要です。
日本の省エネルギー施策は、基準の見直し、強化が繰り返し行われてきました。2025年にはすべての新築の建物について省エネ基準への適合が義務化される予定です。
利用者は、会員制度によって常に最新のソフトウェアを利用でき、軽微な改訂の時には新たな費用を負担せずに対応ソフトウェアを入手することができます。
また、サポートや省エネルギー設計に関する情報などを受けることができます。

  • 年会費
    SAVE-建築
    1ライセンス  55,000円(税込)  2ライセンス以降  33,000円(税込)

    SAVE-住宅
    1ライセンス  55,000円(税込)、  2ライセンス以降  33,000円(税込)

    ※上記のライセンス数は「SAVE-建築」、「SAVE-住宅」とで、それぞれ別々のカウントとなります。

価格と割引キャンペーン

SAVE-建築 Ver.5.1の新発売に伴い、SAVEシリーズの割引キャンペーンを実施しています。

  • キャンペーン名称
    SAVE-建築 Revit対応キャンペーン
  • キャンペーン期間
    2022年6月20日~2022年9月30日
  • キャンペーン割引対象製品
    SAVE-建築 Ver.5.1 及び SAVE-住宅 Ver.4.1
  • キャンペーン割引価格
    通常価格の10%割引

    SAVE-建築 Ver.5.1 キャンペーン価格
    (2022/6/20~9/30)
    通常価格
    (2022/10/1以降)
    新規購入 297,000円(税込) 330,000円(税込)
    バージョンアップ SAVE-建築会員
    (SAVE-建築 Ver.5以前より)
    無償バージョンアップ
    ※上記に加えて「省エネルギー計算プログラム利用者の会」の年会費が必要です。
    ※「省エネルギー計算プログラム利用者の会」会員(SAVE-建築会員)は無償でバージョンアップできます。
    ※年会費はキャンペーン割引対象外です。

    SAVE-住宅 Ver.4.1 キャンペーン価格
    (2022/6/20~9/30)
    通常価格
    (2020/10/1以降)
    新規購入 297,000円(税込) 330,000円(税込)
    バージョンアップ SAVE-住宅会員
    (SAVE-住宅 Ver.4以前より)
    無償バージョンアップ
    ※上記に加えて「省エネルギー計算プログラム利用者の会」の年会費が必要です。
    ※「省エネルギー計算プログラム利用者の会」会員(SAVE-住宅会員)は無償でバージョンアップできます。
    ※年会費はキャンペーン割引対象外です。

    SAVE-建築・SAVE-住宅
    セット割引価格
    キャンペーン価格
    (2022/6/20~9/30)
    通常価格
    (2020/10/1以降)
    SAVE-建築 Ver.5.1
    SAVE-住宅 Ver.4.1
    各1本新規購入新規購入
    534,600円(税込) 594,000円(税込)
    ※上記に加えて「省エネルギー計算プログラム利用者の会」の年会費が必要です。
    ※「省エネルギー計算プログラム利用者の会」会員(SAVE-住宅会員)は無償でバージョンアップできます。
    ※年会費はキャンペーン割引対象外です。



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