建築設計プラットフォーム「i-ARM Ver.2」を新発売

このたび、株式会社建築ピボット(本社:東京都文京区 代表取締役社長:千葉貴史)は、建築設計プラットフォーム「i-ARM(アイ・アーム)Ver.2」を新発売することとなりました。 また、それに伴い新発売キャンペーンを実施いたしますので、下記の通りお知らせ申し上げます。

「i-ARM Ver.2」の画面
「i-ARM Ver.2」の画面

「i-ARM Ver.2」の概要

i-ARMは建築の企画、基本設計の段階でデザイン検討から法適合確認、設計図書作成が可能な3次元の建築設計ソフトウェアです。直観的でわかりやすいユーザーインターフェースで作業効率が上がります。 3次元モデリングを行い、多彩なビジュアル表現で設計情報を確認できるので、間違いや手戻りを少なくし、関係者に情報を確実に伝えることができます。 入力された建築オブジェクトに対し、日本の建築法規に則った集団規定(斜線制限・天空率・日影規制等)や単体規定(居室の採光・換気・排煙等)など法規制の確認、 各種設計図書の作成といったドキュメンテーションやプレゼンテーションなど、企画・基本設計の一連の作業に必要とされる機能が充実しています。 また、外部のさまざまなデジタルデータやプログラムと連携することで業務の効率化・高度化を図ることができる、デジタル設計支援ツールです。

今回のバージョンアップについて

「i-ARM」は、2015年暮れの発売以来、3次元設計システム/シンプルBIMとして販売してまいりました。 このたび、企画・基本設計段階、つまり「かたち」になる前段階での設計検討機能を充実させ、 各種BIMツールと連携しながらシミュレーションやプレゼンテーション、ドキュメンテーションの支援を行うツール「i-ARM Ver.2」としてリニューアルして新発売いたします。 それにより「i-ARM」は「LAB-SS」(日影・天空率・斜線と日射量計算ソフト)の機能を引き継ぎつつ、 大幅な機能アップを行った製品となります。

「i-ARM Ver.2」の特長

「建築設計業務のフロントローディングのためのツール」それが i-ARM です。

  • 特長1:軽量、初心者にもわかりやすい
    各階平面や3次元表示で建築オブジェクトを入力・編集していく3次元モデリングは直観的でわかりやすいので、i-ARMを初めて触る方も容易に使い始められます。
    3次元ソフトウェアにありがちな複雑な設定や手順を排除し、操作対象を直接的に扱えるように工夫されたコマンドと高速な描画処理で軽快に操作できます。
  • 特長2:立地条件を整理し初期検討をサポート
    公開されている地理院地図や国土数値情報などのGISデータを統合して、手早く立地条件を整理することができます。
    その上、ボリューム算定→プランニング検討→法適合確認という作業をスムースに半自動で実施できるので作業効率が高まり、企画・基本フェーズで数多くの設計案を立案し検討できます。
  • 特長3:目的にあわせた柔軟なモデル管理
    敷地モデル、マスモデル、ゾーニングモデル、法規確認モデル、環境工学モデル等々、さまざまな「かたち」を検討するためのモデルを共存しながら、設計作業を進めることができます。
    また、作りこんだ複雑なBIMモデルをインポートしてシンプルな計算用モデルを自動生成し各種計算へつなげることも可能です。
  • 特長4:運用コストが安い
    通常のパッケージ製品では、初期費用+保守費用+バージョンアップ費用のような体系で運用コストがかかります。
    i-ARMはその保守費用相当の年間使用料を支払えばいつでも使用することができ、初期費用、バージョンアップ費用が必要ありません。

これらの特長を活かして、下記のような方々に使っていただきたいソフトウェアです。

  • 製図CADを使用している方に
    設計変更が生じた場合、複数の図面にまたがって修正作業を行っていると思います。その中で、整合性の取れた図面を作成することは意外に手間のかかることです。
    i-ARMを利用すれば、3次元モデルを基に図面化を行うことができ、モデルの変更に伴って図面の基本要素は自動的に修正され整合性の取れた状態が維持できます。 さらに、3次元モデルの建築情報を利用した面積拾いや法規確認、環境解析などこれまで製図CADでは難しかった高度な自動化処理がi-ARMで可能になります。
  • 調査・企画・基本設計に携わる方に
    インターネットの普及でクライアントが複数の計画を比較して設計者を選ぶようになりつつある中で初期提案の重要性が高まりつつあります。 また一方で年々増加する法規制への対応などで設計者に対する要求は複雑化してきています。 i-ARMは、直観的な操作で頭の中にあるアイデアをスピーディーに「かたち」にし、複雑な法規確認を自動化することで設計者の作業負担を軽減します。
    i-ARMのモデリング・シミュレーション・ドキュメンテーション・プレゼンテーション機能をフル活用して、効率よく設計に取り組むことで、 魅力的で説得力のある提案を生み出すことができるようになると考えています。
  • BIMを運用されている方に
    i-ARMはBIMの国際標準であるIFC形式の読み書きを標準サポートし、buildingSMARTJapanのIFC検定に合格しています。 建築の初期モデルを複数比較検討した上で基本プランを作成しIFC形式で出力、詳細設計は、お使いのBIMツールで実施するという使い方ができます。
    また、現在スタディを行なっているBIMモデルがあればIFC形式でi-ARMに取り込み、法規チェックや根拠図の出力などを行う使い方も便利です。 もちろん、法規を満足できていない場合にはi-ARM上でモデルの修正や検証作業を行い、適合する形態にした上でBIMツールへ戻すことも可能です。
  • 情報連携で困っている方に
    i-ARMはBIMやCAD、GIS、3Dなどの様々なファイルフォーマットの入出力をサポートしています。また、その情報連携で発生する問題を解決するためのモデル調整機能も搭載しています。 例えば、集団規定の確認を行う場面で建築・構造・設備といった全ての情報は必要なく、建築の外形を取り出した情報があれば十分です。
    i-ARMでは受け取った詳細情報から簡略化した情報を自動抽出し計算処理を行うようなことが可能です。 また、斜めの壁が床やスラブとして認識されているような本来の意味とは異なる状態になっているモデル情報があった場合にもi-ARMでは建物要素の置き換えを行うことが可能です。

出荷時期と購入方法

新価格と割引キャンペーン

  • 新価格
    これまでの年間使用料の、初年度/次年度以降の価格体系を一本化し、新価格はシンプルに年間108,000円(税抜)(月額9,000円に相当)とし、さらに利用しやすくなりました。

    旧価格(i-ARM Ver.1) 初年度:120,000円+税、次年度以降:84,000円+税
       ▼
    新価格(i-ARM Ver.2) 年間108,000円+税
  • 割引キャンペーン
    「i-ARM Ver.2」の新発売に伴い、割引キャンペーンを実施します。

    キャンペーン名称:i-ARM Ver.2新製品発売キャンペーン
    キャンペーン期間:2018年8月20日~2019年3月31日
    キャンペーン割引価格:通常価格の10%割引、DRA-CADシリーズ、LAB-Sシリーズのユーザーは50%割引
  • 価格
    i-ARM Ver.2
    年間使用料
    キャンペーン価格
    (2019/3/31まで)
    通常価格
    (2019/4/1以降)
    一般 10%割引
    97,200円+税
    108,000円+税
    DRA-CADシリーズのユーザー※
    (すべてのバージョン)
    50%割引
    54,000円+税
    LAB-Sシリーズのユーザー※
    (すべてのバージョン)
    ※対象製品を1本以上所有していれば、i-ARM Ver.2を何本でもキャンペーン割引価格で購入いただけます。(キャンペーン期間内に限ります。)
    ※対象製品を未所有の方が、対象製品を初めて購入し、同時にi-ARMを購入する場合には、上記の優待価格を適用し、i-ARMは、50%割引となります。(キャンペーン期間内に限ります。)
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