LAB-SSは、省エネルギーや環境建築のための日照・日射シミュレーションと確認申請に必要な日影・斜線・天空率計算、逆日影・逆斜線・逆天空率計算による建物の最大ボリューム検討まで行うことができます。建物や敷地のモデリングはマウスだけで簡単に操作できます。ナビゲーションメニューが計算のための必要な手順を示します。
印刷レイアウトはテンプレートを指定するだけで提出図書を作成でき、CADファイルも読み書き可能です。
企画から実施設計までの様々なシーンでご利用いただけます。
:LAB-SS注目機能
操作性
高度なモデリング
マウス操作のみで3次元モデル(建物)を作成できます。
建物作成は、平面形状を矩形またはポリゴンで指定し、ドラッグ操作で引き伸ばす簡単操作。立体や頂点を指示し、要素単位で移動、変形させ、自由自在に建物を編集できます。
複数の建物を選択し、一括して移動、複写、回転、削除することも可能。
画面上でモデルを確認しながら、直感的な操作で作成や編集が行え、複雑な形状を簡単に作成できます。
また、自由な平面形状に対して、陸屋根、片流れ、切り妻、寄せ棟、ヴォールト、ドームといった屋根がかけられます。
部屋をモデリングし、窓からの日照・日射量計算もできます。窓、ひさし、バルコニーなどもモデリングでき、日射の取得、遮蔽などの検討が可能です。
CADデータや画像データの利用
主要な2次元、3次元CADファイル形式の読み書きが可能です。
JWW形式の2.5次元引き伸ばし図形にも対応し、CADデータを敷地や建物の入力データに変換して利用できます。下書き用のトレース図としても利用可能。CADデータ変換時にはプレビュー機能でファイル内容の確認やレイヤ単位での変換対象の指定ができます。
TIFFやJPEG、BMP、PNGといった画像もCADデータと同様、下書き用のトレース図として利用できます。ファックスなどで送られてきた敷地をスキャナで取り込んでトレースできます。
計算結果はすべてCADデータとして保存できます。
対応ファイル形式
| CAD | :MPS/MPZ/MPX/MPW/MPP/DWG/DXF/JWC/JWW/SFC/P21 |
| 画像 | :BMP/JPEG/TIFF/PNG |
ナビゲーションメニューによる操作補助
目的に応じて操作手順が表示されるので、使い慣れていない人でもスムーズに操作できます。
入力が済んだ項目とそうでない項目が一目でわかり、迷わず次の操作を行えます。
LAB-LAYOUTによる自由な印刷レイアウト
柔軟な印刷レイアウトを行えるLAB-LAYOUTを搭載。テンプレート(書式指定ファイル)を選択することで、簡単に提出図書の出力、レイアウトができます。
計算結果の配置位置を指定する必要がなく、足りない計算出力のチェックも同時に行えます。テンプレートは自社や確認審査機関の様式に合わせて自由にカスタマイズできます。建築基準法に則った
提出図書を過不足なく出力できます。
日照・日射量
周辺への影響の評価
計画建物が隣地や近隣建物に及ぼす日照への影響を評価、把握できます。
日照時間算定点により指定点の日照時間をピンポイントで計算できます。
例えば、隣接するマンションのベランダがどの程度の日当たりになるかといった検証が可能です。
また、敷地や隣地などの面を指定して、全体の日射量の分布を視覚化できます。
植栽への日当たり確認など緑化計画に役立てたり、太陽光発電、太陽熱温水器の配置計画に適用したり、さまざまな形で活用できます。
日射の遮蔽効果の確認
ひさしや軒の出、ルーバーなどによる室内や壁面への日照の遮蔽効果が、数値としてだけでなく色分布画像で視覚的に確認できます。
日照時間算定点
指定した位置での計画建物や周辺建物の影響を考慮した日照時間、日射量が求められます。期間は一時間から一年まで、ヒストグラムとして図面出力、数値としてテキスト出力が可能です。
面への日射量
任意の面を指定して一日分の日照時間、日射量を計算します。矩形のメッシュごとに計算され、色分布画像として表現します。平面だけでなく、垂直や斜めの面も計算できます。
法規制への対応
天空率の適合建物と算定点の自動生成
適合建物と天空率算定点の自動生成機能により、これまで作成が面倒だった道路・隣地・北側斜線に対するそれぞれの適合建物形状と、天空率の算定点を自動生成します。より簡単に天空率をご利用いただけます。
JCBAの天空率運用基準に対応
日本建築行政会議(JCBA)編集の「建築確認のための基準総則 集団規定の適用事例」に準拠しました。
![]() 高さの異なる複数の地盤面がある場合の 適合建物と天空率算定点自動生成 |
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![]() 入り隅敷地における適合建物・天空率 算定点自動生成の変更 |
天空率計算
斜線制限による高さ規制が不適合の場合に、緩和規定として天空率計算が行えます。適合建物と計画建物の天空率比較表により、不適合になる算定点の位置が一目でわかります。
斜線制限
斜線制限(道路、隣地、北側)による高さ規制をチェックします。
指定した敷地の境界線で適用される斜線制限に対する計画建物の断面図を作図します。
日影計算
八節気(立春、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至)だけでなく、任意日の真太陽時または中央標準時の日影計算が可能です。
敷地の大きさや建物の規模にかかわらず、追跡法で精度の良い等時間日影図を作成できます。
建築可能空間の算定
敷地から最大ボリューム算定
敷地の形状や法規条件と建物の階高、敷地からの壁面後退を入力するだけで、最大ボリュームが算定できます。
日影規制、斜線制限または天空率を計算し、法規上問題のない建物形状を生成します。建ぺい率、容積率もチェック可能です。
逆日影計算
日影規制を満足する建築可能空間は多くの形状が存在します。
そのためLAB-SSでは朝型・昼型・夕型・高層型の4つの計算タイプを用意。敷地や周辺の状況、建物の用途に応じた建築可能空間が得られます。
逆天空率計算
計画建物を天空率の制限を満たすような形状にカットします。
高さ方向をカットする低層型と、横幅をカットする高層型の2つが選択できます。斜線制限により建築物の高さが低く抑えられる敷地でも、天空率を利用し、逆天空率計算を行うことで、より大きな建築可能空間が求められる可能性が高まります。
鳥かご図・等高線図
日影規制、斜線制限または天空率の制限をクリアした建築可能空間を求めます。
指定した階高でボリュームを確認できます。
また、等高線図として表現することで、平面図として建築可能な領域を検討できます。
多彩な出力
時刻日影図・等時間日影図
指定した時間間隔の時刻日影図、等時間日影図の他、任意日、任意時刻の日影図を作成できます。
壁面日影図
隣地にある建物に対して時刻日影図や等時間日影図を作成することができます。
日差し曲線図
指定した地点と各時刻の太陽の位置を結んでできる面を計算。建物が太陽をさえぎる部分を3次元で確認できます。
日影チャート図
指定した地点の日影時間と日照時間を秒単位で計算し、バーチャート図を作成します。
全天空図・半天空図
指定した地点で天頂方向を見た天球の上半分を平面に投影した全天空図、南方向を見た天球を平面に投影した半天空図を作成できます。
日影チャートも合わせて表示でき、指定した地点で計画建物のどの部分が太陽をさえぎるのかが一目でわかります。
天空率・天空図
指定した地点で天頂方向を見た天球の上半分を平面に投影した天空図を作成。適合建物と計画建物の天空図、天空率を並べて表示、比較検討できます。


