|使用コージェネレーションシステム一覧

使用するコージェネレーションシステムを登録します。コージェネレーションシステムを計算する際には、コージェネレーションシステムの 仕様が記載されている図面や別途実施した詳細計算の結果をもとに必要な値を入力します。

■ グリッドシート

※1行のみ入力可能です。


■ 説明

入 力 項 目 説  明
コージェネレーショ
ンシステム設備名称
コージェネレーション設備の名称を文字列で入力します。
定格発電出力 コージェネレーション設備の定格発電出力を数値で入力します(規格:JIS8121)。
設置台数 コージェネレーション設備の設置台数を数値で入力します。
発電効率 コージェネレーション設備の負荷率100%(1.00)、75%(0.75)、50%(0.50)のときの発電効率
(LHV、低位発熱量基準)を入力します(規格:JIS B 8122)。
単位はパーセントではなく、小数(小数点以下第4位を切り捨てし、小数点以下第3位まで)で入力します。
負荷率(1.00)
負荷率(0.75)
負荷率(0.50)
排熱効率 コージェネレーション設備の負荷率100%(1.00)、75%(0.75)、50%(0.50)のときの排熱効率
(LHV、低位発熱量基準)を入力します(規格:JIS B 8122)
単位はパーセントではなく、小数(小数点以下第4位を切り捨てし、小数点以下第3位まで)で入力します。
排熱を蒸気で取り出すものについては、温水の排熱効率と蒸気の排熱効率を合計した値を入力します。
負荷率(1.00)
負荷率(0.75)
負荷率(0.50)
排熱利用優先順位 排熱利用優先順位の順位を選択します。
空調冷熱源・空調温熱源・給湯の中で排熱利用がない項目については、該当箇所を空欄とします。
排熱利用は、空調冷熱源・空調温熱源・給湯に使われる場合のみ評価され、空調冷熱源・空調温熱源・
給湯以外に排熱が使われる場合は、これらには排熱が供給されないものとして計算されます。
空調(冷熱源)
空調(温熱源)
給湯
24 時間運転の有無 コージェネレーション設備が1日あたり最大24 時間運転される場合(コージェネレーション設備が平常時、
1日あたり最大24 時間運転される場合)は「有」を選択し、24 時間運転されない場合は
該当箇所を空欄とします。
※24 時間運転されない場合は、1日あたり最大14 時間運転として計算されます。
排熱利用系統 熱源群名称の中から、コージェネレーション設備の排熱利用系統と同じ系統に属する熱源群名称
(台数制御が「有」に設定された熱源)を、1つ選択します。
熱源群を形成する熱源機の中で、コージェネレーション設備の排熱を利用して冷熱を製造する熱源機は、
以下(表1)に記載された熱源機種のいずれかとします。
※コージェネレーション設備の排熱を利用して冷熱を製造する熱源機として「吸収式冷凍機(蒸気)」や
「吸収式冷凍機(温水)」を選択した場合においても、プログラム内部では「吸収式冷凍機(一重二重併用形)」
によって排熱が利用されたとして計算が行われます。
排熱利用がない場合は、空欄とします。
空調熱源群
冷熱源
温熱源
給湯機器 給湯機器名称の中から、コージェネレーション設備の排熱利用系統と同じ系統に属する給湯機器名称を
1つ選択します。
排熱利用がない場合は、空欄とします。
備考 計算には使用されないため、入力は任意です。

(表1)コージェネレーション設備の排熱を利用する熱源機種


■ 操作

1 . [設備機器]メニューから〔使用機器一覧〕パネルの[ コージェネレーション

システム]を選択する


2 . 使用コージェネレーションシステム一覧のグリッドシートが表示される
[コージェネレーション設備名称]の項目をクリックし、入力します。


3 . 使用コージェネレーション機器のグリッドシートが表示される
各項目をクリックし、入力します。

※[排熱利用優先順位]、[排熱利用系統の空調熱源群]はダブルクリックし、プルダウンリストから選択します。


4 . 使用コージェネレーションシステム一覧のグリッドシートが表示される
設定後、[OK]ボタンをクリックします。

排熱利用系統の空調熱源群は、【使用空調機器一覧】コマンドの〔熱源群一覧〕タブに入力されている
熱源群名(P.3-52 「(表1)コージェネレーション設備の排熱を利用する熱源機種」の熱源が指定されたもの)が 表示されます。
給湯機器は、【使用給湯機器一覧】コマンドに入力されている機器名称が表示されます。
表示された名称からそれぞれ選択します。排熱利用がない場合は、空欄を選択します。