|使用給湯機器一覧

作業ウィンドウで配置した給湯の計算対象の部屋が、使用給湯機器一覧に自動で表示されます。給湯対 象室に給湯機器を登録します。

■ グリッドシート

※部屋の属性で「計算除外」に ✔ が入っている、または室用途が「未設定」に設定されている部屋は、赤文字で表示 され、計算には反映されません。
※部屋の属性で「吹抜け」に ✔ が入っている部屋は、表示されません。
※グレーの項目は、直接入力、編集することはできません。
※シート上で部屋の削除、登録はできません。


■ 説明

入 力 項 目 説  明
給湯対象室が所属する階が表示されます。
室名 給湯対象室の名称が表示されます。
室用途(大分類) 給湯対象室の室用途(大分類)が表示されます。
室用途(小分類) 給湯対象室の室用途(小分類)が表示されます。
室面積 ㎡ 給湯対象室の面積が表示されます。
機器名称 給湯対象室に設定する機器名称が「,」区切りで表示されます。
ダブルクリックすると、「使用給湯機器」のグリッドシートが表示され、設定で
きます(詳細は、「使用給湯機器」を参照)。

※使用機器一覧で、名称等の文字列入力の箇所には、カンマ(,)、改行を使用しないようにしてください。
※省エネルギー基準では、給湯対象室を「給湯設備を利用する可能性のある人が存在する居室」と定義しています。
給湯機器を設置する場所とは限りません。


使用給湯機器

■ グリッドシート


■ 説明

入 力 項 目 説  明
機器名称 給湯機器単体の名称を入力します。
※同じ仕様であっても物理的に異なる機器の場合は、異なる名称を入力します。
※1つの給湯対象室に複数台の機器がある場合は、複数入力します。
※1つの給湯機器で、複数の室に対して給湯する場合は、各給湯対象室の機器名称を
同じ名称とします。
※同じ機器名称で、複数の異なる機器記号を選択し、登録することはできません。
機器記号 給湯機器リストで登録した機器記号を選択します。機器記号と機器名称は
同一ではないことが望ましいです。
給湯箇所(給湯栓設置
箇所)
給湯機器で湯を供給する箇所(給湯栓が設置されている箇所)を、任意の文字
列で入力します。
※給湯箇所は「実際に給湯機器を設置する場所」ですので、「給湯対象室」とは必ずし
も一致しません。
※計算には使用しませんが、審査者が図面と照合する際に必要となりますので、必ず記
入してください。
節湯器具 節湯器具の採否について、「自動給湯栓」、「節湯B1」、「無」のいずれかを選択
します。1)参照

1)節湯器具

選択肢 適用条件
自動給湯栓 洗面に設置され、使用と共に自動で止水する給湯栓。電気的に開閉し、手を遠ざけると自動で止水するもの。
なお、公共浴場等で使用される自閉式水栓(一定時間量を吐出した後に自動で止水する水栓)については、
広く普及しており、日積算湯使用量原単位の中にその節湯効果が既に見込まれているため、
「自動給湯栓」とはみなさないこととする。
節湯B1 浴室シャワー水栓において、「小流量吐水機構を有する水栓の適合条件」を満たす湯水混合水栓。
※「小流量吐水機構を有する水栓の適合条件」
節湯水栓の判断基準に定められた試験方法にて吐水力を測定し、その値が次の条件に適合すること。
・流水中に空気を混入させる構造を持たないもの➡0.60N 以上
・流水中に空気を混入させる構造を持つもの➡0.55N 以上
上記の機構を有する水栓以外すべて。
なお、バルブ水栓を採用する場合は、上記の機構の有無によらず「無」とする。

2)各ボタンの説明

  • [上へ]ボタン :移動したいセルを選択し、[上へ]ボタンをクリックすると位置が上に移動します。
  • [下へ]ボタン :移動したいセルを選択し、[下へ]ボタンをクリックすると位置が下に移動します。
  • [?]ボタン :[?]ボタンにカーソルを合わせると、ヘルプが表示されます。

■ 操作

1 . [設備機器]メニューから〔使用機器一覧〕パネルの[ 給湯]を選択する


2 . 使用給湯機器一覧のグリッドシートが表示される
[機器名称]をダブルクリックします。
※モデル上で「給湯」を必要とする室用途の部屋を入力した場合、自動的に一覧表示されます。


3 . 使用給湯機器一覧のグリッドシートが表示される
[機器名称]をクリックし、入力して[Enter]キーを押します。

[機器記号]をダブルクリックし、プルダウンリストから選択します。

[給湯箇所(給湯栓設置箇所)]をクリックし、入力します。
[節湯器具]をダブルクリックし、プルダウンリストから選択します。設定後、[OK]ボタンをクリックします。


4 . 使用給湯機器一覧のグリッドシートが表示される
使用給湯機器ダイアログで設定した機器名称が表示されます。[OK]ボタンをクリックします。