間取りタイプと外皮パターン

■ 間取りタイプと外皮パターンと住戸入力の考え方

住棟部編集モードの住戸区画(住戸名、間取りタイプ、外皮パターン)の入力と、それに対応する住戸
部編集モードの間取りの入力について、基本的な考え方とポイントを説明します。

●住戸区画の入力とそれに対応する間取りの入力について

◆ポイント1

住戸名を同じにすると、同一の住戸とみなされます。

◆ポイント2

1つの間取りタイプデータには、1住戸分の間取りを入力します。

◆ポイント3

平面的に同じ間取りの場合は、同じ間取りタイプとして管理できます。

◆ポイント4

同じ間取りでも外皮(住戸の外周部)の条件が異なる場合は、間取りタイプは同じで、外皮パターンを分けて入力します。


正しい例: ・1つの間取りデータ(A-Type)に、1つの住戸分の間取り(101)を入力する。
・間取りタイプは、すべての住戸が平面的に同じ間取りなので、すべての住戸をA-Type に設定する。
・角部屋と中間の部屋など、外皮(住戸の外周部)の条件が異なる場合は、異なる外皮パターンを設定する。
・住戸名は異なる住戸ごとに、異なる住戸名を設定する。
※102 と103 の住戸名は分けなければいけません。同じ住戸名にすると102 と103 を1つの住戸として計算して
しまいます。


[住棟部編集モードで表示]


[住戸部編集モードで表示]


●住戸の入力とそれに対応する「間取りタイプ」、「外皮パターン」の割り当てについて

住棟部編集モードでの住戸の入力は、どの住戸にどの「間取りタイプ」、「外皮パターン」を割り当て
るかを設定します。

◆ポイント1

同じ間取りでも、外皮(住戸の外周部の)条件が異なる場合は、異なる外皮パターンを設定します。
異なる外皮パターンを設定するだけで、間取りを入力しなおす必要はありません。

◆ポイント2

同じ間取りでも、反転した間取りは、別の間取りタイプとして入力します。

住棟部編集モードで表示
・101 と102 は反転した同じ間取りです。この場合、別の間取りタイプとして入力します。
・101 と103 は同じ間取りですが、角部屋と中間の部屋となり、外皮(住戸の外周部)の条件が異
なりますので、外皮パターンを分けて入力します。
※外皮パターン名は、わかりやすい名前を自由に設定できます。


[住戸部編集モードで表示]


※「間取りタイプ」、「外皮パターン」の概要の編集は、「間取りタイプ管理」コマンドで行えます。