|部材付替


熱橋の所属する部位を変更します。

■ 説明

    熱橋が所属する部材を変更する必要は通常ありません。しかし、自動生成で生じた熱橋に対して
     ・所属する部材が間違っている
     ・異なる部材に対する熱橋として定義したい
    といった状況が生じた場合にのみ使用します。
    自動生成によって生成された熱橋の所属する部位が、例えば「床に対して外壁によって熱橋が生じて いる部位」を「外壁に対して床によって熱橋が生じている部位」として付け替えることができます。

■ 操作

1 . [ホーム]メニューから〔熱橋部〕パネルの[自動生成]を選択する

自動生成で生じた熱橋が表示されます。

※熱橋が所属する部位によって色は、外壁は赤、床は緑、天井は黄、屋根はピンク、独立はグレーに表示されます。


2 .[ホーム]メニューから〔選択モード〕パネルの[熱橋部位-見下げ](または[熱橋部位-両方])を選択する

熱橋の状態が表示されます。


3 . [ホーム]メニューから〔熱橋部〕パネルの[部位付替)を選択する

部材を付け替えたい熱橋を指定します。


4 . [ホーム]メニューから〔選択モード〕パネルの[外壁]を選択する付け替える部材を選択するため、選択モードで表示を変更します。

付け替える部材を指定します。

※何もないところでクリックすると、独立した熱橋になります。


5 . [ホーム]メニューから〔選択モード〕パネルの[熱橋部位-見下げ](または[熱橋部位-両方])を選択する

熱橋が生じさせる部材が外壁に変わり、赤色で表示されます。


6 . コマンドを終了する

右クリックで終了します。
※別の入力コマンドを実行しても、現在のコマンドが解除されます。

熱橋名称の変更

【部位付替】コマンドで部位の付け替え後、熱橋名称は「熱橋のプロパティ」から変更します。名前だけを変更する場合 は直接入力してください。
※リストから変更する場合は、リストで登録された線熱貫流率の各項目も変更されます。詳細は、「選択モード:熱橋  ●熱橋のプロパティ」、「熱橋入力 ●熱橋入力リストの登録、呼び出し」を参照してください。