|換気機器リスト

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給排気送風機

■ ダイアログ

リストで共通のボタンについては、【空調機器リスト】コマンドの「リストで共通のボタンの説明」を参照してください。


■ 説明

入 力 項 目 説  明
機器記号 「機器記号」、「定格風量」、「電動機定格出力」、「高効率電動機の有無」、「インバータの有無」、
「送風量制御」が表示されます。
ダブルクリックすると、「給排気送風機設定」ダイアログが表示されます
(詳細は、「給排気送風機設定」を参照してください)。
定格風量 m3/h
電動機定格出力 kW
高効率電動機の有無
インバータの有無
送風量制御

※機器リストで、名称等の文字列入力の箇所には、カンマ(,)、改行を使用しないようにしてください。


給排気送風機設定

■ ダイアログ

■ 説明

入 力 項 目 説  明
機器記号 給排気送風機の機器記号を入力します。
定格風量 ㎥/h 給排気送風機の設計風量(もしくは設計図の機器リストに記載された定格風量)を入力します。
電動機定格出力 kW 送風機の定格出力を入力します。
制御による補正
高効率電動機
プルダウンリストから、「無」、「有」のいずれかを選択します。
・高効率電動機を採用している場合は「有」を選択し、高効率電動機を採用していない場合は
「無」を選択します。
・高効率電動機とは、「JIS C 4212」(高効率低圧三相かご形誘導電動機)に準拠した電動機を言います。
インバータ プルダウンリストから、「無」、「有」のいずれかを選択します。
インバータを設置している場合は「有」を選択し、設置していない場合は「無」を選択します。
・インバータにより風量の自動制御を行うシステムの他、自動制御は行わず固定周波数で
運用するシステム(施工後の風量調整のためにインバータを使用するシステム)
についても「有」を選択します。
送風量制御 プルダウンリストから、「無」、「CO 濃度制御」、「温度制御」いずれかを選択します。
・駐車場等においてCO 濃度により送風機制御を行っている場合、「CO 濃度制御」を選択します。
・電気室等において室内温度により送風機制御を行っている場合等は、「温度制御」を選択します。
URL 当該機器に関して、参考URLがあれば記入します。
備考 当該機器に関して、記述事項などがあれば記入します。

1)各ボタンの説明

  • [?]ボタン:[?]ボタンにカーソルを合わせると、ヘルプが表示されます。

換気代替空調機

■ ダイアログ

リストで共通のボタンについては、【空調機器リスト】コマンドの「リストで共通のボタンの説明」を参照してください。

■ 説明

入 力 項 目 説  明
機器記号 「機器記号」、「必要冷却能力」、「熱源効率」、「ポンプ定格出力」、「送風機の種類」、
「送風機風量」、「送風機定格出力」、「高効率電動機」、「インバータ」、「送風機制御」が
表示されます。
ダブルクリックすると、「換気代替空調機設定」ダイアログが表示されます
(詳細は、「換気代替空調機設定」を参照してください)。
必要冷却能力 kW
熱源効率
ポンプ定格出力 kW
送風機の種類
送風機風量 m3/h
送風機定格出力 kW
高効率電動機
インバータ
送風量制御

換気代替空調機設定

■ ダイアログ

■ 説明

入 力 項 目 説  明
機器記号 換気代替空調機の機器記号を入力します。
必要冷却能力 kW 換気代替空調機の定格冷却能力(もしくは設計図の機器リストに記載された必要冷却能力)を入力します。
・設置される機器の能力に余裕を見込んでいる場合は、必要とされる能力を算出し、この値を入力しても
良いものとします。(例えば、故障時の対応として必要冷房能力100%の機器が2台設置されて
いる場合は、1台分の能力を入力しても良いものとします。
ただし、この必要能力の算出根拠は別途提出する必要があります。)
熱源
熱源効率(一次換算
値)
熱源システム効率(熱源機本体、一次ポンプ、蓄熱関係ポンプ、冷却水ポンプ、冷却塔等のエネルギー
消費量すべてを考慮したシステムCOP)を一次エネルギー換算した数値を入力します。
・パッケージ型空調機の場合は、冷却能力を屋外機の圧縮機と熱交換ファンの合計エネルギー消費量
で除して熱源効率(COP)を算出します。
ポンプ定格出力 ポンプ定格出力を数値で入力します。
送風機
送風機の種類
送風機の種類を「給気」、「排気」、「循環」、「空調」から選択します。
設計風量 m3/h 送風機の設計風量(もしくは、設計図の機器リストに記載された計画風量)を数値で入力します。
電動機定格出力 kW 送風機の定格出力を数値で入力します。
※カタログ等に「定格出力」ではなく「定格消費電力」しか記載のない機器については、
次式で仮想的な定格出力を算出し、この値を入力しても良いものとします。
定格出力=定格消費電力×電動機効率(0.75)
制御による補正
高効率電動機
高効率電動機を採用している場合は、「有」を選択し、採用していない場合は「無」を選択します。
1)参照
インバータ インバータを設置している場合は「有」を選択し、設置していない場合は「無」を選択します。
インバータにより風量の自動制御を行うシステムの他、自動制御は行わず固定周波数で
運用するシステム(施工後の風量調整のためにインバータを使用するシステム)についても
「有」を選択します。2)参照
送風量制御 送風量制御に該当する制御を選択します。制御を導入していない場合、「無」を選択します。3)参照

1)高効率電動機の選択肢には、「有」、「無」があります。

選択肢 適用条件
以下の電動機を採用している場合
・「JIS C 42112(高効率低圧三相かご形誘導電動機)」に基づく電動機
・「JIS C 42112(低圧三相かご形誘導電動機-低圧トップランナーモータ)」
に基づく電動機
上記以外

2)インバータの選択肢には、「有」、「無」があります。

選択肢 適用条件
インバータが設置されている場合
ただし、自動制御が行われておらず固定周波数で運用する場合も含まれます。
インバータが設置されていない場合

3)送風量制御の選択肢には、「無」、「CO 濃度制御」、「温度制御」があります。

選択肢 適用条件
送風量制御を採用しない場合
CO 濃度制御 駐車場等においてCO 濃度やCO2 濃度により、送風量の制御を行っている場合
温度制御 電気室以外において室内温度により、送風量制御を行っている場合

4)各ボタンの説明

  • [?]ボタン:[?]ボタンにカーソルを合わせると、ヘルプが表示されます。
  • [補助]ボタン:熱源効率設定ダイアログが表示されます。
入 力 項 目 説  明
冷却能力
(熱源ユニット) kW
熱源ユニットの冷却能力を入力します。
  • ・空気熱源パッケージ型の場合は、屋外機の冷却能力
  • ・水熱源パッケージ型空調機の場合は、熱源ユニット(圧縮機内蔵)
  • ・中央熱源方式の場合は、熱源機本体の冷却能力。
熱源エネルギー
消費量の合計
電気 kW/h
熱源が電気の場合、その合計消費量を入力します。
重油 L/h 熱源が重油の場合、その合計消費量を入力します。
灯油 L/h 熱源が灯油の場合、その合計消費量を入力します。
液化石油ガス L/h 熱源が液化石油ガスの場合、その合計消費量を入力します。
都市ガス ㎥/h 熱源が都市ガスの場合、その合計消費量を入力します。

1)各ボタンの説明

  • [?]ボタン:[?]ボタンにカーソルを合わせると、ヘルプが表示されます。
  • [計算]ボタン :熱源エネルギー消費量の合計に基づいて、熱源効率(一次換算値)が計算されます。

■ 操作

ここでは、「給排気送風機」のリストを例に説明します。「換気代替空調機」も同様に行えます。

1 . [設備機器]メニューから〔リスト〕パネルの[ 換気]を選択する


2 . 換気機器リストダイアログが表示される
空いている番号をクリックします。[新規作成]ボタンが表示されますので、クリックします。

※登録する番号をダブルクリックしても、新規作成が行えます。
※既存データの番号をクリックすると、[編集]ボタンが表示され、編集が行えます。また、既存データの番をダブルクリックしても、編集が行えます。


3 . 給排気送風機設定ダイアログが表示される
[制御による補正]の各項目をクリックし、プルダウンリストから選択します。それ以外は各項目をクリックし、入力します。設定後、[OK]ボタンをクリックします。


4 . 換気機器リストダイアログが表示される
設定した内容が表示されます。設定後、[OK]ボタンをクリックすると、リストに登録されます。