|給湯機器リスト
給湯機器リストに登録します。
■ ダイアログ

リストで共通のボタンについては、【空調機器リスト】コマンドの「リストで共通のボタンの説明」を参照してください
■ 説明
入 力 項 目 | 説 明 |
---|---|
機器記号 | 「機器記号」、「燃料種類」、「加熱能力」、「熱源効率」、「配管保温仕様」、 「接続口径」、「太陽熱(面積、方位角、傾斜角)」、「備考」 が表示されます。 ダブルクリックすると、「給湯機器設定」ダイアログが表示されます (詳細は、「給湯機器設定」を参照してください)。 |
加熱能力 kW | |
熱源効率 | |
配管保温仕様 | |
接続口径 ㎜ | |
太陽熱(面積、方位角、傾斜角) | |
備考 |
※機器リストで、名称等の文字列入力の箇所には、カンマ(,)、改行を使用しないようにしてください。
給湯機器設定
■ ダイアログ

■ 説明
入 力 項 目 | 説 明 |
---|---|
機器記号 | 給湯機の機器記号を入力します。 |
燃料種類 | プルダウンリストから、「電力」、「都市ガス」、「液化石油ガス」、「重油」、「灯油」、 「他人から供給された熱(温水)」、「他人から供給された熱(蒸気)」のいずれか を選択します。 |
定格加熱能力 kW | 給湯機器の定格加熱能力を数値で入力します。電気温水器等の電気ヒーター による加熱機器の場合は電気ヒーターの電気容量を入力します。 ※定格加熱能力とは、JIS や JRA(日本冷凍空調工業会)等で規定された標準定格条件 (給水温度、出湯温度、外気温湿度、流量等の条件)下での性能です。 ※1つの給湯系統の中に複数の給湯機器が接続されており、これらが連携して動く場合は、 これらの給湯機器の定格加熱能力の総和を入力します。 |
熱源効率(一次エネルギー換算) | 給湯機器の熱源単体効率を数値で入力します。単位は%ではなく、小数で入力 します。ここで入力する熱源効率は一次エネルギーに換算した値です。具体的な 求め方は、給湯熱源効率(一次エネルギー換算)の算出方法に示します。1)参照 ※循環ポンプのエネルギー消費量は含まなくてよいです。 |
配管保温仕様 | プルダウンリストから、「裸管」、「保温仕様1」、「保温仕様2」、「保温仕様3」、 「保温仕様A」、「保温仕様B」、「保温仕様C」、「保温仕様D」 のいずれかを選択します。2)参照 |
接続口径 mm | 給湯機器に接続される給湯配管の最大口径を数値で入力します。 |
太陽熱利用 有効集熱面積 ㎡ |
太陽熱利用の有効集熱面積を数値で入力します。 |
集熱面の方位角 ° | 太陽熱集熱面の方位角を数値で入力します。 南:0°、西:90°、北:180°、東:270°とします。 |
集熱面の傾斜角 ° | 太陽熱集熱面の傾斜角を数値で入力します。 水平:0°、垂直:90°とします。 |
URL | 当該機器に関して、参考URLがあれば記入します。 |
備考 | 当該機器に関して、記述事項などがあれば記入します。 |
1)給湯熱源効率(一次エネルギー換算)の算出方法
給湯機器の熱源効率は原則として下記の表の値を用い、次式で算出した値とします。
熱源効率=定格加熱能力[kW] / (定格消費電力[kW] × 9760 / 3600 + 定格燃料消費量[kW])
注1)1つの給湯系統の中に複数の給湯機器が接続されており、これらが連携して動く場合は、
これらの給湯機器の熱源効率を各熱源機器の定格加熱能力で重み付けして平均した値を入力します。
熱源機種 | 性能項目 | 定義 |
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ガス給湯機 | 定格加熱能力 | JIS S 2109 で規定される「出湯能力」。 |
定格消費電力 | JIS S 2109 で規定される「定格消費電力」。 | |
定格燃料消費量 | JIS S 2109 で規定される「表示ガス消費量」。 | |
ガス給湯暖房機 | 定格加熱能力 | JIS S 2112 で規定される「出湯能力」。 |
定格消費電力 | JIS S 2112 で規定される「定格消費電力」。 | |
定格燃料消費量 | JIS S 2112 で規定される「表示ガス消費量」。 | |
ボイラ | 定格加熱能力 | ・【蒸気ボイラ】蒸気ボイラ性能表示ガイドラインで規定された 「熱出力(表示)」。 ・【貫流ボイラ】貫流ボイラ性能表示ガイドラインで規定された 「熱出力(表示)」。 ・【小型貫流ボイラ】小型貫流ボイラー性能表示ガイドラインで 規定された「熱出力(表示)」。 ・【温水ボイラ】温水発生機・温水ボイラ性能表示ガイドラインで 規定された「熱出力」。 |
定格消費電力 | ・【蒸気ボイラ】蒸気ボイラ性能表示ガイドラインで規定された 「設備電力(表示)」。 ・【貫流ボイラ】貫流ボイラ性能表示ガイドラインで規定された 「設備電力(表示)」。 ・【小型貫流ボイラ】小型貫流ボイラー性能表示ガイドラインで 規定された「設備電力(表示)」。 ・【温水ボイラ】温水発生機・温水ボイラ性能表示ガイドラインで 規定された「定格消費電力」。 |
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定格燃料消費量 | ・【蒸気ボイラ】蒸気ボイラ性能表示ガイドラインで規定された 「燃料消費量(表示)[kW]」。 ・【貫流ボイラ】貫流ボイラ性能表示ガイドラインで規定された 「燃料消費量(表示)[kW]」。 ・【小型貫流ボイラ】小型貫流ボイラー性能表示ガイドラインで規定された 「燃料消費量(表示)[kW]」。 ・【温水ボイラ】温水発生機・温水ボイラ性能表示ガイドラインで規定された 「定格燃料消費量」。 |
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石油給湯機 (給湯単機能) |
定格加熱能力 | JIS S 3024 で規定される「連続給湯出力」。 |
定格消費電力 | JIS S 3024 で規定される「定格消費電力」。 | |
定格燃料消費量 | JIS S 3024 で規定される「(最大)燃料消費量」。 | |
石油給湯機 (給湯機付ふろがま) |
定格加熱能力 | JIS S 3027 で規定される「連続給湯出力」。 |
定格消費電力 | JIS S 3027 で規定される「定格消費電力」。 | |
定格燃料消費量 | JIS S 3027 で規定される「(最大)燃料消費量」。 | |
家庭用ヒートポンプ給湯機 | 定格加熱能力 | JIS C 9220 で規定される「冬期高温加熱能力」。 |
定格消費電力 | JIS C 9220 で規定される「冬期高温消費電」。 | |
定格燃料消費量 | 0 とする。 | |
業務用ヒートポンプ給湯機 | 定格加熱能力 | JRA4060で規定される「冬期高温貯湯加熱能力」。 |
定格消費電力 | JRA4060で規定される「冬期高温貯湯加熱消費電力」。 | |
定格燃料消費量 | 0 とする。 | |
貯湯式電気温水器 | 定格加熱能力 | JIS C 9219 で規定される「定格消費電力」。 |
定格消費電力 | JIS C 9219 で規定される「定格消費電力」。 | |
定格燃料消費量 | 0 とする。 | |
電気瞬間湯沸器 | 定格加熱能力 | JIS C9335-2-35 で規定される「定格入力」。 |
定格消費電力 | JIS C9335-2-35 で規定される「定格入力」。 | |
定格燃料消費量 | 0 とする。 | |
真空式温水発生機 | 定格加熱能力 | 温水発生機・温水ボイラ性能表示ガイドラインで規定される「熱出力」。 |
定格消費電力 | 温水発生機・温水ボイラ性能表示ガイドラインで規定される「定格消費電力」。 | |
定格燃料消費量 | 温水発生機・温水ボイラ性能表示ガイドラインで規定される「定格燃料消費量」。 | |
無圧式温水発生機 | 定格加熱能力 | 温水発生機・温水ボイラ性能表示ガイドラインで規定される「熱出力」。 |
定格消費電力 | 温水発生機・温水ボイラ性能表示ガイドラインで規定される「定格消費電力」。 | |
定格燃料消費量 | 温水発生機・温水ボイラ性能表示ガイドラインで規定される規定される 「定格燃料消費量」。 |
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地域熱供給 | 定格加熱能力 | 設計図書に記載されている熱供給量。 |
定格消費電力 | 0 とする。 | |
定格燃料消費量 | 定格能力に「他人から供給された熱の一次エネルギー換算値」を掛けた値。 (注6)参照 |
(注1)JRA とは、一般社団法人日本冷凍空調工業会により定められた規格をいう。
(注2)HA とは、日本暖房機器工業会により定められた規格をいう。
(注3)蒸気ボイラ性能表示ガイドライン、貫流ボイラ性能表示ガイドラインとは、一般社団法人日本産業機械工業会 ボイラ・原動機部会により定められたガイドラインをいう。
(注4)小型貫流ボイラー性能表示ガイドラインとは、公益財団法人日本小型貫流ボイラー協会により定められたガイドラインをいう。
(注5)温水発生機・温水ボイラ性能表示ガイドラインとは、日本暖房機器工業会 業務用ボイラ部会により定められたガイドラインをいう。
(注6)一般社団法人日本熱供給事業協会が定める「熱供給事業における冷熱・温熱別換算係数算出に係るガイドライン」に基づき算出した値を用いる場合は、冷熱(冷水)、温熱(温水、蒸気)別の係数を使用することができる。熱供給事業便覧(一般社団法人日本熱供給事業協会)の公表データに基づき算出した値を用いる場合、及び条例等に基づいて行政庁により公表されているデータに基づき算出した値を用いる場合は、冷熱と温熱で同じ係数を使用することとする。係数の値が不明である場合は、告示別表第1 で定められた1.36 kJ/kJ を使用する。
2)配管保温仕様一覧
選択肢 | 適用条件 |
---|---|
裸管 | 保温材なし |
保温仕様1 | ・管径40 ㎜未満:保温材厚さ30 ㎜以上 ・管径40 ㎜以上125 ㎜未満:保温材厚さ40 ㎜以上 ・管径125 ㎜以上:保温材厚さ50 ㎜以上 |
保温仕様2 | ・管径50 ㎜未満:保温材厚さ20 ㎜以上 ・管径50 ㎜以上125 ㎜未満:保温材厚さ25 ㎜以上 ・管径125 ㎜以上:保温材厚さ30 ㎜以上 |
保温仕様3 | ・管径125 ㎜未満:保温材厚さ20 ㎜以上 ・管径125 ㎜以上:保温材厚さ25 ㎜以上 |
保温仕様A | ・呼び径が 32 未満の配管にあっては、保温材の厚さが 30 ㎜以上 ・呼び径が 32 以上の配管にあっては、保温材の厚さが 40 ㎜以上 ・保温材は JIS A 9504 のロックウールもしくはグラスウールの保温筒とする。 |
保温仕様B | ・呼び径が 32 未満の配管にあっては、保温材の厚さが 20 ㎜以上 ・呼び径が 32 以上 65 未満の配管にあっては、保温材の厚さが 30 ㎜以上 ・呼び径が 65 以上の配管にあっては、保温材の厚さが 40 ㎜以上とした仕様 保温材は JIS A 9504 のロックウールもしくはグラスウールの保温筒とする。 |
保温仕様C | ・呼び径が 100 未満の配管にあっては、保温材の厚さが 20 ㎜以上 ・呼び径が 100 以上の配管にあっては、保温材の厚さが 25 ㎜以上とした仕様 ・保温材は JIS A 9504 のロックウールもしくはグラスウールの保温筒とする。 |
保温仕様D | ・保温材の厚さは保温仕様 C と同様とする ・保温材は JIS A 9504 のロックウールもしくはグラスウールとする。 |
3)各ボタンの説明
[?]ボタン:[?]ボタンにカーソルを合わせると、ヘルプが表示されます。
■ 操作
1 . [設備機器]メニューから〔リスト〕パネルの[給湯]を選択する
2.給湯機器リストダイアログが表示される
空いている番号をクリックします。[新規作成]ボタンが表示されますので、クリックします。

※既存データの番号をクリックすると、[編集]ボタンが表示され、編集が行えます。また、既存データの番号をダブルクリックしても、編集が行えます。
3 . 給湯機器設定ダイアログが表示される
[燃料種類]、[配管保温仕様]をクリックし、プルダウンリストから選択します。
それ以外は各項目をクリックし、入力します。

4 . 給湯機器リストダイアログが表示される
設定した内容が表示されます。設定後、[OK]ボタンをクリックするとリストに登録されます。
