リストについて
新規作成や編集も行え、利用することができます。また、層構成材料と開口を利用して複合材を作成し、
利用することができます。
■ リストの種類
-
リストには、以下のものがあります。詳細は各コマンドをご参照ください。
材料一覧リスト、層構成リスト、 開口リスト、複合断面材料リスト
リスト内は、以下のように文字の色により状態を表します。
・黒色文字は、リストに登録している状態
・青色文字は、現在開いているファイルで使用中の状態
・緑色文字は、複合断面材料リスト内で定義している状態

●材料一覧
材料一覧には、「平成28 年省エネルギー基準に準拠した建材等の熱物性値(住宅)」、「平成28 年
省エネルギー基準に準拠したJIS で熱物性値の定めのある建材等の熱物性値(住宅)」に記載され
ている材料があらかじめ登録されています。「ユーザー定義」には、追加で材料を登録しておくこ
ともできます。
※「ユーザー定義」以外のデータベースは、追加、削除はできません。また、「厚さ」、「透湿比抵抗」、「材料区分」のみ変更可能です。

●層構成リスト
層構成リストには、各部位(壁、床、天井、屋根、基礎)の材料が、あらかじめ複数登録されています。
新規作成や編集も行え、層構成の編集ダイアログから設定し、登録しておくことができます。

●開口リスト
開口リストには、いくつかの開口(窓・ドア)があらかじめ登録されています。
新規作成や編集も行え、開口詳細編集ダイアログから設定し、登録しておくことができます。

●複合断面材料リスト
複合断面材料リストには、いくつかの複合断面材料があらかじめ登録されています。
新規作成や編集も行え、複合断面材料の編集ダイアログから設定し、リストに登録しておくことができます。

■ リストの利用
-
リストは、【部屋】、【開口】、【出窓】、【天窓】、【屋根】、【天井】、【床】、【小屋裏】、【基礎】コマンドで利用されます。
ここでは、【部屋】コマンドでリストの利用方法を説明します(その他の入力コマンドの利用方法に関しては、各コマンドを参照してください)。
●部屋コマンドで入力する
[ホーム]メニューから〔入力〕パネルの[部屋]を選択します。
外壁の[単一材]、あるいは[複合材]のプルダウンリストから壁材を選択します。

[リスト]ボタンをクリックした場合は、壁材リストが表示され、確認ができます。
壁材リストは、【層構成リスト】コマンドで設定した中で、用途が壁の材料だけを表示します。

※複合材の[リスト]ボタンを選択した場合は、【複合断面材料リスト】コマンドで設定した中で、用途が壁、床、天井、屋根、建具の材料が表示されます。
■ リストの登録
-
各リストでは、新規作成や編集が行えます。
ここでは、【層構成リスト】コマンドに登録する方法を説明します。
●層構成リストに登録する
[ホーム]メニューから〔入力〕パネルの[層構成]を選択します。
層構成リストダイアログが表示されますので、空いている番号をクリックし、[新規作成]ボタンをクリックします。

※空いている番号をクリックすると、[編集]ボタンが[新規作成]ボタンに変わります。
層構成の編集ダイアログが表示されますので、材料記号を入力し、用途、計算方法を設定します。 [材料選択]ボタンをクリックすると、材料一覧ダイアログが表示されますので、材料を選択し、[追加] ボタンをクリックします。

※材料一覧ダイアログの材料をダブルクリックで選択しても、材料層の編集ダイアログに追加することができます。
層構成の編集ダイアログに、追加した材料が表示されます。材料の追加がある場合は、続けて材料
一覧ダイアログから追加の操作を繰り返します。
材料の追加を終了する場合は、材料一覧ダイアログの[閉じる]ボタンをクリックして、材料一覧ダイ
アログを閉じます。

※材料一覧ダイアログの「データベース」でデータベースが選択できます。
※材料一覧ダイアログの「種類」をプルダウンリストから選択すると、種類ごとに絞り込んで材料を表示し、選択できます。
層構成の編集ダイアログの[OK]ボタンをクリックし、層構成の編集ダイアログを閉じます。

※設定した材料を選択し、[削除]ボタンをクリックすると、材料構成から材料を削除することができます。
※複数の材料を設定した場合、材料の表の上が外側、下が内側となるように設定しますので、位置を変更する場合は、
材料を選択し、[上へ]ボタン(または[下へ]ボタン)をクリックして変更します。
層構成リストダイアログが表示され、選択した登録番号に設定した材料記号、用途などが表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると、層構成リストに登録されます。