通り芯の入力と編集を行うことができます。

◆実行方法

リボンメニュー[注釈]→[通り芯]

◆機能

1)入力機能

ユニット

XYの通り芯数やスパンを設定し、通り芯を配置します。

線入力

始点終点を指示し、通り芯を入力します。

主に、既にある通り芯に追加で入力する場合に利用します。

2)編集機能

通り芯編集

既存の通り芯ユニットの編集を行います。

◆ユニット入力

XYの通り芯数やスパンを設定し、通り芯を配置します。

設定値を確認後、ビュー上で位置を指示します。

設定値

余長

通り芯線分の余長を設定します。単位[mm]

符号オフセット

通り芯線分から符号配置位置までのオフセットを設定します。単位[mm]

X通り/Y通り

芯名の種別をコンボで選択し、スパンを入力します。

X,Yの通り芯数と芯名とスパン(単位[mm])をそれぞれ設定します。

設定されているグリッドの最終行をクリックで行を追加できます。

行列名を右クリックで行列のコピー/貼り付け/行の挿入/行の削除/クリアが行えます。

カンマ区切り入力

リスト上を右クリック→”カンマ区切り入力”を選択すると、スパンをカンマ区切りで入力することもできます。

符号配置

上下左右の通り芯符号の有無を設定します。

◆線入力

設定値を確認したら、ビュー上で始点終点を指示し、通り芯を入力します。

設定値

既存の通り芯ユニットに追加する場合は[←][→]ボタンやボタンから既存の通り芯を選択します。

新規に通り芯ユニットを生成する場合はボタンをクリックします。

符号名称

入力する通り芯の符号名称を設定します。

ユニット入力時にはX通り/Y通りの芯名として通り芯それぞれで設定します。

符号配置

始点/終点の通り芯符号の有無を設定します。

余長

通り芯線分の余長を設定します。単位[mm]

符号オフセット

通り芯線分から符号配置位置までのオフセットを設定します。単位[mm]

◆通り芯編集

既存の通り芯ユニットの編集を行います。

[←][→]ボタンやボタンから既存の通り芯を選択します。

設定値

移動

選択している通り芯ユニットを移動します。ボタンクリック後にビュー上で基点と移動先の点を指示して移動します。

削除

選択している通り芯ユニットを削除します。

回転角

選択している通り芯ユニットの回転角度を指定します。単位[度]

余長

通り芯線分の余長を変更します。単位[mm]

符号オフセット

通り芯線分から符号配置位置までのオフセットを変更します。単位[mm]

要素連動

通り芯のスパン変更時などに通り芯上の要素を連動して編集するかを設定します。

連動要素：柱、梁、壁、スラブ、部屋、ゾーン、寸法線

X通り/Y通り

芯名の種別をコンボで選択し、スパンを入力します。

X,Yの通り芯数と芯名とスパン(単位[mm])をそれぞれ設定します。

設定されているグリッドの最終行をクリックで行を追加できます。

行列名を右クリックで行列のコピー/貼り付け/行の挿入/行の削除/クリアが行えます。

カンマ区切り入力

リスト上を右クリック→”カンマ区切り入力”を選択すると、スパンをカンマ区切りで入力することもできます。

符号配置

上下左右の通り芯符号の有無を設定します。

◆ビュー上での編集

通り芯編集モードの場合に、ビュー上でスパンの変更を行うことができます。

①数値指定

 選択している通り芯ユニットのスパン文字をダブルクリックで数値でスパン編集が可能です。

①マウス指定

 一度、通り芯線を選択し(1)、再度線をクリックし(2)、移動位置を指示します(3)。

※要素連動がONの際に[Shift/Ctrl]+左クリック/ドラッグで連動する要素を追加選択、解除が可能です。

◆その他設定値

符号属性

符号の形状や、文字の属性を設定します。

文字属性

通り芯符号のフォントやサイズ、太字、斜体、下線、取り消し線、文字色の設定を行います。

形状種別

符号の形状種別を設定します。〇/□/◇

描画属性

描画属性を設定します。