建築設計・製図CAD
第42回 領域の一括配置
【概要】
「領域作成」コマンドは、あらかじめ面積が決まった空間を矩形で配置して、レイアウトを検討できます。
DRA-CAD18では、空間のXY方向長さを指定して、リストから一括で領域ポリラインを配置できるようになりました
領域集計表は、領域ポリラインの編集に応じて、リアルタイムに再計算されます。
【操作】
[名前]、[X,Y方向の長さ]を入力し、保存したCSVファイルを用意します。
※作成したファイルは閉じておきます。
「領域作成」コマンドを実行します。
一括配置の[ファイル指定]ボタンから、CSVファイルを選択します。
CSVファイルを読み込むと、ダイアログ内の[名前]、[X]、[Y]に表示されます。
面積は読み込んだ[X]、[Y]から自動計算されます。[OK]ボタンをクリックします。
※一括配置では、配置原点、種別、名前は無視されますので、設定せずに実行します。
名前は、CSVファイルで入力された名前が読み込まれ、それぞれの領域に書かれます。
画面上でクリックすると、領域が配置されます。
配置後は自由に編集します。
■「領域集計」コマンドで配置した領域を集計し、表を作図します。
1.「領域集計」コマンドを実行します。
2.集計分類などを設定し、領域を選択します。
3.クリックで配置すると、表を作図します。
・集計の分類で[レイヤ]を設定した場合は、配置している同じレイヤ領域をまとめ、指定した面積 (ソートキー)を降順(ソート順)に、表を作図します。
・領域の一括配置と分類名を入力すると、表の領域の一括配置と分類名に作図されます。