建築設計・製図CAD
第31回 複数の縮尺が混在している図面の寸法線編集
~縮尺を自動的に考慮した寸法線編集~
【概要】
複数の縮尺が混在している図面の寸法線を編集する際に、記入縮尺を切り替えることなく、記入縮尺を考慮した編集が行えます。ストレッチやピンセットなどで寸法線を編集する際に便利です。
【操作】
「ストレッチ」コマンドでX方向に1000mm伸ばす場合、[寸法線の記入縮尺を考慮する]にチェックを入れることで、記入縮尺を考慮した編集が行えます。
例:「図面の縮尺 1/100」「記入縮尺 1/100」
※寸法線の合成、寸法線の追加、寸法線の分割、寸法線の足出しでも行えます。
設定は寸法線の追加のダイアログで行います。
作図作業の効率化にお役立ていただければと思います。
【補足】
※寸法線を編集する際に記入縮尺を考慮する機能は、DRA-CAD16シリーズ以降のバージョンでご利用いただけます。