|部屋

部屋を入力します。

■ 属性パレット

■ 説明

※名称、数字など、入力上のルールがあります。詳細は、「入力上で共通のルール」を参照してください。

入 力 項 目 説  明
指示方法 「2点指示」、「多角形指示」のいずれかを選択します。1)参照
入力方法
 同じ属性の領域を併合する
同じ属性の部屋を入力する場合、「同じ属性の領域を併合する」に、 ☑ を入れ、
重ねて入力すると、自動で包絡された1つの領域となります。2)参照
部屋属性
部屋名
部屋名を入力します。キーボードから部屋名を直接入力(半角64文字以内)、
またはプルダウンリストから選択します。3)参照
記号・用途の区分 【プラン管理】コマンドの「プラン概要」で登録した記号と用途の区分が
表示されます。プルダウンリストから選択します。
※「プラン概要」では初期値で、「記号:08470」「用途の区分:事務所」が設定されています。
モデル建物 用途の区分に応じて、モデル建物の選択肢が表示されます。
適用するモデル建物をプルダウンリストから選択します。
※「プラン概要」では初期値で、「事務所モデル」が設定されています。
空調 「空調」、「非空調」のいずれかを選択します。
吹抜け 床がなく吹抜けの場合は、☑を入れます。4)参照
計算除外 計算から除外する場合は、☑ を入れます。5)参照
断熱材
外壁
断熱材リストで登録された断熱材(部位種別が「外壁」)をプルダウンリストから選択します。
※[リスト]ボタンをクリックして表示される「断熱材リスト」から、
詳細の確認や選択が可能です。
外床 断熱材リストで登録された断熱材(部位種別が「外気に接する床」)を
プルダウンリストから選択します。
※[リスト]ボタンをクリックして表示される「断熱材リスト」から、
詳細の確認や選択が可能です。
屋根 断熱材リストで登録された断熱材(部位種別が「屋根」)をプルダウンリストから選択します。
※[リスト]ボタンをクリックして表示される「断熱材リスト」から、
詳細の確認や選択が可能です。
設備(対象室用途)
照明
照明の対象室用途を指定します。選択した「モデル建物」ごとに照明設備の仕様を
入力する室用途が定められており、この室用途に該当する室に設置される照明設備を
対象として入力を行います。
表1に記載のない室用途については、その室にある照明設備の仕様は入力しない
こととします。なお、これらの室用途の判断については、図面に掲載されている
室の名称だけではなく、、省エネルギー基準で想定している各室用途の標準室使用条件と
照らし合わせて判断します。
換気 換気の対象室用途を指定します。
「機械室」、「便所」、「厨房」、「駐車場」から選択します。

表1

1)ユニットバス部分は含まない(モデル建物法では、ユニットバスの照明器具は入力する必要はない)。

2)電子計算機器演習室、実験室、実習室は「教室」とはみなさない(モデル建物法では、電子計算機器
演習室、実験室、実習室に該当する室の照明器具は入力する必要はない)。

3)指示方法
 2点指示
  グリッドに沿って対角にクリックすると、部屋が入力されます。

 多角形指示
  入力したい形状の頂点を順にクリックします。右クリックすると、編集メニューが表示されます。
  [入力終了]を指定すると、部屋が入力されます。
  ※⑤点目を右クリックせず、①点目を取った場合は、編集メニューを表示しないで、部屋が入力されます。

  編集メニューでは、指示点のキャンセルおよび終了することができます。

  • [継続]    :メニューを閉じて入力を続けます。
  • [1つ戻る]  :指示した点を1つキャンセルし、1つ前の点に戻ります。
  • [やり直し]  :指示した点をすべてキャンセルし、1点目から指示をやり直します。
  • [入力終了]  :最後に指示した点で入力を終了します。
  • [コマンド終了]:指示した点をすべてキャンセルし、コマンドを終了します。

4)入力方法
 同じ属性の領域を併合する
 「同じ属性の領域を併合する」に ☑を入れた場合、重ねて入力すると、包絡され1つになります。
 ※多角形指示でも同様に行えます。

 部屋の切欠き
 [Shift]を押しながら重ねて入力すると、重なった部分を削除します。
 ※多角形指示でも同様に行えます。

5)部屋属性の登録、削除、インポート
 部屋属性の登録
  部屋名と属性を登録します。
  [登録]ボタンをクリックすると、現在設定されている「部屋名」、「記号・用途の区分」、「モデル建物」、「空調」が、
  1つの属性セットとして登録されます。
  登録すると、部屋名のプルダウンリストに表示され、選択ができます。
  ファイルを保存すると、プルダウンリストに登録した項目が保存されます。

  (1)部屋名の[▼] ボタンをクリックし、プルダウンリストで確認します。

  (2) プルダウンリストにない部屋名を入力します。
  [登録]ボタンをクリックすると、部屋名と属性が登録され、プルダウンリストから選択ができます。

  ※すでに同名の部屋名があった場合は、確認メッセージダイアログが表示されます。
  [はい]ボタンをクリックすると上書きで登録されます。
  [いいえ]ボタンをクリックすると登録されません。

 部屋属性のインポート

  [インポート]ボタンから、他のファイルに登録されている部屋属性を読込むことができます。
  読込めるファイルの種類
  *.sblgm :SAVE-建築(モデル建物法)ファイル

  (1)[インポート]ボタンをクリックすると、開くダイアログが表示されます。
   インポートするファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。

  ※同じ部屋名ですでに登録されている場合は、インポート時に確認メッセージダイアログが表示されます。
  [はい]ボタンをクリックすると、読み込まれ上書きされます。
  [いいえ]ボタンをクリックすると、読み込まれません。

  (2) 部屋名のプルダウンリストをクリックすると、一覧が表示されます。

 部屋属性の削除

  プルダウンリストに登録されている部屋の属性を削除します。
  削除したい部屋名を選択し、[削除]ボタンをクリックします。リストから削除されます。

6)吹抜けの☑の有無による表示
 「吹抜け」に☑を入れている場合は、【吹抜け】の文字が表示されます
 (部屋の色の詳細は、「部屋の色の表示」を参照してください)。

空調表示モードの場合

7)計算除外の☑の有無による表示
 「計算除外」に ☑を入れている場合は、【計算除外】の文字が表示されます。
 計算除外に設定された部屋は必ず薄い黄色で表示されます。

空調表示モードの場合

■ 部屋の色の表示

表示モードには、「モデル建物」、「空調」、「非空調コア部」があり、部屋の色は表示モードによって異なります。
[表示]メニューから〔表示モード〕パネルの[表示モード]で
[モデル建物]、[空調]、[非空調コア部]を切り替えて表示することができます。
[モデル建物]:部屋の色は、モデル建物に応じて色分けして表示されます。

[空調]・[非空調コア部]:部屋の色は、空調に応じて色分けして表示されます
(非空調コア部の領域は半透明の紫で重ねて表示され、非空調コア部の外周はピンク色で強調表示されます)。

※計算除外に設定された部屋は、いずれの場合も薄い黄色で表示されます。

■ 操作

1.[ホーム]メニューから〔入力〕パネルの[ 部屋]を選択する

2.属性パレットに部屋の属性が表示される
部屋属性や断熱材などを設定します。「外壁」、「外床」、「屋根」のそれぞれに断熱材を設定します。

※既に入力している部屋の属性を取得したい場合、コマンドを実行後、[Ctrl]キーを押しながら部屋のエリアをクリックすることで、「部屋属性」と「外床」、「屋根」の断熱材をパレットに取得することができます(計算除外は取得しません)。[Ctrl]キーを押しながら外壁をクリックすることで、「外壁」の断熱材を取得することができます。

3.部屋を入力する
指示方法を2点指示で入力します。グリッドに沿って配置する2点をクリックすると、部屋が入力されます。

4.コマンドを終了する
右クリックで終了します。
※別の入力コマンドを実行しても、現在のコマンドが解除されます。