|IFC変換設定

IFCファイルをインポートする時の設定を行います。

■ダイアログ


  • ①IFCファイルの変換時、部屋形状を内法から壁芯へ変換する場合に☑を入れます。☑が外れている場合は、部屋形状を変更しません。
  • ②[変換する理由]ボタンをクリックすると、変換する理由の詳細な説明が表示されます。
  • ③①で☑を入れた場合、「壁芯交点との距離(mm以内)」、「円弧上壁芯交点との距離(mm以内)」、「近接する壁芯の吸収値」を設定します。

    [壁芯交点との距離(mm以内)]
    部屋の頂点を壁芯交点に移動する場合、この距離内の壁芯交点を検索し、もっとも近い壁芯交点へ移動します。

    [円弧上壁芯交点との距離(mm以内)]
    円弧上に分割された部屋の頂点を移動する場合、この距離内の壁芯交点を検索し、もっとも近い壁芯交点へ移動します。

    [近接する壁芯の吸収値]
    近接壁芯を同一の壁芯とみなすための吸収値を設定します。

  • ④北側角度をIfcSiteから取得する場合に☑を入れます。☑が外れている場合は、IfcProjectから取得します。
  • ⑤IfcSpaceのグループ名
    IFCファイル変換時に、変換対象となるIfcSpaceのグループ名を指定します。Revitのエリアから書き出されたIfcSpaceの場合、変換対象となるエリアスキームの名前をグループ名に指定します。
  • ⑥材料記号の連携箇所
    材料記号の連携のための名称取得位置の優先順位をプルダウンリストから設定します。
    材料記号の連携箇所の▼をクリックして、「MaterialとType(Material優先)」、「TypeとMaterial(Type優先)」、「Materialのみ」、「Typeのみ」のいずれかを選択します。

    [MaterialとType(Material優先)]
    IfcRelAssociatesMaterialとIfcRelDefinesByTypeを検索してIfcRelAssociatesMaterialを優先します。

    [TypeとMaterial(Type優先)]
    IfcRelDefinesByTypeとIfcRelAssociatesMaterialを検索してIfcRelDefinesByTypeを優先します。

    [Materialのみ]
    IfcRelAssociatesMaterialのみ検索します。

    [Typeのみ]
    IfcRelDefinesByTypeのみ検索します。

  • ⑦開口サイズの連携個所
    開口サイズを連携するための高さと幅の取得位置をプルダウンリストから設定します。

    [OverallHeight,OverallWidth]
    IfcWindow,IfcDoorのOverallHeight,OverallWidthから開口の高さと幅を取得します。

    [PropertySet]
    IfcWindow,IfcDoorに関連付いているPropertySetで、Nameに高さ、幅が設定されているNominalValueから取得します。ないときは、OverallHeight,OverallWidthから取得した値になります。

    [OpeningElement]
    IfcOpeningElementの高さと幅から取得します。

  • ⑧壁属性をデフォルトにする
    壁の属性をSAVE-建築のデフォルトにする場合に☑を入れます。 ☑が外れている場合は、壁の属性がインポートされます。
  • ⑨説明
    選択している項目に関しての説明が表示されます。
  • ⑩初期設定に戻す
    [初期設定に戻す]ボタンをクリックすると、すべて初期値に戻します。