複合材

複合材の熱橋の自動生成に関して、以下の制限があります。
複合材は原則として外壁と建具にしか使用できません。
複合材の熱橋は左端の材料のみ評価します。


◆使用できる部位は外壁または建具

複合材は外壁、または建具のみで使用します。
床や天井といった水平材に関しては、複数の領域に分けて入力が可能です。
既存のデータにおいて屋根、天井、床で複合材が使用されていた場合、もっとも面積の大きい材
料(面積が同じ場合は左下の材料)で熱橋の判定を行います。

◆外壁に使用できる定義は縦n個×横1個

現在複合材は縦n個×横m個の材料を定義できますが、外壁で使用できる複合材は縦n個×横1
個の定義のみとします。
既存のデータで横方向に複数の定義がされている複合材の場合でも、左端の材料のみで熱橋を
生成します。
ただし、複合材の熱貫流率の計算に関しては、既存のデータとの互換性のため縦n×横mで計算
を行います。

複雑なモデルの場合、熱橋の自動生成は正しくない場合があります。
これらの場合には熱橋を直接入力していただく必要があります。