パレット

初期設定では、「属性パレット」と「3D パレット」が表示されます。パレットはコマンド実行中も
常に表示することができます。表示/非表示の切り替えや配置位置を変更することもできます。

●パレットの表示・非表示

 パレットの表示/非表示の切り替えを行うことができます。
 [表示]メニューから〔ウィンドウ〕パネルの[属性]、または[3D]をクリックし、✔ を入れるとパレットが
 表示されます。✔ を外すと、非表示になります。
 ※パレットの[×]ボタンをクリックしてもパレットを非表示にすることができます。

●パレットのアイコン化

 パレットを画面の端にアイコン化することができます。
 パレットのボタンをクリックすると、作業ウィンドウの右端にアイコン化されます(ボタンは
 ボタンに変わります)。カーソルをアイコンに合わせクリックすると、パレットが表示され、作
 業ウィンドウ上をクリックすると、パレットが非表示(アイコン)になります。パレットのボタ
 ンをクリックすると、常に表示となります。

●パレットの操作

 パレットのタブ化や分離と結合、位置の移動などが行えます。
 <パレットのタブ化>
  パレットのタイトルバーをタブ化したいパレットにドラッグすると、配置位置が表示されます。
  配置位置の中央にドラッグすると、パレットがタブになります。
 

 <パレットの分離>
  タブをパレットの外にドラッグすると、パレットが分離します。
 

 <パレットの結合>
  パレットのタイトルバーを結合したいパレットにドラッグすると、配置位置が表示されます。
  配置位置の上下左右のいずれかにドラッグすると、指定した位置にパレットが結合されます。
 

 <パレットの移動>
  パレットのタイトルバーを作業ウィンドウにドラッグすると、画面の中央と上下左右にパレットの
  配置位置が表示されます。
 

  移動したい配置位置にドラッグすると、指定した位置にパレットが移動して結合します。
 

 <パレットのタイトルバーで右クリックメニュー>
 
  パレットのタイトルバーで右クリックすると、メニューが表示され、パレットの分離、結合、ア
  イコン化が行えます。

  フローティング(パレットの分離)
  フローティングに✔ を入れるとパレットが切り離され、自由な位置に配置することができます。
  切り離されたパレットのタイトルバーをドラッグすると、位置が移動できます。パレットの
  タイトルをダブルクリックすると、常に表示されます。

  ドッキング(パレットの結合)
  分離状態のパレットから操作をします。ドッキングに✔ を入れると、パレットを元の位置に
  結合します。

  自動的に隠す(パレットのアイコン化)
  [自動的に隠す]をクリックすると、パレットを自動的に隠し、作業ウィンドウの端にアイコン化
  されます。アイコン化している場合は、カーソルをアイコンに合わせてクリックすると、パレット
  が表示され、作業ウィンドウ上をクリックすると、パレットが非表示(アイコン)になります。
  作業ウィンドウを広く使いたい場合に便利です。

  非表示
  非表示に✔ を入れると、パレットが非表示になります。表示する場合は、[表示]メニューか
  ら〔ウィンドウ〕パネルの[属性]、または[3D]に✔ を入れると、パレットが表示されます。

■ 属性パレット

    コマンドを実行していない状態では、計算結果を表示します。
    部屋や開口などの入力コマンドを実行した場合は、データの属性が表示されます。
    ※[表示]メニューから〔ウィンドウ〕パネルの[属性]をクリックし、✔ を外すと、非表示になります。✔ を入れると表
    示されます。

    ●計算結果の表示

     データを作成または変更後、[更新]ボタンをクリックすると、編集中プランの計算結果が表示されます。
     また、基準のコンボボックス「エネルギー消費性能基準」・「エネルギー消費性能誘導基準」を切り替えることで、
     結果を切り替えて確認できます。
     ※計算を実行する前に、インターネットに接続している必要があります。

     
     ※[プラン管理]ボタンで新規にプランが登録できます。
     ※複数のプランを登録している場合は、編集中プランの[v]ボタンをクリックして、登録しているプランを選択
     すると、切り替えられます。標準プラン、省エネプランのように複数のプランを比較して検討できます。

    ●属性の表示

     部屋や開口などの入力コマンドを実行すると、データの属性が表示されます。入力コマンドを解除すると、
     計算結果の表示に戻ります(各項目の詳細は、各コマンドを参照してください)。

     文字や数値を入力する項目では、キーボードから直接文字や数値を入力します。項目を移動する場合は、
     [Tab]キー、またはマウスを使ってカーソルを移動し、設定します。

     

■ 3D パレット

    3D パレットは、作業ウィンドウに表示している計画平面図を3次元モデルで表示します。3D パレットに表示
    されている3次元モデルは、表示モードの切り替えや拡大表示、パンニング(画面移動)などの画面操作を行う
    ことができます。
     
    ※[表示]メニューから〔ウィンドウ〕パネルの[3D]をクリックし、✔ を入れると3D パレットが表示され、✔ を
    外すと非表示になります。

    ●表示モード切り替え

    ツールバーの[表示モード切替]ボタンをクリックし、[通常表示]、[熱橋表示]、[熱貫流率]、[日射熱取得率]のいずれかを
    選択すると、3次元モデルの表示モードを切り替えることができます。
    [通常表示] :計画平面図から3次元モデルを作成し、表示します。
    [熱橋表示] :計画平面図から3次元モデルを作成し、熱橋部を赤く表示します。
    [熱貫流率] :計画平面図から3次元モデルを作成し、材料に設定されている熱貫流率の値により、
    色分けして表示します。
    [日射熱取得率] :計画平面図から3次元モデルを作成し、材料に設定されている日射熱取得率の値により、
    色分けして表示します。
     
    ※【環境設定】コマンドの「3D 熱性能表示」で[レインボー]と[同色系グラデーション]の表示の切り替えができます。

    ●階表示モード切替

    ツールバーの[階表示モード切替]ボタンをクリックし、[全階]、[現在階]のいずれかを選択すると、
    全階と入力している階の表示を切り替えることができます。
     
    ※[現在階]の場合は、作業ウィンドウの入力階タブで階を切り替えると3D 表示も切り替わります。
    ※[Ctrl]キーを押しながら[T]キーを押すと、天井や屋根の表示/非表示が切り替わります。

    ●画面再表示

    ツールバーの[画面再表示]ボタンをクリックすると、入力されている3次元モデルが再表示されます。

    〔使用例〕 ・描いたはずのデータの一部が表示されないとき
     ・消したはずのデータが表示されているとき
     ・重なっているデータを消したために、他のデータも表示されなくなったとき

    ●全体表示

    ツールバーの[全体表示]ボタンをクリック、または3D パレット内で右クリックをすると、入力されている
    3次元モデル全体が表示されます。
    ※[Home]キーを押しても3次元モデル全体が表示されます。

    ●拡大表示

    拡大したい範囲をマウスの右ボタンでドラッグすると、指定した範囲が拡大表示され、注視点も移動します。
     

    ●ズームアップ・ズームダウン

    マウスのホイールを奥に回転すると、注視点に近づき拡大表示され、ホイールを手前に回転すると、
    注視点から遠ざかり縮小表示されます。

    ●パンニング(画面移動)

    マウスの左ボタンを押したまま、移動したい方向へドラッグすると、表示範囲が移動されます。
     

    ●視点回転

    マウスのホイールでドラッグすると、視点を中心に回転表示されます。
     

    ●投影法

    データを確認するために、「方位準拠表示」、「座標準拠表示」の投影法を変更して表示します。
    方位準拠表示:方位に準拠して投影します。
    平面表示」と「方位準拠表示」の2種類があり、「方位準拠表示」は[東面表示]、[西面表示]、[南面表示]、
    [北面表示]、[南西面表示]、[北西面表示]、[北東面表示]、[南東面表示]のいずれかを選択します。
     
     

    座標準拠表示:座標系に準拠して投影します。
    [座標表示]から、[XY面表示]、[XZ面表示]、[YZ面表示]のいずれかを選択します。
     

    ●透過表示指定

    3次元モデルを透過して表示します。
    透過度の数値を[▲][▼]ボタンでクリックして設定する、またはスライダをドラッグすると、指定された透過率で
    3次元モデルを表示します。ツールバーの[透過表示指定]ボタンをクリックすると、透過度設定項目が非表示になります。
    再度、[透過表示指定]ボタンをクリックすると、透過度設定項目が表示されます。
     
    ※表示切替モードで[熱貫流率]、[日射熱取得率]を設定している場合は、透過度は設定できません。