|空気集熱
■ 太陽熱ダイアログの説明
太陽熱-〔液体集熱式太陽熱利用〕タブ
「液体集熱式太陽熱利用設備の設置」に ✔ を入れた場合

入 力 項 目 | 説 明 |
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液体集熱式太陽熱利 用設備の設置 |
液体集熱式太陽熱利用設備を採用する場合に ✔ を入れます。 |
設備の種類 |
「密閉形太陽熱温水器(直圧式)」、「ソーラーシステム」、「開放形太陽熱温水器」のいずれかを 選択します。 「密閉形太陽熱温水器(直圧式)」:JIS A 4111 に規定される、給湯用水が大気圧を超える構造を 有する太陽熱温水器のうち、給水方式が直圧式のもの。 「ソーラーシステム」:太陽熱を利用して給湯する装置のうち、JIS A4112 に規定される集熱媒体を 強制循環する太陽集熱器と、JIS A 4113 に規定される蓄熱媒体により熱エネルギーを顕熱として貯蔵 する太陽蓄熱槽を組み合わせた機器。 「開放形太陽熱温水器」:JIS A 4111 に規定される、貯湯タンク内の液面が大気に開放されている 構造を有する太陽熱温水器。 |
給湯接続方式の種類 | 設備の種類が「密閉形太陽熱温水器(直圧式)」、又は「ソーラーシステム」の場合、 給湯接続方式の種類を選択します(※1参照)。 |
太陽熱用水栓 | 設備の種類が「開放形太陽熱温水器」の場合、「シャワー・浴槽水栓」、「浴槽水栓」のいずれかを 選択します。 「シャワー・浴槽水栓」:貯湯タンクの温水をシャワーと浴槽湯張りの両方に利用するための水栓 「浴槽水栓」:浴槽湯張りのみに利用するための水栓 |
密閉形太陽熱温水器の 指定 |
「品番を指定しない(規定値を用いる)」、「品番を指定する(パラメータを入力する)」 のいずれかを選択します。 「品番を指定しない(規定値を用いる)」:機器の品番を指定せず、密閉形太陽熱温水器の種類ごとに あらかじめ定められた値により評価する場合。 「品番を指定する(パラメータを入力する)」:機器のパラメータを直接入力して評価する場合。 |
集熱部総面積 | 集熱部(集熱器群の集合)の総面積を入力します。 |
集熱部の設置方位角 | 設置方位角を選択します。パネルの設置方位角は、受光面の法線が真南に対し、東回り、もしくは、 西回りに振れた角度を示しています。 |
集熱部の設置傾斜角 | パネルの設置傾斜角(水平面からの角度)を選択します。90 度を超える場合は90 度を選択します。 |
貯湯タンクの容量 | 貯湯槽容量を確認し、入力します。その際、小数点以下一位を四捨五入した整数値とします。 |
(※1) 給湯接続方式の種類
密閉形太陽熱温水器(直圧式)が選択されたとき | |
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選 択 肢 | 説 明 |
接続ユニット方式 |
貯湯タンクと補助熱源機との間に接続ユニットを配し、両者間で通信を行って 補助熱源機への入水温度を制御する方式 |
給水予熱方式 |
貯湯タンクの出口側と補助熱源機の入口側を三方弁で接続し、貯湯タンクから出水する 水の温度により弁の開閉を行うことで、補助熱源機への水の供給元を湯タンクと市水とで 切り換えを行う方式 |
ソーラーシステムが選択されたとき | |
選 択 肢 | 説 明 |
接続ユニット方式 |
貯湯タンクと補助熱源機との間に接続ユニットを配し、両者間で通信を行って 補助熱源機への入水温度を制御する方式 |
三方弁方式 |
貯湯タンクの出口側と補助熱源機の出口側を三方弁で接続し、貯湯タンクから出水する 水の温度により弁の開閉を行うことで、混合栓への温水の供給元を貯湯タンクと補助熱源機とで 切り換えを行う方式 |
太陽熱-〔空気集熱式太陽熱利用〕タブ
「空気集熱式太陽熱利用設備の設置」に ✔ を入れた場合

入 力 項 目 | 説 明 |
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空気集熱式太陽熱利 用設備の設置 |
空気集熱式太陽熱利用設備を採用する場合に ✔ を入れます。 |
集熱部方位角 | 「集熱部」とは、同じ方位角で設置される集熱器群の集合のことを言います。 太陽熱集熱部の法線方向の水平部分が真南に対し、東回りもしくは西回りに 振れた角度で示しています。設置方位角を選択します。1)参照 「集熱部」が複数ある場合は、面積が最も大きな集熱部の方位角を選択します。 最も面積が大きな集熱部が複数ある場合は、いずれか1つの集熱部を任意に 選ぶことができます。 |
空気搬送ファンの 自立運転用太陽光 発電装置の採用 |
「空気搬送ファンの自立運転用太陽光発電装置」とは、発電した電力を空気搬 送ファンの動力として使用するための装置で、この装置を採用している場合 は、空気搬送ファンが稼働する時刻において、その消費電力量はゼロになり ます。空気搬送ファンのために自立運転用太陽光発電装置を採用している場 合は、 ✔ を入れてください。 |
空気搬送用ファンの 種別 |
空気を搬送するためのファンがDC(直流)ファンかAC(交流)ファンのどち らかを選択します。 |
機外静圧をゼロと した時の空気搬送 ファンの風量 [m3/h] |
空気搬送ファンのカタログ等に記載されている機外静圧と風量の特性曲線 から、機外静圧をゼロとしたときの風量を入力してください。 機外静圧と風量の特性曲線等が不明の場合は、空気集熱式太陽熱利用設備を 設置された事業者(工務店もしくは製造メーカー)までお問合せください。 |
集熱した熱の給湯 への利用 |
集熱した熱を給湯へ利用する際 に ✔ を入れます。 |
循環ポンプの自 立運転用太陽光 発電装置の採用 |
集熱した熱を給湯へ利用する際に、「循環ポンプの自立運転用太陽光発電装 置」とは、発電した電力を循環ポンプの動力として使用するための装置で、 この装置を採用している場合は、循環ポンプが稼働する時刻において、その 消費電力量はゼロになります。 循環ポンプのために自立運転用太陽光発電装置を採用している場合は、 ✔ を 入れてください。 |
給湯部のタンク 容量 [L] |
集熱した熱を給湯へ利用する際に、給湯部のタンク容量は JIS A 4113「太陽 蓄熱槽」で規定される貯湯槽容量の、小数点第一位を四捨五入し、整数値と した値を入力します。 給湯部の貯湯タンクが複数ある場合は、それぞれの貯湯タンクのタンク容量 を合計した値を入力することもできます。なお、JIS A 4113「太陽蓄熱槽」 で規定される貯湯槽容量の代わりに、こちらに示す方法により計測した値を 使用することもできます。 |
集熱後の空気を供 給する空間 |
集熱後の空気を供給する空間が「床下空間」か「床下以外の室内空間」のど ちらかを選択します。 |
集熱後の空気を 供給する床下の 面積の割合[%] |
集熱後の空気を供給する空間が床下空間の際に、床下空間全体の面積に対す る集熱後の空気を供給する床下空間の面積の割合を入力します。 値は、100分の1未満の端数を切り下げた小数第二位までとし、パーセント単 位(100倍して整数値)です。 |
床下空間の断熱 | 集熱後の空気を供給する空間が床下空間の際に、床下空間の断熱が「断熱区 画外」か「断熱区画内」のどちらかを選択します。断熱区画内とは、断熱材 等の連続した熱的境界の内側の部分を言います。 |
集熱器群 | 「集熱器群」とは、評価対象に選んだ「集熱部」において同じ傾斜角で設置さ れる、同一仕様の集熱器の集合のことを言います。 その集熱器群の数を[追加]や[複製]ボタンで、タブを増やすことで設定して ください。(1面~4面) 2)参照 |
集熱器群の面積 [m2] | 集熱器群を構成する集熱器の面積の合計を入力します。面積は小数点第二位 を四捨五入し、小数点第一位までの値を入力します。 集熱器群を構成する集熱器が、JIS A 4112またはSS-TS010が定める集熱性能 試験を実施した集熱器で、さらに集熱性能試験時と同じ形状で施工されてい る場合(縦および横の寸法が変わらない場合)は、集熱器の面積をJIS A 4112 またはSS-TS010による集熱器総面積としてください。 上記に該当しない以下のいずれかの場合は、JIS A 4112またはSS-TS010が定 める集熱器総面積の算定方法により求めた値を集熱器の面積としてください。 ①集熱器群を構成する集熱器が、JIS A 4112またはSS-TS010が定める集熱性 能試験を実施した集熱器であり、さらに集熱性能試験時と異なる形状で施工 されている場合(切断するなどして縦もしくは横、あるいはその両方の寸法 が変わる場合) ②集熱器群を構成する集熱器が、JIS A 4112またはSS-TS010が定める集熱性 能試験を実施していない集熱器である場合 |
集熱器群の傾斜角 | 太陽熱集熱部が設置された傾斜角(水平面からの角度)を選択します。90 度を超える場合は90度を選択してください。 |
仕様入力 | 集熱器群の詳細な性能を入力することができます。入力する場合は、✔ を 入れてください。 |
集熱効率特性図一 次近似式の切片 |
集熱器の集熱効率特性線図一次近似式の切片は、JIS A4112「太陽集熱器」、 または、SS-TS010「空気集熱器の集熱効率試験方法」で規定された集熱効率 特性試験による空気集熱式集熱器の集熱効率特性線図一次近似の定数を入力 してください。 3)参照 |
集熱効率特性図一 次近似式の傾き [W/(m2・K)] |
集熱器の集熱効率特性線図一次近似式の傾きは、JIS A4112「太陽集熱器」、 または、SS-TS010「空気集熱器の集熱効率試験方法」で規定された集熱効率 特性試験による空気集熱式集熱器の集熱効率特性線図一次近似の一次係数の 絶対値を入力してください。 3)参照 |
集熱性能試験時に おける単位面積当 たりの空気の質量 流量[kg/(s・m2)] |
集熱器の集熱性能試験時における単位面積当たりの空気の質量流量は、 JIS A4112「太陽集熱器」、または、SS-TS010「空気集熱器の集熱効率試験方 法」で規定された集熱効率特性試験実施時の集熱媒体質量流量を入力してく ださい。 3)参照 |
1)集熱部方位角

2)各ボタンの説明
- [追加]ボタン:集熱器群を新規に追加します。
- [複製]ボタン:指定した集熱器群を複製します。
- [削除]ボタン:指定した集熱器群を削除します。
3)集熱器の集熱効率特性線図一次近似式の切片が不明の場合は、空気集熱式太陽熱利用設備を設置された事業者(工務店もしくは製造メーカー)までお問合せください。