法規確認の概要


建築基準法において直接、建築物を規定するのは、単体規定の「第二章  建築物の敷地、構造及び建築設備」と集団規定の「第三章  都市計画区域等における建築物の敷地、構造、建築設備及び用途」になります。単体規定は個々の建築物に必要となる環境性能と安全性についての規定であり、集団規定は建築物の集合体である都市を秩序ある状態に保つための規定です。


「i-ARM」では、そのうちの以下の法規に関連する機能が準備されています。

集団規定

容積率

法52条(容積率)

建蔽率

法53条(建蔽率)、法53条の2(建築物の敷地面積)

斜線制限

法56条(建築物の各部分の高さ)

天空率

法56条 第7項(建築物の各部分の高さ)

日影規制

法56条の2(日影による中高層の建築物の高さの制限)

単体規定

LVS

法28条(居室の採光及び換気)、令116条の2(窓その他の開口部を有しない居室等)

防火防煙

令112条(防火区画)、令126条の2、3(排煙設備:設置、構造)

避難経路

令120条(廊下、避難階段及び出入口:直通階段の設置)、令125条(廊下、避難階段及び出入口:屋外への出口)

関係規定

省エネ

建築物省エネ法「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」


上記の法規について、

・計画する建物が法規に適合しているか否かの確認

・計画する建物が不適合であった場合の是正方法の示唆、または実際の是正

・法規に関する確認申請用図書の作成の補助

が可能です。




法規関連コマンド

本プログラムで作成した建物のモデルを対象にして、建築基準法の「集団規定」や「単体規定」、「関係規定」に関するいくつかの法適合確認を行うことができます。

リボンメニューの[法規]タブをクリックすると関連するコマンドが表示されます。


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