電卓


+-×÷などの四則演算を行うことができます。


拡張計算ボタンを表示することで、関数電卓の機能を利用することもできます。

キーボードでの入力も可能です。

また、ダイアログ内の入力欄から数値を取得し、計算結果を返すこともできます。

電卓はコマンド実行中も常に表示することができます。

ドッキングの機能はありません。


実行方法    説明


実行方法

方法1)リボンメニュー[ツール]→[電卓]


方法2)数値入力欄の右クリックメニューから[電卓]を選択します。



説明

①[取得][転送]ボタン

アクティブな入力欄から数値を取得し、計算結果を転送します。

取得

アクティブな入力欄の数値を取得します。

[Ctrl]+[I]

転送

値ウィンドウの値を、アクティブな入力欄に転送します。

[Ctrl]+[E]


②値ウィンドウ

入力する数値や計算結果値を表示します。

計算途中の場合は上部に計算途中の式を表示し、メモリ値を使用している場合は下部にメモリ値を表示します。


③各ボタンの機能

各ボタンの機能を説明します。キーボードからの入力も可能です。

ボタン

機能

ショートカット

取得

入力対象となっている入力欄の数値を取得して表示します。

[Ctrl]+[I]

転送

値ウィンドウに表示されている値を、各コマンドの入力対象となっている入力欄に転送します。

※[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、転送先の入力欄の選択された位置に値を挿入します。

[Ctrl]+[E]

AC

すべてクリアにします。(メモリ値や計算式もクリアされます)

[Esc]

C

値をクリアにします。(メモリ値や計算式はクリアされません)

[Delete]

値の最後の数値を1文字削除します。

[BackSpace]

±

値に+-を設定します。

[F9]

MC

メモリ値をクリアにします。

[Ctrl]+[L]

MR

値欄にメモリ値がセットされます。

[Ctrl]+[R]

MS

入力した値や計算した結果の値などをメモリ値として記憶します。

[Ctrl]+[M]

M+

メモリ値に表示されている値を加算します。

[Ctrl]+[P]

M-

メモリ値から表示されている値を減算します。

[Ctrl]+[Q]

0~9

値の最後に数値を追加入力します。

[0]-[9]

.

値の最後に.を追加入力します。

[.]

π

値欄にπ値をセットします。

[P]

+, -, ×, ÷

加算、減算、乗算、除算の記号を入力します。

[+][-][*][/]

計算して値を表示します。

右クリックすると、計算して値を表示し、入力対象となっている入力欄に転送します。

[Enter]


[Ctrl]+[Enter]

切り上げ

指定した桁数で切り上げます。

([Ctrl]+[U]

切り捨て

指定した桁数で切り捨てます。

[Ctrl]+[D]

四捨五入

指定した桁数で四捨五入します。

[Ctrl]+[G]


④履歴

[履歴]ボタンをクリックして、履歴リストの表示・非表示の切り替えを行うことができます。

履歴リストには、計算の履歴が表示され、i-ARMを終了すると初期化されます。

履歴をダブルクリックすると値ウィンドウに計算値がセットされます。

[クリア]ボタンをクリックすると、履歴をクリアにします。


拡張

[拡張]ボタンをクリックして、拡張計算の表示・非表示の切り替えを行うことができます。

関数電卓の機能が利用できます。

ボタン

機能

ショートカット

÷2

値の1/2値をセットします。

[Ctrl]+[1]

×2

値の2倍値をセットします。

[Ctrl]+[2]

+15

値の+15(右クリックで-15)値をセットします。

[Ctrl]+[3]

+30

値の+30(右クリックで-30)値をセットします。

[Ctrl]+[4]

+45

値の+45(右クリックで-45)値をセットします。

[Ctrl]+[5]

+90

値の+90(右クリックで-90)値をセットします。

[Ctrl]+[6]

sin

値のsin値をセットします。

[S]

cos

値のcos値をセットします。

[O]

tan

値のtan値をセットします。

[T]

asin

値のasin値をセットします。

[Ctrl]+[S]

acos

値のacos値をセットします。

[Ctrl]+[O]

atan

値のatan値をセットします。

[Ctrl]+[T]

1/x

1÷値を計算してセットします。

[R]

x^2

値の2乗を計算してセットします。

[Q]

x^3

値の3乗を計算してセットします。

[#]

値の平方根を計算してセットします。

[@]

log

常用対数(10を底とした対数)を計算してセットします。

[L]

ln

自然対数(eを底とした対数)を計算してセットします。

[N]

%

百分率を計算してセットします。

[%]

EXP

自然対数(e)のX乗をセットします。

[X]

(, )

括弧つきの計算のための記号を入力します。

[(][)]

deg

値をラジアンとして角度に変換します。

(変換元の単位は値ウィンドウの左下に表示されています。)

[Ctrl]+[A]

rad

値を角度としてラジアンに変換します。

(変換元の単位は値ウィンドウの左下に表示されています。)

[A]

度分秒

値を度分秒に変換します。

(変換元の単位は値ウィンドウの左下に表示されています。)



⑥設定

ボタンをクリックして、電卓の設定を行うことができます。

履歴の数:履歴に表示する個数を設定します。

□カンマを付ける:小数点以上を3桁区切りでカンマ表示します。

□透過設定:

カーソルが電卓から離れたら電卓を透過する場合に☑し、透明度を設定します。ただし、電卓内にカーソルがある場合は、透過されません。

□自動で有効桁数に丸める:計算結果を有効桁数で丸める場合に☑します。

計算誤差が出づらくなります。


ページトップへ戻る