PDFエクスポート


開いているデータをPDF形式で保存します。


PDFとはPortable Document Format の略で、Adobe Systems社によって開発された電子文書のためのフォーマットです。 Adobe Readerなどで表示することができます。


実行方法    設定値


実行方法

リボンメニュー[エクスポート]→[PDFファイルのエクスポート]



設定値

①表示モード

プレビューの表示モードを選択します。


広域ビュー

表示範囲を自由に動かすことができます。

点線で囲まれた部分が印刷可能範囲、その外側の線で囲まれた部分が用紙範囲です。

※出力範囲を大まかに設定するのに便利です。


印刷プレビュー 

表示されている画面状態で印刷されます。

※出力範囲を細かく設定するのに便利です。

②縮尺

出力時の縮尺を変更します。2種類の変更方法があります。


手動設定

コンボボックスから選択するか、キーボード入力により縮尺を設定します。


自動設定 

[自動]ボタンをクリックすると縮尺が自動で設定されます。


※表示モード(①)の[広域ビュー]を選択している場合、マウス操作により縮尺を変更することもできます。(詳細は[ビュー画面(⑥)]を参照)。

③位置合わせ

用紙の位置合わせを行います。


用紙

用紙範囲で位置合わせを行います。


余白 

印刷可能範囲で位置合わせを行います。


原点位置の変更

位置合わせの原点を9点から選択します。

[左下][中央下][右下][左中][中央中][右中][左上][中央上][右上]

④出力色

出力時の色を指定します。


カラー

要素に設定されている色で出力します。


グレースケール

要素に設定されている色をグレーの階調に変換して出力します。


すべて黒で出力します。

⑤初期表示

ビューの表示を初期状態に戻します。

⑥ビュー画面

ファイルの【環境設定】コマンドで割り付けたマウス操作をすることで位置合わせ、ズーム、パンニング操作をすることができます。


また、表示モードを[広域ビュー]にしている場合、用紙枠をマウスの左ボタンでドラッグをすることで縮尺を変更することができます。

⑦用紙の設定

PDFファイルの用紙サイズ、方向を変更します。

⑧詳細設定

[詳細設定]ボタンをクリックすると、PDFエクスポートダイアログが表示されます。

ここでは、作成するPDFファイルの解像度、セキュリティ、PDFのバージョン等を設定します。

解像度

PDFファイルの解像度をDPIで指定します。


画像画質

図面に貼られている画像の画質(高画質、標準画質、低画質)を指定します。

「高画質」を指定した場合は、最もオリジナルの品質に近いですが、PDFファイルのサイズが大きくなります。


セキュリティ設定を行う

セキュリティを設定する場合にチェックします。


ユーザーパスワード

PDFファイルを開く時にパスワードが必要な場合にチェックし、パスワードを設定します。

[入力]ボタンをクリックすると、ユーザーパスワードの設定ダイアログを表示し、パスワードを入力します。

マスターパスワードと同じパスワードを設定することはできません。


マスターパスワード

PDFファイルのセキュリティ設定の変更や、編集・印刷を許可する際にパスワードが必要な場合にチェックし、パスワードを設定します(詳細は[ユーザーパスワード]を参照)。


印刷を許可しない

PDFファイルの印刷を許可しない場合にチェックします。


編集を許可しない

PDFファイルのしおりの追加/削除、リンクの設定、フォームフィールドの編集などを許可しない場合にチェックします。


PDFのバージョン

作成するPDFファイルのバージョンを指定することができます。(バージョン1.3~1.7)


フォントを埋め込む

文書ファイル内で使用されているすべてのフォントを埋め込む場合にチェックします。


書き出したPDFを表示

作成したPDFファイルを関連付けされたプログラムで自動的に開いて表示する場合にチェックします。

⑨印刷

指定した設定で印刷を行います。


⑩キャンセル

設定を保存せずダイアログを閉じます。


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