操作や表示に関する設定を行います。

◆実行方法

ファイルメニュー→[環境設定]

◆操作

操作に関わる設定です。

検索範囲[ドット]

スナップや選択などオブジェクトを指示(検索)する時のマウス指示点からオブジェクトまでの検索範囲を画面のドット数で設定します。

Shiftキーでの角度(1-90)[度]

基点指示後に[SHIFT]キーを押しながらカーソルを動かすと、マウス指示点を設定した角度刻みに固定します。

Ctrlキーでの角度(1-90)[度]

配置基点を指示するような場面で[CTRL]キーを押しながらマウスクリック操作で設定した角度刻みで配置要素を回転します。

アイドル状態での矢印キー移動[mm]

アイドル状態でオブジェクトを選択時に矢印キーで指定距離分移動します。[mm]

ホイール回転ズームは画面の中心

画面中央を中心に拡大・縮小表示します。チェックしない場合はマウスのある場所が中心になります。

ホイール回転ズームを反転

ホイールを回転した時のズームの挙動を反転します。

パース時のズームは画角の変更

パース表示時のズームで画角を変更します。チェックしない場合は視点、注視点の位置を変更します。

指定範囲拡大でアニメーションする

指定範囲拡大時にアニメーションをしながら拡大します。

視点回転の水平面切替待機処理[ドット]

視点回転の水平面切替部分として画面のドット数を設定します。

◆マウス

マウス各ボタンの動作の設定です。

左ボタン

クリック：（初期値：選択/編集）

ドラッグ：

ダブルクリック：（初期値：何もしない）

右ボタン

クリック：

ドラッグ：（初期値：視点回転）

ダブルクリック：（初期値：選択解除）

ホイール

クリック：（初期値：何もしない）

クリック+Ctrl：（初期値：指定範囲拡大）

クリック+Shift：（初期値：何もしない）

ドラッグ：（初期値：パンニング）

ドラッグ+Ctrl：（初期値：指定範囲拡大）

ドラッグ+Shift：（初期値：視点回転）

ダブルクリック：（初期値：全体表示）

回転：（初期値：ズーム）

◆コントロール

ダイアログ内の入力欄などのコントロールの設定です。

数値入力欄のフォーカスセット時に自動で半角入力モード

数値入力欄にフォーカスが入ったときに自動で半角入力モードに設定されます。

計算機能を有効

数値入力欄やグリッドコントロールの数値セルで数式を入力してEnterキーで計算結果が代入されます。

角度の単位

数式計算時の角度の単位を設定します。度（°）または、ラジアンのどちらかを選択します。

数値のチェック

数値入力欄で値の範囲が設定されている場合に値チェックを行います。

値の範囲外の場合に↓の様にエラー表示されます。

数値入力欄のボタンを使用

☑： 数値入力欄でボタンバーや数値チェックボタンを利用できます。

☐：

スピンを使用

スピンコントロールを利用する場合にチェックをいれます。

増減値

スピンコントロールの増減値を種別ごとに設定します。

フォントコンボを指定したフォントで描画

フォントコンボのドロップダウンリストの各項目を指定フォントで描画します。

◆表示

描画に関わる設定です。

スナップマーカー表示を使用する

スナップ時にスナップマーカーを表示します。

プロパティチップを表示する

アイドル状態でオブジェクトにマウスオーバーでオブジェクトの説明をチップで表示します。

ガイドチップ表示を使用する

コマンド起動時にガイドチップに説明やヒントを表示します。

ガイドアイコン表示を使用する

コマンド起動時に現在のモードなどをアイコンで表示します。

座標アシストを使用する

マウス操作の指示を補助するウィンドウを表示します。

円弧描画分割角度[度]

円、円弧は近似多角形として表示します。円、円弧の分割角度を設定します。

オブジェクトの線幅を全て1ドットで描画

オブジェクトの線幅を全て1ドットで描画します(エッジ無効時)。

描画速度を高速にしたい場合にチェックします。

背景色と同じ線色は反転表示

背景色と同じ線色の場合に反転した色で描画します。

縦書き時は縦書きフォント優先

☑：

縦書き描画時に、指定したフォントに縦書きフォントがある場合、縦書きフォントを使用します。

☐：

縦書き描画時に、横書きフォントを使用して描画します。”「」ー”などは縦に回転して描画します。

※縦書きフォントは半角文字やサロゲートペアのユニコード文字などに対応できていない場合が多いので、初期値はオフにしています。

半角文字を縦書き時に全角で描画

”☑縦書き時は縦書きフォント優先”の場合、縦書きで描画する文字列の中に半角文字が含まれていると、半角英数文字は横向きで描画されます。

これは、縦書きフォントが半角英数文字に対応していないことが原因ですが、

半角英数文字を全角文字に置き換えて描画することで縦向きで描画する機能です。

※”縦書き時は縦書きフォント優先”オフの場合は半角文字は回転しません。

アンチエイリアス サンプル数

要素の境界線の表示を滑らかに描画する機能です。

アンチエイリアス描画時のサンプル数を設定します。

数値が大きいほど滑らかな描画になります。

※設定できる最大サンプル数はグラフィックドライバによって異なります。

例）

エッジ

エッジの表示色を設定します。

スライダーでグレースケール値の設定、または[色]ボタンより任意の色に設定できます。

シンボル

方位サイズ：方位シンボルのサイズをドット数で指定します。

座標軸サイズ：座標軸シンボルのサイズをドット数で指定します。

地面サイズ：面のサイズをmmで指定します。

選択色

ビュー上で要素を選択したときのハイライト色を指定します。

ウィンドウスタイル

メインウィンドウのスタイルを

「Windows 7/Office Blue/Office Blue/Office Black/Office Silver/Office Aqua/i-ARM」

から選択します。

DirectX描画テスト

お使いの環境(パソコン)でDirectX描画が行えるかのテストをします。

お使いのパソコンのグラフィックドライバがDirectX 11に対応していない場合、

作業画面が真っ黒になる、または、入力したオブジェクトが表示されない現象になります。

そのような場合は、テストを行い、推奨のDirectXのバージョンがあった場合は変更してみてください。

◆初期設定(表示)

新規作成時の表示状態をビュー種別ごとに設定します。

背景色、表示形式、グリッドや方位などのシンボル表示、エッジ、アンチエイリアスの設定ができます。

開いているドキュメントに反映

[OK]ボタン終了で、現在開いているドキュメントに設定を反映します。

◆その他

自動保存

指定時間間隔でデータを自動保存します。

間隔：

自動保存する間隔を指定します。

保持数：

自動保存したファイルを保持する数を指定します。

(1個の場合は、1つのファイルが常に上書きされます。

2個以上の場合は、更新日時が古いファイルから順番に上書きされます。)

フォルダパス：

ファイルの保存先を指定します。

（初期：C:\Users\ユーザー名\Documents\archi pivot\iARM\AutoSave)

ボタンでフォルダを開きます。

極小領域の拡大描画処理で誤差回避

描画用の演算精度とスナップやドラッグ描画などの演算精度が異なり、拡大処理を続けて描画範囲が極小になると、誤差が生じてスナップ位置と描画状態がずれる場合があります。

この機能は、極小範囲の描画時のみ描画の仕組みを変更して回避するものです。

選択失敗時に原因のチェックを行う

要素をクリックしたのに選択ができない場合に、内部で原因の調査を行います。

・選択対象が特定の要素に絞り込まれている

・ロック要素

・トレース図形

のチェックを行います。

ステータスバーにメッセージが表示されます。

※複数の要素が重なっているために、意図通りに選択できない場合は、Altキー＋クリックで選択してみてください。