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DRA-CAD 転送 |
作業中のデータをDRA-CADへ転送します。
モデルビュー単位で転送の指定を行うことができます。
[平面]、[立面]、[断面]の場合はDRA-CADの2次元図形として変換を行い、[3D]の場合は3次元図形として変換を行います。
オブジェクトの表示属性を考慮して転送処理を行いますので、オブジェクトが非表示の場合には転送されません。
オブジェクトの表示属性は、例えば[データブラウザ]、[オブジェクトプロパティ]上で変更することができます。
☆DRA-CADシリーズ Ver.13 以降の製品がインストールされている場合に転送されます。
実行方法 | 設定値 | 補足 |
リボンメニュー[プログラム転送]→[DRA-CADへ転送]
DRA-CADに転送するモデルビューを選択します。
ツリーで指定したモデルビューが出力対象となります。
☆複数のビューを選択した場合、選択したモデルビューの数だけ出力ファイルが作成されます。
☆コマンド実行開始時は、作業画面上のアクティブなモデルビューが選択された状態になっています。
レイヤ:
出力時のレイヤ設定を「平面」/「立面」/「断面」/「3D」毎に選択します。
[レイヤ分けしない] :レイヤ番号1にすべてのオブジェクトが出力されます。
[オブジェクト種別ごと] :オブジェクト種別毎にレイヤ分けされて出力されます。
[各階ごと] :階毎にレイヤ分けされて出力されます。
単位:
出力時の単位を「平面」/「立面」/「断面」/「3D」毎に選択します。
「mm」/「cm」/「m」から選択します。
三角形分割:
「3D」の場合、出力時にポリゴンを三角形分割するか否かを選択します。
出力対象の表現形状を指定します。
指定した表現形状が図形として図面ファイルに出力されます。
モデルデータが所属するレイヤをロックレイヤとして出力するか否かを選択します。
転送ボタンを押すと、ファイルの出力先となるフォルダを選択するダイアログが表示されます。
フォルダを指定してOKすると、(①)で指定したモデルビューに対応する各図面が転送されます。
転送処理が完了するとDRA-CADで指定したモデルビューが図面として表示されます。
キャンセルボタンを押すと、転送を行わずダイアログが閉じられます。
出力先フォルダに、複数の同名ファイルが存在したときに同名ファイル処理選択ダイアログが表示されます。
ユーザーがファイル名を設定しなおします。
ファイルを上書き保存します。
プログラムがファイルがユニークな名称になるように文字列を付加して、ファイルを保存します。
DRA-CADで同名ファイルを開いたまま上書き保存を指定するとエラーすることがあります。
エラーが表示される場合は、DRA-CAD側で同名ファイルを開いていないか確認してください。