3次元図形には、「ワイヤーフレームモデル(針金細工のようなモデル)」、「ソリッドモデル(中身が詰まった粘土細工のようなモデル)」と「サーフェスモデル(中身がない紙細工のようなモデル)」があります。DRA-CADで作成される3次元図形は、「サーフェスモデル」になります。
これらの面1つ1つのことを、モデルを構成する最小単位の「ポリゴン」と呼びます。
面と面を貼り合わせて作成 |
3次元図形の要素は、次の種類があります。
・3D線分 | ・シンボル |
・3Dポリライン | ・パッケージ |
・穴ポリゴン | ・カメラ |
・ブロック | ・ライト |
ここでは、それぞれの図形要素が持っている情報を記載しています。
【図形のプロパティ】コマンドの〔属性〕タブとそれぞれの〔図形の要素〕タブ、または【プロパティパレット】に情報が表示されます。また、情報の数値を変更することで図形を変更できます。
2次元の線分がX、Y平面上(Z方向なし)に作図するのに対して、3次元の線分はX、Y、Zの作業平面上に作図します。
つまり、X、Y、Z空間に傾いた線分を作図できます。
3次元線分を描くとき、セットアップ時に設定した「操作方法」により異なります(詳細は『第2章 DRA-CADの概要』の「2.4.2 線分」を参照)。
[3次元線分の情報]
始点(X座標/Y座標/Z座標) |
終点(X座標/Y座標/Z座標) |
長さ |
角度(X方向/Y方向/Z方向) |