2.4.2 線分

線分を描くとき、セットアップ時に設定した「操作方法」により次のようになります。

[図形選択]        

常に図形選択状態のため、コマンドを実行してから、図面上をクリックして線分を描きます。

[線描画]

常に作図状態のため、コマンドを実行する必要はありません。図面の2点をクリックするだけで、線分が描けます。

1本ずつ線分を描く【単線】コマンドと、一筆書きのように線分を連続的に描く【折れ線】コマンドがあります。

【単線】

【折れ線】

[線分の情報]

始点(X座標/Y座標)

終点(X座標/Y座標)

長さ

角度

また、作図した線分を【さざなみ線変換】コマンドで、さざなみが立ったように変換や、【線分の円弧化】コマンドで線分を円弧に変換できます。

[さざなみ線変換]

[線分の円弧化/ □ 半径]


補足

  • 【線分円】、【線分円弧】、【ダブル線】コマンドなどの図形も線分データで作図されます。

拡張線分

【拡張線分】コマンドを実行すると、拡張線分ダイアログが表示されます。
角度や長さを指定した線分や、指定した図形に平行な線分などを作図できます。

[☑長さ1000]/ [☑角度30]/[☑連続線]

[☑平行]

[☑垂直]

また、端部を任意の長さで延長、または指示点より短く作図できます。

[端部延長 ☑始点側150]        

[端部延長 ☑終点側-100]


補助線

補助線は作図を助ける線分で、【印刷の設定】コマンドでの指定により印刷できます。

【補助線】コマンドで、一方向へ無限に延びる線(1点目から2点目に向けて無限に伸びる線)や両方向へ無限に伸びる線(指定した2点で無限に伸びる線)を作図できます。

また、既存の線分を補助線に、補助線を線分に変換することもできます。

[線分補助線]

[半直線補助線]

[無限補助線]

[補助線の情報]

タイプ(線分/半直線/無限)

始点(X座標/Y座標)

終点(X座標/Y座標)

長さ

角度