閉じたポリラインの領域または円、楕円を塗りつぶします。
塗りカラーは256色+背景色から設定するか、カスタムカラーとして個別に設定できます。
また、Windowsのカラー設定を使用して、ユーザーオリジナルの塗りカラーを作ることもできます。
[塗りカラー:なし] | [塗りカラー:5番 水色] |
閉じたポリラインや円、楕円は、以下のコマンドで塗りカラーの設定を変更する、または解除(「なし」にする)できます。
【属性変更】、【図形のプロパティ】コマンド、【プロパティパレット】、または[ホーム]メニューの〔属性〕パネル
例:【属性変更】コマンド
<変更> 塗りカラー:「変更する色を選択」 <解除> 塗りカラー:「なし」 | |
また、〔属性〕パネルでは、透明度、境界線の表示について設定や変更ができます。
[透明度0%] | [透明度85%] | [☑境界線非表示] |
閉じたポリラインや円、楕円以外の図形は、【ハッチング図形】コマンドの〔塗り〕タブで領域を指定し、新たに拡張ポリラインを作成して塗りつぶすことができます(詳細は「2.4.7定義図形 ■ハッチング図形」を参照)。
補足
例:描画順を「レイヤの小さいものが上」とした場合 ただし、「DirectX」を設定した場合はレイヤ順での描画になり、[データの並び順]で描画することができません。また、同一レイヤ内は上から以下の順番で表示されます。 ①点、マーカー、ライト、カメラ ②線分 ③文字 ④塗図形 ⑤画像、OLE図形
「表示」-「全般」 -[塗りつぶし表示]に☑を入れると、塗りカラーを表示します。 ☑を外す場合は、塗りカラーを表示しません。 -[塗りつぶしをORで描画]に☑を入れると、塗りつぶした図形を重ねて描いた場合に、重なり部分が別の色で表示されます。 ☑を外す場合は、上の塗りカラーで表示されます。 ただし、「表示」-「全般」-「描画方法」で[DirectX]を設定した場合は常に無効になり、設定できません。 -塗りカラーの背景色は「表示」-「色」-「システム色」で[背景]、または【カラー設定】コマンドの[背景色]を設定すると、それに合わせて塗りつぶし色が変化し、常にその背後にある図形は表示されません。印刷時は白で塗りつぶされます。 「印刷」-「全般」 -[塗りつぶしを印刷]に☑を入れると、塗りカラーを印刷します。 |