2.1.2 キーボードによるコマンド操作

特殊キーによるコマンドの実行

ある特殊キーに、以下のような機能を割り付けています。これをステータスバーのコマンドラインにキーボードから入力し、コマンドを実行します。

キーの種類

機  能

J+コマンドコード

[Enter]

コマンドの実行

M0~M7、M10、M12

[Enter]

スナップモードの指定

0~¥3

[Enter]

編集対象図形の確認モード設定

0 確認なし

1 最大最小矩形表示

2 ハイライト表示

3 最大最小矩形表示かつハイライト表示

C1~C258

[Enter]

書き込みカラー番号の設定(256色+レイヤ依存+ブロック依存)

T1~T34

[Enter]

書き込み線種番号の設定(32種+レイヤ依存+ブロック依存)

L0~L256

[Enter]

書き込みレイヤ番号の設定

G0~G65535

[Enter]

書き込みグループ番号の設定

W1~W18

[Enter]

書き込み線幅番号の設定(16種+レイヤ依存+ブロック依存)

F1~F256

[Enter]

書き込み塗りカラー番号の設定

N1~N200

[Enter]

書き込み材質番号の設定

Z1~Z256

[Enter]

属性リストから書き込み属性リスト番号の設定

L*

[Enter]

未使用レイヤ番号の検索

[F9]

C*

[Enter]

未使用カラー番号の検索

T*

[Enter]

未使用線種番号の検索

W*

[Enter]

未使用線幅番号の検索

G*

[Enter]

未使用グループ番号の検索

[F10]

N*

[Enter]

未使用材質番号の検索

MM

[Enter]

グリッド表示のON/OFF切替え(【グリッド】コマンドの実行)

[Ctrl]+W

[F11]

全画面表示のON/OFF切替え(【全画面表示】コマンドの実行)

S+1~9

表示範囲の記憶(【表示範囲の記憶】コマンドの登録)

A+1~9

記憶した表示範囲の呼出(【表示範囲の記憶】コマンドの呼出)

[Ctrl]+A

全選択

[Ctrl]+N

新規ファイルの作成(【新規作成】コマンドの実行)

[Ctrl]+O

ファイルを開く(【開く】コマンドの実行)

[Ctrl]+S

上書き保存する(【上書き保存】コマンドの実行)

[Ctrl]+P

印刷する(【印刷】コマンドの実行)

[Ctrl]+E

2次元/3次元編集モードの切替え(【2次元/3次元切替】コマンドの実行)

[Ctrl]+T

隠面除去表示のON/OFF切替え(3次元表示)

[Ctrl]+R

再表示(【再表示】コマンドの実行)

[Ctrl]+Q

レイヤ表示の反転(【表示レイヤ反転】コマンドの実行)


キーの種類

機  能

[Ctrl]+Z

元に戻す(UNDO) (【元に戻す】コマンドの実行)

[Ctrl]+Y

やり直し(REDO) (【やり直し】コマンドの実行)

[Ctrl]+G

クイックメジャー(【クイックメジャー】コマンドの実行)

[Ctrl]+F

文字検索(【文字検索】コマンドの実行)

[Ctrl]+X、[Shift]+[Delete]

切り取り(【切り取り】コマンドの実行)

[Ctrl]+C、[Ctrl]+[Insert]

コピー(【コピー】コマンドの実行)

[Ctrl]+V、[Shift]+[Insert]

貼り付け(【貼り付け】コマンドの実行)

[PageDown]/[PageUp]

ズームアップ/ズームダウン

[←]/[→]/[ ↓ ]/[ ↑ ]

パンニング

[Ctrl]+[←]/[→]/[ ↓ ]/[ ↑ ]

視点位置の回転(3次元表示)

[Shift]+[ ↓ ]/[ ↑ ]

視点位置の前進・後退(3次元パース表示)

[Ctrl]+[Home]

図形全体の表示(【全図形表示】コマンドの実行)

[Home]

用紙範囲の表示(【図面範囲表示】コマンドの実行)

[Enter]

前コマンドラインの再設定

[スペース]

前コマンドの再実行(【繰り返し】コマンドの実行)

[Esc]

図面表示の中止/選択解除

線分作図で始点入力に戻る(ラバーバンドを切る)

【環境設定】コマンドの設定により、以下の操作のいずれか

コマンドの終了、編集メニューを非表示

[Delete]

プリミティブ(図形や線分など)の削除(【削除】コマンドの実行)

[Tab]

ポップアップメニューの移

[Ctrl]+[F4]

開いているウィンドウを閉じる(【閉じる】コマンドの実行)

[Ctrl]+[F6]、[Ctrl]+[Tab]

開いているウィンドウを切り替える

[Alt]+[F4]

DRA-CADの終了(【終了】コマンドの実行)

キー+マウスによる操作

特殊キーを押しながらマウスを使って以下のような機能が実行できます。

項  目

機  能

[Ctrl]+クリック

・文字記入やボックス、ブロック配置、移動、複写などで位置を指示する場合

に反時計回りに回転(【環境設定】コマンドで角度を設定)

・複数選択の場合に、指定した図形の選択を解除する

・属性の指定(【属性参照】コマンドの実行)

  • セットアップ時に設定した「操作方法」で「線描画優先」とした場合に有効です。

[Ctrl]+右クリック

文字記入やボックス、ブロック配置、移動、複写などで位置を指示する場合に時計回りに回転(【環境設定】コマンドで角度を設定)

[Ctrl]+[Shift]+クリック/
右クリック

文字記入やボックス、ブロック配置などで位置を指示する場合にカーソル上の線分から回転角度を取得する

[Shift]+クリック

・図形選択の場合に、連続して複数の図形を選択

・線分の作図の場合に最後の点から水平/垂直な位置にスナップ

[Alt]+クリック

図形選択の場合に、編集対象図形の確認のマウスが表示

[Alt]+右クリック

指示した図形の情報を表示(【図形のプロパティ】コマンドの実行)

文字上で[Ctrl]+右クリック

文字の編集(【直接文字入力/編集】コマンドの実行)

文字上でダブルクリック

ホイールクリック

【環境設定】コマンドの設定により、以下の操作のうちいずれか。

拡大とパンニング、パンニング、属性指定、全図形表示、図面範囲表示、マルチ表示、再描画、表示レイヤ、非表示レイヤ、表示レイヤ反転、全レイヤ表示、ロックレイヤ、ロックレイヤ反転、全ロックレイヤ解除

[Shift]+ホイールクリック

ホイールクリックの操作と逆の操作

拡大とパンニング⇔パンニング、全図形表示⇔図面範囲表示、表示レイヤ⇔全レイヤ表示、非表示レイヤ⇔全レイヤ表示、表示レイヤ反転⇔全レイヤ表示、ロックレイヤ⇔全ロックレイヤ解除、ロックレイヤ反転⇒全ロックレイヤ解除

[Ctrl]+ホイールドラッグ

パンニング(3次元編集画面では視点変更)

ホイール回転

【環境設定】コマンドの設定により、以下の操作のうちいずれか

前画面と次画面、ズーム、スナップモードの変更、選択モードの変更、上下方向にパンニング

[Ctrl]+ホイール回転

ズームアップ/ズームダウン

[Shift]+ホイール回転

前画面/次画面

左右同時クリック

【環境設定】コマンドの設定により、以下の操作のうちいずれか

パンニング、拡大とパンニング、属性指定、全図形表示、図面範囲表示、マルチ表示

第4ボタンをクリック

【環境設定】コマンドの設定により、以下の操作のうちいずれか

拡大とパンニング、パンニング、属性指定、全図形表示、図面範囲表示、マルチ表示、再描画、表示レイヤ、非表示レイヤ、表示レイヤ反転、全レイヤ表示、ロックレイヤ、ロックレイヤ反転、全ロックレイヤ解除、元に戻す、やり直し、前画面、次画面、文字アップ、文字ダウン

第5ボタンをクリック

キーボードのコマンド割付

【キーボード割付】コマンドを実行すると、キーボード割付ダイアログを表示します。各コマンドのコマンド名をキーボードに割り付けたり、文字列をキーボードに割り付けることで、キーを押すだけでコマンドを実行できます。
また、コマンドに新しいコマンド名をつけることもできます。ユーザーのわかりやすいコマンド名をキーボードから入力することによりコマンドを実行できます。