コマンドを実行するには、次の方法があります。
①リボンまたはプルダウンメニューからコマンド名を指定する。
コマンド名にカーソルを合わせ、クリックすることにより実行します。
[リボンメニュー] | [プルダウンメニュー] | |
②ステータスバーから情報が表示されている場所を指定する。
それぞれの情報が表示されている場所にカーソルを合わせ、クリックすることにより実行します。
③ツールバーのアイコンを指定する。
アイコンにカーソルを合わせ、クリックすることにより実行します。
④キーボードからコマンド名称・コードを入力する。
コマンドには、それぞれキータイプ名称とコマンドコードが割り付けてあります。これをステータスバーのコマンドラインにキーボードから入力します。
例:【移動】コマンド→move[Enter]
入力した内容はウィンドウ左下のコマンドラインに表示され、【移動】コマンドが実行されます。 |
⑤ポップアップメニューのアイコンを指定する。
【ポップアップメニューの設定】コマンドで[ポップアップ表示]に☑を入れると、ポップアップメニューが表示されます(詳細は『第1章 DRA-CADを使用する前に』の「1.2.9 ポップアップメニュー」を参照)。
アイコンにカーソルを合わせ、クリックすることにより実行します。
⑥編集メニューのコマンド名を指定する。
作業ウィンドウ上で右クリックすると編集メニューが表示されます(編集メニューについては「2.5.3 ダイレクト編集 ■右クリックメニュー」を参照)。
コマンド名にカーソルを合わせ、クリックすることにより実行します。
補足
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✦マクロ操作
作図編集時に、何度も繰り返し使う一連のコマンド群を、自動的に次々と起動できます。
【マクロ】コマンドで自動化したいコマンドを登録し、再生します。
コマンドには、操作終了と同時に自動的に解除されるものと、解除操作の必要なものがあります。
コマンドが解除されると、「図形を選択、またはコマンドを入力」と画面左下にメッセージが表示されます。
コマンドを解除するには、次の方法があります。
①右クリック
ステータスバーの左下にコマンドのメッセージが表示されている状態で右クリックすると、1つずつメッセージが戻り、コマンドが解除されます。
②[Esc]キーを押す
ステータスバーの左下にコマンドのメッセージが表示されている状態で[Esc]キーを押すと、メッセージが戻り、コマンドが解除されます。
③[キャンセル]または[×]ボタンをクリック
ダイアログボックスが表示されるコマンドは、ダイアログボックスの[キャンセル]または[×]ボタンをクリックして解除します。
解除直後に[スペース]キーを押すと、直前に実行したコマンドを再度実行できます。
割り込みの動作について DRA-CADでは、コマンド実行中に画面表示やレイヤ関連の一部コマンドを割り込んで実行でき ます。 割り込みしたコマンドを解除すると、再度、使用中のコマンドの操作になります。 例)【移動】コマンドを実行中に【拡大】コマンドを割り込み、移動先を拡大する
割り込みのできるコマンドについては、『付.5.3 ポップアップメニュー』で確認してください。 |