付.4.2 エスケープ文字

エスケープ文字は、上付、下付などの表現やUNICODEを表示・印刷するための特別な記入の仕組みです。

ここで示すエスケープ文字は、【文字記入】コマンドや【直接文字入力/編集】コマンドで直接入力(すべて半角)します。

[使用例]

A{¥sub"O"}=123.45m{¥sup"3"} と入力すると、 AO=123.45m3  と表示されます。

制御

内容

¥uni

UNICODE

ユニコード文字

{¥uni"3036"}

¥sup

superscript

上付き文字

m{¥sup"3"}

m3

¥sub

subscript

下付き文字

S{¥sub"1"}

S1

¥b

bold

太字

{¥b"強調"}

強調

i

italic

斜体

{¥i"斜め"}

斜め

o

strikeout

取り消し線

{¥o"取り消し"}

取り消し

u

underline

下線

{¥u"ここです"}

ここです

UNICODEエスケープで入力した場合、{\uni"ユニコード番号"} と入力します。配置すると文字で表示されます。

[例] 𠮷

①文字記入欄に{¥uni”20bb7”}と入力します

②配置すると「𠮷」と表示されます。

補足

  • UNICODEを指定するには、Windowsのアクセサリで提供されている文字コード表などを参照ください。
  • これらエスケープ文字の仕組みは、DRA-CAD独自の表示形式になっています。データ交換を考えた場合、それぞれの文字がバラバラになって変換される、あるいは見かけの状態で変換されない可能性がありますので、ご注意ください。

また、ホームページなどからUNICODE文字を直接コピーして、文字記入欄で貼り付けて、画面に配置することもできます。

[例] 𠮷

①文字記入欄で右クリック

②「貼り付け」を指定します。

③ユニコード文字が表示されます。

④配置します。

[例] 🚻

①文字記入欄で右クリック

②「貼り付け」を指定します。

③絵文字が表示されます。

配置します。