ウォークスルー

[メニュー]

リボンメニューの[表示(V)]メニューから[ウォークスルー(G)]をクリック

[コマンド名称]

WT

[コマンドコード]

J492

[ショートカット]

[ポップアップメニュー]

14ページ

[プルダウンメニュー]

[表示(V)][アニメーション(B)][ウォークスルー(W)]

マウスをドラッグして、簡易ウォークスルーを行います。

マウスの動きに合わせて、建物のまわりや内部を視点移動しながら動き回ることができます。

ダイアログ

①移動する方法を指定します。

[クリック、ダブルクリックで移動]

クリック、ダブルクリックで、クリックされた方向に移動します。BackSpaceキーで移動前の地点まで戻すことができます。また、クリックしてドラッグすることで、視点を中心に回りを見回せます。

[建物の内部を移動]        

マウスのドラッグにあわせて、視点と注視点が移動します。

[建物の周りを回転]        

マウスのドラッグにあわせて、注視点を固定にして、つまり建物の中心を常に見ながら、建物の周りをぐるぐる周ります。

②[☑昇り降りする]の場合、階段などがあれば昇り降りしながらウォークスルーします。

階段を昇る際に、30cm×10cm 以上の大きさを持つ平面がある場合は、踏み面として認識し、上に昇って昇降します。

また、階段を昇るときに、スクロールボタンで少し上を向いてからドラッグすると、視線があがりより自然に上方向に昇ります。

③画面表示の情報を設定します(詳細は【カメラ】コマンドを参照)。

[焦点距離]        

見る範囲(カメラの焦点距離と同じ)を設定します。初期値は「35」です。小さい値を入力すると広角、大きい値を入力すると望遠で表示されます。

[基準Z値]        

カメラの視点と注視点の高さを設定します。

④表示する項目を☑します(詳細は【アニメーション】コマンドを参照)。

[材質使用]        

設定されている材質で表示します。

[影表示]        

影を表示します。

[ワイヤーフレーム]        

3次元モデルをOpen GLを使用したワイヤーフレームで表示します。

[DRA-CADで描画]        

[☑ワイヤーフレーム]の場合に、Open GLを使用しないでDRA-CADで表示します

⑤現在の画面表示がパース表示の場合に、現在の表示からウォークスルーが実行されます。パース表示でない場合は、平面図表示になり視点と注視点を指定すると、ウォークスルーが実行されます。

[パース表示でない場合]


操 作

1.パース表示の場合は、[現在のビューから実行]をクリックします。

パース表示でない場合は、[OK]ボタンをクリック後、視点と注視点を指定すると、パース表示します。

例:パース表示でない場合

2.パース表示の画面でカーソルが表示されますので、マウスをドラッグすると、十字とラバーバンドが表示されます。ドラッグ操作でウォークスルーを行います。

例: [建物の内部を移動]/[☑ 材質使用]

ドラッグするとドラッグする方向に進みます。

階段で[☑昇り降りする]の設定の場合

階段(段差のある場所)に向かってドラッグした場合、階段に到着すると階段を昇り降りします
(段差に従って視点・注視点のZ値が変化します)。

上下方向 ················· 視点の高さ一定で前進・後退

左右方向 ················· 視点を中心に注視点が左右に回転

[Shift]+上下方向 ········ 注視点方向に前進・後退

[Shift]+左右方向 ········ 視点を中心に注視点が左右回転

[Ctrl]+上下方向 ··········視点・注視点ともに上下に平行移動

[Ctrl] +左右方向 ·········視点・注視点ともに左右に平行移動

[Shift] + [Ctrl] +上下方向 ·· 視点を中心に注視点が上下に回転

[Shift] +[Ctrl] +左右方向 ·· 視点を中心に注視点が左右に回転

ホイール回転 ·············視点を中心に注視点が上下に回転

左ダブルクリック········クリックした位置に視点移動


[クリック、ダブルクリックで移動]の場合

パース表示されたところから、下記の操作が行えます。

1.クリックまたはダブルクリックで、クリックされた方向に移動します。

例:マウスの位置でクリックする

クリックされた方向に移動する

移動量は下記の通りです。

クリック:1m、[Shift]+クリック:2.5m、ダブルクリック:5m、[Shift]+ダブルクリック:10m

2.Ctrlキーを押してダブルクリックすることで、クリックされた地点に移動します。

例:マウスの位置で[Ctrl]+ダブルクリック

クリックされた地点に移動する

★ [BackSpace]キーで一つ前の視点位置に戻れます。

3.クリックしてドラッグすることで、視点を変えずに注視点を回転します。回りを見回すことができます。

例:クリックしてドラッグする

クリック後、左へドラッグ

クリック後、右へドラッグ


[建物の周りを回転]/[☑材質使用]:パース表示でない場合

[OK]ボタンをクリック後、視点と注視点を指定すると、パース表示します。ドラッグ操作で注視点を中心に周りを回るように移動します。

上下方向 ·················· 注視点を中心に視点が上下に回転

左右方向 ·················· 注視点を中心に視点が左右に回転

[Shift] +上下方向 ··········· 注視点方向に前進・後退

[Shift] +左右方向 ··········· 視点を中心に注視点が左右に回転

ホイール回転 ·············· 視点を中心に注視点が上下に回転