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 ミラーガラス反射

[リボンメニュー]

[法規(R)]メニュー→[ミラーガラス反射(8)]

[コマンド名称]

SUNMR

[コマンドコード]

J777

[ショートカット]

[ポップアップメニュー]

[プルダウンメニュー]

[建築(K)][ミラーガラス反射(G)]

ミラーガラス面で反射された太陽光の反射形状図を作成します。

コマンドを実行すると自動的に計算を開始します。計算が終わると、反射形状図を作成します。

[パース表示]        


ダイアログ

①赤緯、均時差を設定します。

[計算日]

冬至/立冬/秋分/立秋/夏至/立夏/春分/立春/任意日から選択します。

[任意日]

[計算日で「任意日」を選択した場合に日付を入力します。

(例)2000年3月3日の場合

2000/03/03または2000/3/3

[赤緯]        

[計算日]で「任意日」を選択した場合に赤緯を度または度分秒で設定します(「任意日」以外は自動的に設定されます)。

(例)-20度30分45秒の場合

-20.5125または-20/30/45

[均時差]        

[計算時]で「中央標準時」を指定した場合に均時差を分または時分秒で入力します(「真太陽時」は自動的に設定されます)。

(例)10度38.4秒の場合

10.64または10/38.4

②計算時(真太陽時または中央標準時)を設定します。


③緯度、経度、真北方向を設定します。
[緯度経度]        

緯度、経度を度または度分秒で設定します。

(例)36度の場合

36

36度30分45秒の場合

36.5125または36/30/45または36:30:45

[真北方向]        

敷地のY軸に対する角度を度または度分秒で設定します。

ダイアログに表示される方位表示は、ダイアログの上向きを図面のY軸正の向きとして表示しています。

(例)10度の場合

10

-10度30分00秒の場合        

-10.5(または-10:30:0と入力し、ボタンをクリック)

④ミラーガラス面

ミラーガラス面の図形のレイヤーを指定します。

⑤受光面

反射形状図を作図したい受光面の図形のレイヤーを指定します。

⑥計算除外レイヤー

反射計算の対象から除外したい図形がある場合に☑し、図形のレイヤーを指定します。

複数のレイヤーを指定する場合は、番号の間に「,」を入力します。

(例)10番と20番と30番レイヤーを指定する場合

10,20,30

通し番号でレイヤーを指定する場合は、番号の間に「-」を入力します。

(例)10番から100番レイヤーを指定する場合

10-100

⑦反射形状図

作成される反射形状図について設定します。

[レイヤー]

レイヤーを指定して作成する場合にチェックし、レイヤー番号を設定します。

チェックしない場合はアクティブレイヤーで作成されます。

[時刻文字列を書く]

時刻文字列を記入する場合に☑します。

[文字サイズ]ボタン

文字サイズ設定ダイアログを表示し、時刻文字列の文字サイズを設定します。

[計算時刻ごとにレイヤー変更]

計算時刻ごとに反射形状図のレイヤーを変更する場合に☑します。

[ミラー面と同じカラーで作図]

ミラー面と同じカラーで反射形状図を作成する場合に☑します。

[計算日、時刻をレイヤー名に設定]

計算日、計算時刻をレイヤー名に設定する場合に☑します。

[☑計算時刻ごとにレイヤー変更]の場合に有効です。

[受光面と同一平面上にも作図]

反射形状図を受光面と同一平面上にも作成する場合に☑します。

☐の場合は、受光面上にのみ反射形状図を作成します。

[計算最大領域(km)]

反射形状図を作成する最大領域(単位:キロメートル)を設定します。

[☑受光面と同一平面上にも作図]の場合に有効です。

⑧計算時間帯を設定します。

(例)8時の場合

8

8時30分45秒の場合

8.5125または8:30:45

⑨計算時刻を設定します。

[計算間隔]        

指定したピッチで反射形状図を計算する場合に☑し、計算ピッチを入力します。

[任意時刻]        

指定した時刻の反射形状図を計算する場合に☑します。複数設定したい場合はカンマで区切ります。

(例)12時30分45秒の場合

12.5125または12:30:45

9時と9時30分の場合

9,9.5または9,9:30

⑩光の経路作図

太陽光と反射光の3D形状をミラー面から設定した[長さ]で作成します。

[太陽光]        

ミラー面への太陽光形状を作成する場合にチェックし、レイヤーを指定します。

[反射光]        

受光面への反射光形状を作成する場合にチェックし、レイヤーを指定します。

操 作

1.ミラー面(青色の面)と受光面(赤色の面)を設定し、緯度経度などの設定を行った後、[OK]ボタンをクリックすると、計算が始まり反射形状図が作成されます。

[3次元表示]

[反射形状図のみ]

[光の経路も作図]


補足